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菅原圭、2022年の躍進 初のアルバムも
さて、素顔はほぼ明かされていない菅原圭ですが、ミュージシャンとしての注目度は既にかなりの高まりを見せています。
Spotifyが推薦する10組の国内ミュージシャン「RADAR: Early Noise 2022」に選出されていることからも、その躍進ぶりがわかるのではないでしょうか。
そんな菅原圭は、これまで配信シングルという形で作品をリリースしてきましたが、12月14日に1stデジタルアルバム『round trip』をリリースしました。
とうとう日付変わり次第
菅原圭の1st Digital Album『round trip』が配信リリースされます〜!https://t.co/0L6ogDMwC7
Apple MusicとSpotifyで事前にライブラリ追加予約できますのでぜひ🎉
#菅原圭 #roundtripJacket Illust:可 @996beshi
— 菅原 圭 (@miasakana) December 13, 2022
アルバムタイトルは「往復」の英訳。菅原圭が楽曲を作り、クリエイターが編曲し、それがまた菅原圭自身の手元に戻ってくるという制作の道のりを表したものだといいます。
楽曲だけでなく、菅原圭自ら依頼したというイラストレーター「可(べし)」によるアートワークの美しさも目を惹く、印象的な作品に仕上がっています。
アルバムには2022年11月時点までの最新リリース作品であり、春野とのコラボによる楽曲「celeste」や、新曲「lien」も収録。
ひとつのアルバムとして聴く作品には、これまでシングルとしてリリースされ聴かれてきた個々の曲の魅力とは、また違った味わいが感じられるのではないでしょうか。
今後の作品リリースや様々な活動もチェックしておきたいところですね。
春野、くじら、PSYQUI…多様なアーティストとのコラボにも注目
菅原圭は自ら作詞・作曲を行っていますが、編曲は他のアーティストに委ねており、それが楽曲の世界をさらに多様で多彩なものとしています。
編曲に限らず、様々なアーティストとのコラボは菅原圭の楽曲を大きく特徴づけてきました。
1作目の配信シングル「フライミ」はPSYQUIが編曲。その後「レモネード」にも参加しています。
菅原圭の作るキャッチーなメロディや訴求力のある歌詞が、配信を通じて広がっていく上で、このコラボはキーになっていたといえるでしょう。
ボーカロイド曲の分野で活躍しているくじらによる提供曲「ブランケット」の柔らかくしっとりとした雰囲気や、TOOBOEとコラボしたロック色の強い「ABAKU」も、菅原圭の作品世界により一層の奥行きを与えるものとなっています。
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先ほども曲名を挙げた「celeste」は、こちらも今注目のシンガーソングライターである春野とのコラボ作品。
この曲では春野もボーカルをとっていて、ツインボーカルが心地よく溶け合うような構成になっています。
春野について菅原圭は「友人であり1人のアーティストとして尊敬している」とコメントしており、春野も菅原圭との制作過程を「ずっと刺激的で楽しい」と評していて、お互いへの敬意や信頼が成しえたコラボだといえそうです。
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また、菅原圭が他の企画に参加したものとしては、コラボシリーズ「MAISONdes」に参加した楽曲「Cheers feat. Tani Yuuki, 菅原圭」が挙げられます。
Tani Yuukiとの、透き通った歌声のハーモニーは必聴です。
この先も活躍・活動の幅、作品の幅を広げていってくれそうな菅原圭に期待が高まりますね。
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