あぶらこぶ ‐ スマホから名曲を生み出す女子高生アーティスト! その経歴や魅力とは…?

あぶらこぶ ‐ スマホから名曲を生み出す女子高生アーティスト! その経歴や魅力とは…?

YouTubeやインディーズアーティスト音楽配信サイト「Eggs」を中心に活動するシンガーソングライター/トラックメイカーの「あぶらこぶ」

現役女子高生という若さで自ら作詞作曲を手掛ける才能溢れるクリエイターであり、音楽番組「バズリズム02」の恒例企画「コレがバズるぞベスト10 (2021)」にもランクインするなど、ネクストブレイクが期待される新世代アーティストの1人です。

全ての楽曲をiPhoneに同梱されている無料アプリ「GarageBand」で制作しており、クオリティの高い楽曲の数々は無料アプリで制作したとは思えないほどの高い完成度を誇ります。

今回は、そんな「GarageBand」のみで楽曲制作を行う“がれーじばんだー”こと、「あぶらこぶ」のプロフィールや経歴、オススメ曲についてたっぷりとご紹介していきます!

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あぶらこぶのプロフィール

プロフィール

  • 活動名義:あぶらこぶ
  • 本名:非公開
  • 生年月日:2004年3月13日
  • 年齢:17歳(2021年現在)
  • 出身地:奈良県

現役女子高生の“がれーじばんだー”

「あぶらこぶ」は作詞・作曲・トラックメイクを自ら手掛ける奈良県在住のシンガーソングライター/トラックメイカーです。

現在も高校に通学しながら音楽活動を行う現役女子高生であり、無料アプリ「GarageBand」を駆使して制作した楽曲をYouTubeや音楽配信サイト「Eggs」に投稿しています。

「GarageBand」のみで楽曲を制作するクリエイターであることから自らを“がれーじばんだー”と称しており、独学で習得したとされるトラックメイクのスキルの高さは、同アプリで楽曲制作をした経験のあるユーザーが「本当にGarageBandで作ってるの!?」と驚愕するレベルの腕前です。

あぶらこぶの素顔

現役女子高生のシンガーソングライター/トラックメイカーということでその素顔が気になるところですが、現在では顔出しでの活動を一切行っておらず素顔は謎に包まれています。

現役の高校生ということもあり、普段の日常生活に支障が生じてしまわないように素顔を隠したまま音楽活動を行っているのかもしれません。

アーティスト写真には素顔の代わりに、自身で落書き程度に描いた絵を友人やアートディレクターが形にした可愛らしいイラストを使用しています。

あぶらこぶの名前の由来

なかなか見かけることのない”あぶらこぶ”という特徴的な名前に込められた意味が気になりますよね!

本人も名前の由来についてよく聞かれるとインタビューで語っていましたが、実際には特に深い理由はなくノリで決めたとのこと。

MEMO

かっこいい名前よりかは、ヘンテコな名前のほうが自分に合っている思い、たまたま思いついたのが”あぶらこぶ”という名前だったそうです。

「GarageBand」との出会い

4歳の頃に2年間ピアノを習っていたこともあり、幼少期から音楽に触れて育ったあぶらこぶ。

中学1年生になったある日、どんな音楽を聴いてもときめかなくなってしまったことから「自分がハマれる音楽を自分で作りたい」と思うようになり自ら作詞・作曲を始めました。

当初はピアノを弾き語りながら曲を作っていましたが、中学2年生の秋に自分のスマホを持ち始めたことがきっかけで「GarageBand」と出会い、同アプリで楽曲制作を行うようになります。

MEMO

このことについてあぶらこぶは、上手く弾けなかったピアノでの曲作りはできることが限られていたが、「GarageBand」に出会ってからは「自分が自由にやりたいと思ったことができるようになった」と語っています。

「GarageBand」を通して独学でトラックメイクのスキルを身につけたあぶらこぶは、高校生になるとYouTubeやEggsへ楽曲投稿を開始。

楽曲の完成度の高さから音楽ファンや「GarageBand」を同じく使用しているユーザー、同年代のリスナーを中心に注目を集めます。

「GarageBand」との出会いがあぶらこぶの音楽活動において大きな影響を与えました。

あぶらこぶの音楽遍歴

小学5年生の時に母親のスマホから流れてきたKANA-BOONの「ないものねだり」を聴いたことがきっかけで、バンドを中心に様々な音楽を聴くようになり、その時期から日常生活に音楽が欠かせなくなったそうです。

MEMO

人生で一番最初に購入したアルバムはKANA-BOONのアルバム「DOPPEL」とのこと。

好きなバンドにはハヌマーンを挙げており、自分の言えないことを代弁してくれるような歌詞が特に好きだとハヌマーンへの愛を語っていました。

また、元ハヌマーンのボーカル兼ギタリストである山田亮一のことを「音楽を始めたきっかけであり永遠に憧れる人」と尊敬しています。

一度は音楽にときめかなくなってしまったあぶらこぶですが、自ら楽曲制作を行い始めて以降は、邦楽を中心にたくさんのアーティストの楽曲を聴いているそうです。

最近よく聴く曲として、映画「ラ・ラ・ランド」のサウンドトラックやaikoの「学校」、冬になると聞きたくなる曲には、キイチビール&ザ・ホーリーティッツの「世の中のことわからない」などを挙げています。

あぶらこぶの経歴

2016年、中学1年生の時にピアノを使用してオリジナル楽曲の作詞・作曲を開始。

2017年の秋に自身のiPhoneを手に入れたことで、ピアノから「GarageBand」へと切り替えて楽曲制作を行うようになります。

独学で「GarageBand」を使用した楽曲制作方法を身につけ、トラックメイクのスキルを磨いていき、2019年8月26日、高校へと進学したあぶらこぶはオリジナル楽曲『プラスチックララバイ』をYouTubeにて初投稿。

