少女時代 今なお色褪せない名曲15選

少女時代  今なお色褪せない名曲15選

少女時代は2007年にSMエンターテインメントからデビューした9人組グループで、2014年にジェシカが脱退し、2017年にはティファニー、スヨン、ソヒョンの3人がSMエンターテインメントとの契約満了とともに違う事務所に移籍しました。

現在SMエンターテインメントに残ったテヨン、サニー、ヒョヨン、ユリ、ユナは派生ユニット「少女時代-Oh! GG」を結成して活動していますが、退所した3人は今でも少女時代に籍を置いていて、少女時代として活動するときは8人体制となります。

2010年には日本デビューも果たし「GENIE」や「Gee」が大ヒット。「第二次韓流ブーム」の火付け役としても話題になりました。現在では日韓問わず多くのガールズグループが活動していますが、ロールモデルとして少女時代の名前をあげるアイドルも多く、いまだに高い人気を得ています。

2022年8月には8人の完全体でカムバックすることが決定しました。カムバックの前に、今なお愛され続けている少女時代の名曲たちを振り返ってみましょう!!

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少女時代・人気曲

Into the new world


韓国でのデビュー曲で、韓国語では「다시 만난 세계(タシ マンナン セゲ:まためぐり会えた世界)」というタイトルになります。CDが売れないと言われてきた音楽業界で5万枚を売り上げて音楽番組でも1位を獲得するほどの人気となりました。

「理解できないことや問題があっても、光に向かって私は進む」「この世界の中で繰り返される悲しみはもうさよなら」と、デビューに向けての不安や、これからの困難に立ち向かう決意が書かれた歌詞が印象的ですが、日常で起こる問題に立ち向かう人々がこの歌詞に共感し、暴力ではなく歌うことで自分の意志を伝え始めたのです。

少女時代は政治的な歌を歌おうとしていたわけではありませんし「Into the new world」は抗議のために作られた曲でもありません。しかし、今でもデモや抗議活動があるときには「Into the new world」が歌われますし、歌謡祭など多くの人々が視聴している番組でも後輩アイドルが楽曲をカバーする場面が多くみられるようになりました。

Gee


「Gee」は少女時代を代表する大ヒット曲で、史上初の音楽番組9週連続1位という記録を樹立し、音楽配信チャートでも1位を総なめにしました。「Gee」が発売された2009年頃は次々と新しいグループがデビューしていた時代でもあり、1位を獲得することすら難しいアイドル戦国時代でした。その時期にまだ新人である少女時代が連続して1位の座を獲得したことは異例のことです。

また「Gee」は日本語バージョンでも発売され、日本以外の女性グループがオリコンシングル週間チャートで初めて2位にランクインしました。それだけではなく「日本レコード大賞」「日本ゴールドディスク大賞」では新人賞を受賞するなど、今まで韓国ドラマの人気が高かった日本で、K-POPブームが巻き起こるきっかけとなったのです。

Genie


韓国語では「願いを言ってみて」というタイトルがつけられていて、少女時代が幸運の女神となり願いを叶えてくれるという歌詞になっています。「말해봐(マレバ:言ってみて)」が歌詞の中に何度も登場するので、意味はわからなくても「マレバ」は覚えた!という方もいたのではないでしょうか。

「Genie」は少女時代の日本デビュー曲として発売され、ホットパンツにハイヒールというファッションや足を蹴り上げるような振り付け、さらに9人が一瞬の乱れもなく踊る姿とレベルの高い歌唱力が話題となり、オリコン週間チャートでは4位にランクインしました。

Oh!


イントロからレトロな雰囲気が漂ってくる楽曲で、チアガールに扮した少女時代と「好きな人に妹としてみられているのはもう嫌!」「新しい私を見て!!」という可愛らしい歌詞が印象的です。

しかし、日本語バージョンでは「好きな人には恋人がいるかも!?」「今はまだ恋人未満だけど、待てる女になる」と、少し違ったニュアンスになっており、国によって恋愛の積極さや考え方も違うんだなぁ。と考えさせられる歌詞になっています。

MEMO

韓国語バージョンのMVでは、最後に「もう1人の少女時代」が登場します。これは「Oh!」が収録されたアルバムのリパッケージアルバムとして発売された「Run Devil Run」のMVに出てくる少女時代で、コンセプトの違いがより楽しめる作品となりました。

Run Devil Run


2ndミニアルバム「Oh!」のリパッケージアルバムとして発売されましたが、黒を基調とした衣装に身を纏った姿や、今までに見たことがなかった大人の女性へとコンセプトを変更したことから、韓国では「ブラックソシ(少女時代)」と表現されました。

恋人に何人もの女性がいると知り「あなたにはもう関心がない」「もっといい女になって見返してやる」と強い言葉で非難する主人公を歌い上げています。この姿には女性ファンからも「ブラックソシかっこいい!」「最初はびっくりしたけど、いいコンセプトだ」と好評で、アルバム1枚に様々なコンセプトを持つ楽曲が収録されていたことから、曲に対しても絶賛されたアルバムです。

MEMO

「Run Devil Run」は、日本で「MR.TAXI」との両A面シングルとして発売され、収益の一部が東日本大震災の復興支援のために寄付されました。

 

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