グラミー賞5冠を達成した若き天才アーティスト、ジョン・バティステ(Jon Batiste)。
シンガー・ソングライターやピアニスト、音楽プロデューサーなど、多彩な才能を活かしてマルチに活躍している今大注目のアーティストです。
今回はそんなジョン・バティステの人気曲とその魅力について紹介していきます。
目次
ジョン・バティステのプロフィール
生年月日:1986年11月11日
出身地:アメリカ・ルイジアナ州メテリー
ジョンの生まれたバティステ家は、ピアニストやドラマーなど多くのミュージシャンを輩出しており、彼自身も幼い頃から音楽に触れて育ってきました。
8歳から家族バンドでパーカッションやドラムを担当し、11歳の時にピアノに転向。
2005年には、インディーズからアルバム「Times in New Orleans」を発表し、その後は名門ジュリアード音楽院で学士号と修士号を取得しました。
ジョンはバンド活動もしており、2015年からアメリカのトーク番組「ザ・レイト・ショー・ウィズ・スティーヴン・コルベア」でレギュラー・バンドを務めていた、Stay Human(ステイ・ヒューマン)のバンドリーダーを務めていたことでも知られています。
2018年にはメジャー・デビュー・アルバム「Hollywood Africans」をリリース。
アルバム収録曲の「Saint James Infirmary Blues」が「第61回グラミー賞」の最優秀アメリカン・ルーツ・パフォーマンス賞にノミネートされ、広く注目を集めました。
2020年にはディズニー&ピクサー映画「ソウルフル・ワールド」で劇中歌とエンド・ソングを担当し、ゴールデン・グローブ賞とアカデミー賞を受賞しています。
さらに、2022年の「第64回グラミー賞」では11部門にノミネートされ、年間最優秀アルバム賞を含む最多5部門を受賞するという快挙を達成。
彼の活躍は音楽業界だけにとどまらず、有名ファッションブランドの広告キャンペーンに起用されたり、国立ジャズ博物館の芸術監督を務めていたりとその活動の幅は広く、フォーブス誌による2016年の「世界を変える30歳未満の30人」にも選出されました。
2024年2月に授賞式が行われる「第66回グラミー賞」では、6部門にノミネートされており、受賞も期待されている今大注目のアーティストです。