目次
韓国ドラマ『キング・ザ・ランド』OST全曲解説 Part.3
Part 7:Fall in Love/チョン・セウン
劇中、少しずつ心を開いていくウォンのテーマ曲として流れ、彼の複雑な心を代弁するような歌詞が、ドラマの感情線を精一杯に引き上げた「Fall in Love」。
視聴者の耳を虜にした「Fall in Love」は、ヒット作曲家のキム・セジンが作曲、シンガーソングライターのHYUNKIが編曲を手掛け、“代替不可能” な感性バラードを誕生させました。
そして、柔らかい声質と曲に対する優れた解釈能力で切ないボーカルを加えてOSTの完成度を高めたのは、オーディション番組『PRODUCE 101 SEASON2』出身として知られるチョン・セウン。
シンガーソングライターとしてキャリアを築いていることはもちろん、『キム秘書はいったい、なぜ?』『赤い袖先 (原題:袖先赤いクットン) 』など、多数のヒットドラマOSTでも存在感を発揮しています。
Part 8:Is It Love (사랑인걸까/愛なのか)/ミンソ (MINSEO)
お互いに対する心が少しずつ大きくなっていくウォンとサランの心を表現し、愛する人といつも一緒にいたい気持ちと、遠ざかってしまわないかと慎重になる気持ちを歌詞に盛り込んだ「Is It Love (사랑인걸까/愛なのか)」。
『社内お見合い』『スタートアップ: 夢の扉』など、ヒットドラマOSTをともに手掛けてきた作曲家のキム・ヨンソンとソ・ジェハが、共同作業して完成させたミディアムバラードナンバーです。
ボーカルを担当したミンソは、2018年にデジタルシングル「素敵な夢」でデビューし、新曲をリリースするごとに音楽ファンの好評を得るとともに、ウェブドラマを中心に俳優としても活躍。
そして、多数の人気ドラマOSTに参加し、「今一番 “旬” なOST歌手」としての地位を固めています。
Part 9:Everyday With You/ギョンソ (KyoungSeo)
最初は言い争いばかりだったウォンとサランがいつのまにかお互い夢中になり、ぎこちないながらも二人だけの甘く初々しい恋愛を続ける中で公開された、『キング・ザ・ランド』最後のOST「Everyday With You」。
シンガーソングライターのパク・ホギョンがペク・チャンジェと共に作業し、感性的なギターサウンドとピアノの旋律で、ドラマのときめきポイントを生かした明るく軽快な曲に仕上げました。
楽曲と調和する甘く清涼な声で「Everyday With You」のボーカルを担当したギョンソは、メガヒット曲「Shiny Star (2020) /夜空の星を (2020) 」で知られ、ボーカリストとして成長を見せながら、ユニークな魅力を発散する活動を行っています。
感動とときめきを何度でも呼び起こす…『キング・ザ・ランド』OST
ドラマのストーリーに沿って視聴者の感情を引き出し、長く感動の余韻を残す役割を果たす『キング・ザ・ランド』OST。
ヒットドラマのOSTを手掛けてきた音楽監督と、秀逸なボーカルでドラマOSTに参加してきた豪華アーティストたちが集結した本作のOSTは、視聴者の感動ときめきを何度も呼び起こすと同時に、K-POPファンにとっても聴き応えある楽曲の数々で構成されています。