ONEUS 「ステージの天才」実力派ボーイズグループの経歴とメンバー紹介

ONEUS 「ステージの天才」実力派ボーイズグループの経歴とメンバー紹介

圧倒的な歌唱力とガールクラッシュな外見から、あらゆるファン層を持つMAMAMOO(ママムー)が所属するRBWエンターテインメント。2019年、事務所初のボーイズアイドルグループがデビューしました。その名は「ONEUS(ウォノス/ワンアス)」。

2020年には世界中から注目を浴びたサバイバル番組「Road to Kingdom(ロードトゥキングダム)」に出演し、パフォーマンスの実力がさらに上がったと言われています。今後の活動がさらに期待されているONEUSについて紹介したいと思います。

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ONEUSって、どんなグループ?


ONEUSは、RBWエンターテインメントの練習生であるレイブン、ソホ、ゴニ、ファヌンの4人がRBW BOYZとして活動していたところに、イド、シオンが加入して6人組になりました。その後、グループ名を「ONEUS」としてデビューしています。

ONEUSのグループ名には「ファンひとりひとり(ONE)の力が集まって作られた僕たち(US)」という意味が込められており「僕たち(US)が一緒に集まって、ひとつ(ONE)の世界を作っていく」という抱負が含まれています。

MEMO

ファンクラブの名前は「TO MOON(トゥムーン)」で「ONEUSという地球の周りをぐるぐる周るお月さま」という意味があります。

ONEUSは、デビュー前に「MIXNINE」「PRODUCE101」という人気オーディション番組に参加した経歴を持ったメンバーで構成されていたグループであることから、既にある程度のファンを獲得していました。

2017年11月、RBWエンターテインメントは「RBW練習生による新人ボーイズグループのデビュープロジェクトをスタートさせる」と発表しました。このプロジェクトは「僕たちデビューします」というリアリティ番組として放送され、ONEUSの他に「ONEWE(ウォニ/ワンウィ)」という5人組ボーイズバンドが参加しました。

芸能事務所に所属している練習生は、毎月月末にどれだけ成長しているかを関係者やトレーナーなどに評価される「月末評価」を経験します。その評価は通常、非公開で行われるのですが「僕たちデビューします」では、ファンも参加してステージ上で自分たちのステージを披露し、評価するという形がとられました。

ダンスグループ「ONEUS」と、バンドグループ「ONEWE」という趣向が違ったグループが一緒にステージを披露したり、先輩グループや人気グループの楽曲を再構築して披露したりと、毎回違った姿を見せてくれました。

MEMO

楽曲のアレンジ力や、自分たちをどう魅せるかということまで自ら考えなければならないことから、ONEUSもONEWEも、自主制作アイドルのような高い制作スキルを持っています。

「僕たちデビューします」のイベントは日本でも開催され、ファンは成長するメンバーの姿を間近で感じることができました。2018年7月に行われた最初のショーケースは無料イベントだったため応募が殺到。750人ほどが入れる会場に5,000を超える応募があったそうです。

2018年9月27日、番組の集大成になった楽曲「LAST SONG」をデジタルシングルとして発表しました。この楽曲は「ONEUS+ONEWE」として制作されており、ONEWEの奏でるバンドサウンドに、ONEUSのダンスが合わさった新たな魅力を備える楽曲となりました。

「LAST SONG」のMVには、今までの活動映像が入っており、ONEUSとONEWEが行ってきたバスキング(路上公演)や練習風景を見ることができます。特に路上公演やショッピングモールでの演奏風景は、まるでインディーズバンドの路上ライブのような印象を受けました。

改めて考えてみるとONEUSとONEWEは、急にデビューするのではなく、一歩一歩確実に観客の前で実力をつけながらデビューへの階段を登ってきた異例のアイドルグループだと感じました。

待望のデビューと突然の活動休止

2019年1月9日、待ちに待ったデビュー日となりました。1stミニアルバム「LIGHT US」を発売したONEUSは、同日にデビューショーケースを開催し、完成形の姿を披露しました。

このショーケースでは、音楽が流れなくなるという音響トラブルがあったにもかかわらず、路上公演で身につけてきた経験を活かし、焦る様子もなく対応していました。この様子が報道されONEUSのトラブルへの対応力やステージマナーが新人とは思えない「万能ドル(万能+アイドル)」だと、関係者も驚きの声をあげていました。

また、1stミニアルバム「LIGHT US」は、発売されるや否やアメリカ、オーストラリアのiTunes K-POPアルバムチャートで1位を獲得。その他の国でもトップ10に食い込むなどデビュー早々、快進撃を見せました。