その後も約1ヶ月毎という驚異的なスパンで『Wednesday』『曖昧な季節』などの新曲を次々と発表しました。

MEMO

音楽活動の中で勢いで曲を作る「速さ」を大切にしており、自身の楽曲制作においてセンスと速さを誇りに思っていると口にしています。

2019年12月20日、中学生の時にピアノの弾き語りで作詞・作曲を行った楽曲を「GarageBand」でアレンジした『あお』のMVをYouTubeにアップロードしました。

2020年7月22日に自身初となるCD『tumbler』を1コインでタワーレコードの一部店舗とオンラインサイトでリリース。

MEMO

tumbler』は2021年の4月28日からタワーレコード全店で購入できるようになりました。また、CDジャケットの仕様も一部変更されています。

同日、Spotifyをはじめとした各種サブスクリプションでの楽曲配信を開始し、AppleMusicのプレイリスト「ブレイキング:J-POP」に選出。

2020年7月29日、楽曲『儚砂』のMVを自身で描いたイラストに添えてYouTubeに投稿し、楽曲制作に加え、イラスト制作の才能も発揮しました。

2021年1月9日に放送された日本テレビ系列の人気音楽番組「バズリズム02」の番組内にて、毎年行われる恒例企画コレがバズるぞベスト10 (2021)」の14位にランクイン。

2021年1月にSpotifyの公式プレイリスト「キラキラポップ:ジャパン」に楽曲『春眠』が選出されました。

2021年3月21日、自身初となる全国流通盤ミニアルバム『navel』をタワーレコードのEggsレーベルよりリリース。

また、同アルバムが全国のタワーレコードスタッフが注目するアーティストをピックアップする名物企画「タワレコメン」3月度のプッシュアイテムに選出されました。

2021年4月28日、文化放送「レコメン」にてラジオ初出演を果たします。

「コレがバズるぞベスト10 (2021)」のランクインを機に音楽ファンのみならず、一般層にまでその知名度を着々と広げているあぶらこぶ。

彼女の音楽がたくさんの人のもとに届く日もそう遠くはないかもしれません。

ネクストブレイクを予感させるあぶらこぶの今後の動向に注目です!

あぶらこぶのオススメ曲

あぶらこぶは耳心地の良い個性的なハスキーボイス、高いトラックメイクスキルから生み出される中毒性の高いポップなメロディが特徴的なアーティストです。

「GarageBand」のみで制作したクオリティの高い楽曲の数々は、無料アプリで制作したということを忘れてしまうほど高い完成度を誇ります。

同年代の共感を得る詩的なセンスを感じさせる繊細な歌詞にも注目!

あぶらこぶはインタビューで「みんながみんな同じ受け取り方をするような歌詞は書きたくない」と口にしており、リスナーそれぞれの解釈によって想像を膨らませられる歌詞を書くことを大事にしているそうです。

ここでは、特定のジャンルに囚われないバラエティに富んだあぶらこぶのオススメ曲をたっぷりとご紹介していきます!

花になる

2021年3月21日にリリースされた自身初の全国流通盤ミニアルバム『navel』のリード曲となる『花になる』。

人間の発する言葉や心、感情といった要素と花・植物の特徴を重ね合わせた詩的な歌詞と春らしさを感じさせるキャッチーなピアノのメロディが印象的な楽曲です。

新学期や新生活を迎える春の不安や期待が入り交じった感情に優しく寄り添ってくれる曲となっています。

宇宙船

クラップ音が印象的な疾走感のある楽曲『宇宙船』。

こちらも、ミニアルバム『navel』に収録されています。

軽快なテンポが心地よいアップテンポのナンバーであり、あぶらこぶ自身もアルバム内でかなり気に入っている曲と口にしていました。

幻想的な世界観とキュートな可愛らしさが詰まったリリックビデオにも注目です。

春眠

ミニアルバム『navel』に収録されている故事成語「春眠暁を覚えず」をイメージした楽曲『春眠』。

同じく春を題材とした『花になる』とは打って変わり、三拍子のピアノのメロディが、どこか哀愁を帯びたミステリアスな春の雰囲気を醸し出しています。

サビの「溶けた記憶鮮明になる見開き2ページの世界」といった独特のワードセンスも印象的です。

ネオンを喰らう

エレクトロサウンドが特徴的な楽曲『ネオンを喰らう』。

イントロの電子音の軽快なメロディから始まり、サビで一気に盛り上がるアップテンポな楽曲です。

こちらは楽曲のみならず、MVもiPhone一台であぶらこぶ自らが手掛けています。

tumbler

tumbler』は2020年7月22日にリリースされたミニアルバム『tumbler』に収録されている表題曲です。

駆け抜けるような爽快感と少しの寂寥感が混在する中毒性の高いポップなピアノのメロディが魅力の楽曲となっています。

溶けるような悲しい感情を受け止める器として「タンブラー」という単語を用いており、あぶらこぶ独特のワードセンスが光る歌詞にも注目して聴いて欲しい一曲です。

最後に

現役女子高生という驚きの若さで突如として邦楽シーンに現れたシンガーソングライター/トラックメイカーのあぶらこぶ。

若くして開花したその才能の成長速度は未だ未知数であり、今後のさらなる飛躍が期待されます。

「GarageBand」で制作した高い完成度を誇る楽曲、リスナーを独自の世界観へと惹き込むハスキーな歌声、同年代の共感を生む繊細かつ詩的な歌詞はどれも唯一無二であり、彼女のオリジナリティそのものと言えるでしょう。

まだまだ未知なる可能性を秘めたあぶらこぶが気になったという方は、ぜひ今の内から彼女のことをチェックしてみてください!

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