日本最大の湖である琵琶湖を抱える滋賀県。
彦根市のマスコットキャラクター「ひこにゃん」の人気もあり、近年注目度が高まっています。
滋賀県といえば、陸上の桐生祥秀選手やサッカーの乾貴士選手など多数の有名スポーツ選手が輩出されていますが、アーティストにはどのような方々がいるのでしょうか?
今回は、滋賀県出身の歌手・アーティストについてご紹介させていただきます。
目次
滋賀県出身の有名アーティスト
UVERworld
- TAKUYA∞(滋賀県草津市出身)
- 克哉(滋賀県草津市出身)
- 信人(滋賀県草津市出身)
- 誠果(滋賀県草津市出身)
- 彰(滋賀県草津市出身)
- 真太郎(滋賀県大津市出身)
「UVER」の愛称で親しまれる6人組ロックバンド、「UVERworld」。ドラマやアニメなどのタイアップも数多く手掛けており、メディア作品からファンになった方も多いのではないでしょうか。
そんな「UVERworld」は、メンバー6人全員が滋賀県出身。結成も滋賀県の草津市で行われました。
バンド名の由来は、「超える」という意味のドイツ語の「über」と英語の「over」を合わせたものに、彰さん考案の「~world」を加えたもの。「自分たちの世界をも超える」という想いが込められています。
2000年に前身バンド「SOUND極ROAD」を結成し、2003年にバンド名を現在の「UVERworld」へと改名しました。その後、2005年に1stシングル「D-tecnoLife」でメジャーデビュー。2006年12月には一時活動休止が発表されましたが、翌月には活動再開しました。
そして2008年、12thシングル「儚くも永久のカナシ」が初のオリコンランキング1位を記録。同年には初の日本武道館単独公演も成功させ、その名を世間に知らしめました。
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西川貴教(T.M.Revolution)
バラエティ番組やドラマにも出演し、タレント・俳優としても活躍している西川貴教さん。奇抜なファッションで風に吹かれる「HOT LIMIT」のPVは、あまりにも有名です。
そんな西川さんは、滋賀県野洲郡野洲町出身。毎年9月には、西川さん主催の「イナズマロックフェス」を滋賀県草津市で開催しています。
西川さんが音楽に出会ったのは、小学校高学年の頃。ラジオで洋楽に触れ、中学校の文化祭でコピーバンドのボーカルとして初めてステージに立ちます。それがきっかけで歌に目覚め、以降は音楽一筋の人生に変わりました。
1996年にソロプロジェクト「T.M.Revolution」の活動を開始し、1997年には第48回NHK紅白歌合戦に出場。その後の1999年には同業者である吉村由美さんと結婚されました。
西川さんといえば、アニメファンからの人気が高いことも特徴的です。「るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-」や「機動戦士ガンダムSEED」では、主題歌の提供だけに留まらず、声優として作品に出演もされています。
Twitterでは頻繁にアニメ関連のツイートをしており、本人も生粋のアニメファンであることが伝わってくるでしょう。
山崎まさよし
滋賀県大津市生まれの山崎まさよしさん。ライブではギターやピアノの弾き語りをすることが多いですが、レコーディングではその他にも数多くの楽器を弾きこなし、楽曲によっては全てのパートを一人で担当することもあるそうです。
山崎さんが音楽活動を始めたのは、中学生の時。
当時はドラム担当で、多くのバンドから引っ張りだこになるほどの実力でした。
シンガーソングライターとしての活動は、高校卒業後から始まりました。ライトニン・ホプキンスの楽曲を聴いたことでブルースに感銘を受け、ギターの弾き語りと自身での作曲・作詞をするようになります。
1995年に1stシングル「月明かりに照らされて」でメジャーデビュー、1996年には後にSMAPがカバーし有名となる「セロリ」をリリース。
1997年に代表曲である「One more time, One more chance」をリリースしました。当時のオリコン週間ランキングは18位と意外にも控えめでしたが、リリース後徐々にチャートを上昇するロングヒットで知名度が急上昇しました。
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Ken(L’Arc~en~Ciel)
日本を代表するロックバンド「L’Arc~en~Ciel」のギター・コーラス担当Kenさん。滋賀県米原市出身です。