さらに、このアルバムのタイトル曲となった「Valkyrie」もドイツで1位、イギリスで2位を獲得し、海外での人気が高いことがわかりました。

MEMO

「Valkyrie」のMVは公開から4日で約200万回もの再生回数を記録しています。

しかし、デビューから2ヶ月後の2019年3月、メンバーのレイブンが健康上と個人的な事情からONEUSの活動をしばらく休止することを発表しました。デビューしてこれからというときの発表だったため、様々な憶測が飛び交いました。

事務所側は、レイブンの長期的な将来を考えてのことだと伝えましたが、脱退したまま戻らなくなるアイドルも多いことからファンは戸惑ったと思います。

その後、約1ヶ月の休養を経てレイブンは約束通りファンの前に帰ってきてくれました。公式ホームページに挨拶文を掲載したレイブン。常にいい姿だけを見せなければというプレッシャーも感じていたようです。K-POPアイドルは、いつも「かっこいい姿をお見せします」と挨拶しますが、想像もできないくらいの努力がこの言葉の中に込められているのだと思いました。

レイブンの復帰で再び6人体制となったONEUSは、日本でのイベントや2ndミニアルバムの発売と本格的な活動を行っています。2019年5月に発売された2ndミニアルバム「RAISE US」は初動売上1万2,200枚を記録し、1stミニアルバム「LIGHT US」の約4倍もの売上数となりました。

2019年8月には日本デビューも果たし、韓国と日本を行き来する多忙な毎日が続きます。その中で2019年9月には韓国で3rdミニアルバム「FLY WITH US」を発売しました。この作品は1stミニアルバム「LIGHT US」、2ndミニアルバム「RAISE US」に続く「US」シリーズの完結編となっており、今までのONEUSの活動が集約されたようなバラエティに富んだ作品となっています。

「FLY WITH US」は、アメリカビルボードのワールドアルバムチャートで15位にランクインし、タイトル曲である「LIT」は、ワールドデジタルソングセールスチャート14位にランクインしています。今までiTunesチャートで1位を獲得した経歴を持つONEUSですが、ビルボードのワールドデジタルソングセールスチャートにランクインするのは初のことでした。

2020年は更なる成長が見られる年となりました。2020年3月に発売された1stシングル「IN ITS TIME」のタイトル曲「A Song Written Easily」は、ONEUSの楽曲になかった口笛を基調とした切なさを感じさせる曲調が印象的で、前作までの「US」3部作を経てONEUSが新たなステージに移ったことを予想させる楽曲となりました。

「A Song Written Easily」は、アメリカをはじめイタリアやフィンランドなど12の地域でiTunes K-POPソングチャート1位を獲得しています。ONEUSの特徴は、アメリカやフランス、インドネシアなど普段からK-POP人気が高い国だけではなく、スウェーデンやブルガリア、トルコなど国の偏りがなく、全世界的に人気が高いことが挙げられます。

「Road to Kingdom」への挑戦

2020年4月「Road to Kingdom」にONEUSが出演することが話題となりました。この番組は、ボーイズグループの頂点を決める「Kingdom」への出演をかけた予選にあたる番組でONEUSの他にもTHE BOYZや PENTAGONなど人気グループも出演することが決定しました。

「Road to Kingdom」は、普段スポットライトを浴びている大人気グループの後ろに隠れてしまっているグループが自らのスキルアップと知名度アップを目的として作られた番組であるかのようなティザー映像まで作成され、出演するグループのファンからは心配の声もあがっていました。

実際に出演交渉も難航し、番組に出たがらないボーイズグループもあったようです。しかし、ONEUSは「Road to Kingdom」への出演を決定。この出演が今後のONEUSにとってプラスになったことは間違いないと感じます。

ONEUSは第1回目の出演で「学校暴力」をテーマに、メッセージ性がある舞台を披露しましたが、なんと最下位の7位でスタートすることになってしまいました。投票の方法が出演者の直接投票だったこともあり、壮大なパフォーマンスをしたグループに票が引っ張られてしまったようにも思えます。

2回目からは出演者投票に加え、オンライン観客投票が70%反映され、なんとONEUSは最下位から2位へと大きくランクアップしました。出演者投票のみだった1回目の競演では「客観性に欠ける」という問題点があっただけに、ファンからも「公正な投票を望む」と意見が挙がっていました。

