奈良県といえば、修学旅行の定番というイメージの方も多いのではないでしょうか。
世界遺産にも登録されている東大寺や奈良の大仏、鹿と触れ合える奈良公園などが有名ですよね。
今回は、そんな歴史溢れる奈良の街並みに囲まれて育った歌手やアーティストをご紹介したいと思います。
目次
奈良県出身の有名アーティスト
堂本剛(Kinki Kids)
ジャニーズの人気ユニットKinki Kidsのメンバーとして人気を誇る堂本剛さんは、1997年に「硝子の少年」でCDデビューを果たしました。
当時、この曲の作曲を山下達郎さんが担当したことや、それまでのアイドルソングとは打って変わって大人っぽい雰囲気の楽曲が話題となり、オリコンチャート初登場第1位を獲得しました。
Kinki Kidsは、デビューから現在に至るまでリリースした全てのシングル曲が首位に輝いており、ギネス世界記録にも認定されています。
10代の頃に番組を通して吉田拓郎さんやTHE ALFEEの坂崎幸之助さんからギターを習得した彼らは、作詞作曲も手掛けるようになり、現在もその才能を生かして魅力的な楽曲を次々と生み出しています。
また、堂本剛さんの活動はKinki Kidsのみにとどまらず、その高い歌唱力を生かして自身のバンドENDRECHERIのヴォーカルとしても活躍しています。
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青山テルマ
着うたの女王といえば、多くの人が思い浮かべるのが青山テルマさんではないでしょうか?
2008年1月23日に発売したシングル「そばにいるね feat.SoulJa」は、着うたフルでダウンロード数200万回を突破し、「日本で最も売れたダウンロード・シングル」としてギネス世界記録にも認定されました。
この曲は、青山さんの2作目のシングルで、前作の「ここにいるよfeat.青山テルマ」のアンサーソングとなっています。
クレジットで青山さんとSoulJaさんの名前が入れ替わっているように、2作目では青山さんがメインパートの歌唱を務め、歌詞の内容も女性目線になっています。
同年、青山さんは「そばにいるねfeat.SoulJa」で第58回紅白歌合戦への出場を果たしました。
加護亜依
加護亜依さんは、一世を風靡したアイドルグループ「モーニング娘。」の第4期生として活躍しました。
加護さんは、モーニング娘。の9thシングル「ハッピーサマーウエディング」で初めて楽曲に参加し、主要メンバーとして高い人気を誇りました。
身長150㎝以下のメンバーを集めて結成されたミニモニでは、矢口真里さんや辻希美さん、ミカさんと共にメンバーとして活動し、2001年に発売したシングル「ミニモニ。ジャンケンぴょん!」は、2週連続オリコンチャート第1位に輝きました。
この曲はテレビ東京系「おはスタ」の挿入歌として起用され、明るくアクティブな楽曲で日本の朝に元気を届けていました。
この他にも、辻希美さんと結成したユニットWとして活躍しました。
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城島茂
ジャニーズ屈指のバンドグループTOKIOのリーダーである城島茂さんは、愛嬌のあるキャラクターで幅広い年代から愛され、バラエティー番組でも引っ張りだこです。
生まれは千葉県なのだそうですが、数か月で奈良県に引っ越したため、ジャニーズに入所するまでこの地で育ちました。
TOKIOは1994年9月21日に「LOVE YOU ONLY」でCDデビューを果たすや否や、その2か月後には武道館公演を敢行し、同年の年末には第45回紅白歌合戦への出場を果たしました。
アイドル事務所所属のグループではありますが、その演奏技術はプロミュージシャンも認めるほど高く、中島みゆきさんや椎名林檎さんなど、名だたるアーティストが楽曲提供をしています。
THE ORAL CIGALETTES
THE ORAL CIGALETTESは、2010年に奈良県で結成された4人組ロックバンドです。
2012年、音楽事務所4社が共同で開催したオーディション「MASH A&R」で初代グランプリの座を手にし、その後、新進気鋭のバンドグループとして着実に活躍の場を広げていきました。
2017年に発売された8thシングル「BLACK MEMORY」が、映画「亜人」の主題歌に起用されたことで、さらに知名度が高まりました。
2019年には、主要都市でライブツアーを開催し、ファンからの人気はうなぎ上りで、ツアー最終公演の横浜アリーナのチケットは完売し、超満員の中ライブは成功を収めました。
その後、自身初の海外ツアー「KK Tour 2019」を敢行するなど、彼らの勢いはとどまるところを知りません。
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JITTERIN’ JINN
1986年に奈良県で結成されたバンドJITTERIN’ JINNは、東京や大阪、名古屋などを中心にライブ活動を続け、1989年に「エヴリデイ」でメジャーデビューを果たしました。
1990年には立て続けにヒットソングをリリースし、彼らの代表曲となった「にちようび」は、週間オリコンチャートで初登場第1位を獲得しました。
分かりやすいながらも記憶に残る2ビート主体のリズム感と明るくポップな曲調でファンを獲得していきました。
現在は活動休止状態が続いていますが、2019年にはJITTERIN’ JINNの公式YouTubeチャンネルが開設され、彼らのミュージックビデオが公開されています。
三木道三
三木道三さんは、日本を代表するレゲエミュージシャンです。
1992年から奈良や京都を中心に音楽活動を始めました。
翌年、ジャマイカを訪れた際に出会ったレゲエに衝撃を受け、日本に帰国後はレゲエDJとして活動するようになりました。
三木さんの最大のヒットソングは2001年に発売されたシングル「Lifetime Respect」です。
彼はこのシングルで、レゲエ史上初のオリコンチャート第1位という偉業を成し遂げました。
誰もがどこかで必ず聞いたことがある、そんな名曲ではないでしょうか。
三木さんは2002年から活動を休止していましたが、2014年にはDOZAN11に改名して活動を再開しています。
直近では、友人でもある俳優の窪塚洋介さんとコラボし、卍LINE&DOZAN11としてYouTubeで「ワレワレワ」という曲を配信するなど、レゲエミュージックをさらに盛り上げ続けています。
ココロオークション
2011年に奈良県で結成され、活動を始めたバンド、ココロオークションは、同年に開催された関西最大の音楽コンテスト「eo Music Try 2011」で優勝を勝ち取ります。
なんとこの大会には人気バンドKANA‐BOONも参加していたそうで、彼らを抑えての優勝でした。
2016年にはギタリストとしてテンメイさんを正式メンバーに迎え、1stアルバム「CANVAS」を発売し、メジャーデビューを果たしました。
ヴォーカルの粟子さんの柔らかく透明感のある歌声は関西でもデビュー前から高く評価されており、聞いている人にダイレクトに楽曲の魅力を届けられる力があります。
青春時代の甘酸っぱい恋物語を描いた楽曲「蝉時雨」「夏の幻」「雨音」「線香花火」では、ミュージックビデオがショートストーリー仕立てになっており、見事に楽曲と映像がマッチした作品になっています。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
改めてまとめてみると、奈良県からはバラエティー豊かなアーティストがたくさん輩出されていることが分かりました。
個人的には、音楽のジャンルは違えども、皆さんどこか品がある方が多い印象でした。
今の時代はYouTubeに自身のチャンネルを開設している方も多いので、気になるアーティストの楽曲をぜひチェックしてみてください。
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