シティソウルバンドPenthouse(ペントハウス)は、東京大学の音楽サークル出身の6人で2018年に結成されました。
Penthousがユニークなのは東大出身のバンドというだけでなく、メンバーがすごい特技を持ち、さらには会社員やピアニスト兼YouTuberなど他に仕事をしながら音楽活動をしている点です。
結成直後からポップセンスと歌や演奏力の高さから注目を集め、デビューから1年程でV6に楽曲提供をしています。
2021年にリリースされた6thシングル「26時10分」と7thシングル「…恋に落ちたら」は、YouTubeやサブスクの再生回数がバンド史上最速ペースで急伸。
今回は、楽しみながら音楽活動をしている洗練されたバンドPenthouseをご紹介していきます!
▼インタビュー記事はこちら!
▼インタビュー記事はこちら!
目次
東大発のバンドPenthouseとは?
Penthouseの由来についてメンバーがハッキリと説明したことはまだありませんが、YouTubeのチャンネルではメンバーが談笑しながら、『由来はペントハウスで生活したいからにしよう』と後付けしています。
あまり馴染みのないシティソウルとは、「ジャンルを越えて融合した洗練されたポップ・ミュージックで、ヒップホップ以降のグルーヴを備えた音楽」と定義される、シティポップから派生したソウルミュージックです。
Penthouseは、東京大学の音楽サークルPOMPのOB合宿をきっかけに、元々ハードロックバンドをしていたヴォーカルの浪岡真太郎さんを中心として結成。
「日常をちょっとおしゃれに彩る音楽」をコンセプトとして、Maroon5の1stアルバム「Songs About Jane」のような音楽を目指して活動を始めました。
こういう音楽をやろうと集まったわけではなく、大人数になってもみんなの相乗効果でよくしていけるバンドを目指して結成。人間性も含めて楽しくやっていけそうなメンバーを集めました。
結成から事務所に所属せずにフリーで活動しており、YouTubeやSNSにオリジナル曲やカバー曲などを投稿しています。
2019年6月に1stシングル「Fireplace」を公開すると、パワフルなツインヴォーカルとグルーヴィーで確かな演奏力から話題に。
発表されているオリジナル曲はまだ少ないですが音楽性の高さから注目を集め、デビューから1年程の新人バンドとしては異例の、V6のシングル「Its my life/PINEAPPLE」のカップリング曲「ただこのまま」を提供しています。
2020年12月に刊行されたコンピレーションアルバム「City Soul:Sparkle – Today’s Soul, AOR & Blue Eyed Soul」の5曲目に「Fireplace」が収録。
このシリーズの監修者であるブラックミュージック専門誌bmrの元編集長小渕晃さんが、『前半のハイライトとして選曲しました。その前の曲達は「Fireplace」を聴いてもらうためのものです(笑)』と言ってしまうほど絶賛しています。
音楽性の高さに加えて、メンバーのほとんどは仕事を持つ社会人でありピアニスト兼YouTuberをしていたり、個性の強いキャラクターでも人気です。