Kenさんがギターを始めたのは中学生の頃。
文化祭ではオジー・オズボーンのコピーバンドでボーカルを務めていたそうです。
1992年、「L’Arc~en~Ciel」に加入。1994年のメジャーデビューを経て、1996年には5thシングル「flower」、4thアルバム「True」が初のミリオンセラーを記録するなど大人気バンドへと躍り出ました。
Kenさんは「L’Arc~en~Ciel」のメンバーの中で一番多く作曲を手掛けており、「花葬」「NEO UNIVERSE」といった100万枚のセールスを記録した楽曲達は、彼によって作られました。
他にも代表曲である「虹」や「winter fall」など数々の名曲を手掛けており、「L’Arc~en~Ciel」にとってKenさんは必要不可欠な存在だと言えるでしょう。
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Lenny code fiction
- 片桐航(滋賀県守山市出身)
- ソラ(東京都出身)
- Kazu(滋賀県湖南市出身)
- Kandai(兵庫県出身)
「Lenny code fiction」は、滋賀県で結成されたロックバンドです。
メジャーデビューは2016年と比較的若手のバンドですが、2012年の時点で前身バンド「CROMARTY」が「閃光ライオット」ファイナリストに選ばれるなど実力は証明済みです。
2020年2月時点まででリリースしたシングル5枚は全てアニメ作品とのタイアップ曲になっており、アニメファンから人気が高いバンドとなっています。
「僕のヒーローアカデミア」のタイアップ曲「Make my story」は動画再生回数250万回、「D.Gray-man HALLOW」のタイアップ曲「Key -bring it on, my Destiny-」は動画再生回数100万回を突破と、今注目が集まりつつあるアーティストです。
また、滋賀県出身のバンドということで西川貴教さん主催の「イナズマロックフェス」にも出演しており、その他数多くのロックフェスでその活躍が見られます。
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LOVE LOVE LOVE
- 寺井孝太(大阪府出身)
- 浦山恭介(愛知県名古屋市出身)
- 澤本庸平(兵庫県出身)
「LOVE LOVE LOVE」は、滋賀県出身のスリーピースバンドです。メンバー全員が滋賀県出身ではありませんが、滋賀県立大学の音楽サークルで出会ったことがきっかけで結成されました。
2009年、ミニアルバム「ソライロノオト」でメジャーデビュー。2010年には初のワンマンライブを成功させました。2017年には台湾で初の海外ツアーを開催し、国境を越えて活躍しています。
過去には楽曲制作のためにインドへ渡ったことも。そこで得た経験から生まれた通称ヒンディー盤と呼ばれる「旅に出ようe.p.」を、「インド」にかけて「110」枚限定でリリースしたことがあります。
大沢伸一
滋賀県大津市出身の大沢伸一さん。バンド「MONDO GROSSO」のメンバーであり、ソロ活動もしているアーティストです。
自身が音楽家・DJとして活動する傍らプロデューサーとしての側面も併せ持っていて、安室奈美恵さん・浜崎あゆみさん・山下智久さん・JUJUさんといったアーティストに楽曲提供をしています。
大沢さんが影響を受けたアーティストは、NEW WAVE系の洋楽やYMO等。中学生の頃からギターを始め、高校生の時にはバンドを組みベースを担当していました。
影響を受けたアーティストから分かるように、ロックやテクノといったジャンルの楽曲を主に制作しています。特に近年はアンダーグラウンドなテクノに傾倒した楽曲が多く、リミックスを手掛けることも多いです。
1991年に「MONDO GROSSO」を結成。リーダーを務め、ベースギターを担当します。そして、1993年にメジャーデビュー。しかし、1996年に他のバンドメンバーが脱退し、大沢さんのソロプロジェクトへと移行します。
その後はプロデュース活動も交え、現在に至るまで国内外問わず幅広く活動し続けています。
最後に
いかがでしたでしょうか。
滋賀県はアーティストの宝庫で、大物ミュージシャンを多数輩出しています。
ジャンルに捉われない自由な音楽性のアーティストが多く、聴き手を飽きさせない楽曲が魅力的です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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