その後も様々な舞台を披露するなど普段のONEUSの楽曲とは一味違った曲を歌い、ファンをも驚かせてきたONEUSでしたが、残念ながら優勝は掴めませんでした。しかし、ONEUSの新たな引き出しを増やしてくれたことは確実です。

番組自体もサバイバル番組ではありましたが、終始励まし合い、ポジティブな収録が行われていたことから最後にはファンも純粋に楽しめる番組だったと感じます。しかし、既にデビューして人気も獲得しているアイドルグループが時には涙しながら競い合った「Road to Kingdom」は、アイドル業界に大きな影響をもたらしました。

これからのONEUSにも注目

「Road to Kingdom」に出演したことで、以前より高い関心を浴びるようになったONEUS。番組の放送終了後に発売された4thミニアルバム「LIVED」のタイトル曲「TO BE OR NOT TO BE」は「Road to Kingdom」の最終競演で披露した「COME BACK HOME」の延長線上の楽曲となっており、再度「Road to Kingdom」の舞台を振り返るきっかけになればとメンバーも語っていました。

MEMO

タイトル曲「TO BE OR NOT TO BE」は、アメリカのビルボード「ソーシャル50」5週連続ランクインするなど、相変わらず海外でも高い評価を得ています。

2020年は新型コロナウィルスの影響で海外での活動ができなかったONEUSは、初となるオンラインコンサートを開催しました。このコンサートは自宅だけではなく日本の映画館でライブビューイングも行われ、映画館の大きなスクリーンでONEUSのコンサートが楽しめるという企画もありました。

このオンラインコンサートでは新曲披露の他にONEWEの出演もあり、まるでデビューから現在までの歴史を振り返るような内容となりました。コンサートを自宅で見られる気軽さから、SNSには「特別推しじゃなかったけど、ONEUSのコンサートを見て沼落ちしてしまった」という投稿が見られ、新たなファンを確実に獲得していました。

2021年は、ONEUSの新境地が開かれました。1月19日に発売された1stフルアルバム「DEVIL」でONEUSは驚くべきイメージチェンジを図ったのです。前作の「LIVED」は「生死」をテーマに、運命の選択をするという表現しましたが、その選択の結果が「DEVIL」で明らかになるというコンセプトを披露しました。

ONEUSはこのアルバムで、今までのビジュアルとは違ったイメージを公開したことが話題となりました。「DEVIL」ではヒョウ柄の衣装に身を包み、ハードなメイクを施したONEUSが現れ、今までの爽やかなイメージをいい意味で覆しました。ONEUSはイメージチェンジについて「ONEUSのスペクトラムには限界がないという評価を受けたいと思う」と述べています。

新たな出発となったフルアルバム「DEVIL」は、アメリカのiTunes K-POPチャート2位にランクインし、韓国でのグローバルランキングでは1位を獲得しました。グローバルチャートは、海外に住んでいるファンが自分で購入したアルバムに封入されている認証カードから登録しなければランキングに反映しないことから、たくさんのファンが実際にアルバムを手にしていることを知ることができました。

デビューから約半年での日本デビュー


ONEUSが日本デビューをしたのは2019年8月7日のことです。韓国で発売された2ndミニアルバム「RAISE US」のタイトル曲「Twilight」の日本語版が日本でのデビュー曲として発売され「初回限定版」「通常版」「メンバー別ジャケット版」など様々な形態で販売されました。

MEMO

日本デビュー曲「Twilight」は、オリコンデイリーチャートで3位を獲得、オリコンウィークチャートでも4位を記録しています。

日本でのデビューに先駆け、2019年6月と7月には東京と大阪で初の単独コンサートの開催が決定されました。今まではイベントや路上公演での活動だったため、ファンにとっては待望の単独コンサート決定となりました。

しかし、東京公演がメンバーの在留許可申請が下りなかったため急遽中止となってしまいました。大阪公演は無事開催されましたが、東京公演は6月から8月に振替となりました。振替となったお詫びとして6月のチケットで入場したファンには缶バッジの特典を付けるなど、しっかりとした対応も行っています。

MEMO

東京公演ではメンバーのファンウンの誕生日が前日にあったことから、サプライズで誕生日を祝うこともできました。

ONEUSはイベントでも存在感の強さを見せつけています。2019年12月4日に日本で行われた「2019 Mnet Asia Music Awards」で、新人だったONEUSは2分間という出演時間を与えられました。

そこで彼らは最高の2分間を披露し、脚光を浴びたのです。最初の1分間は日本でも多くの人気を誇っているSHINeeとSENENTEENの楽曲を披露しました。そこで観客の心を掴んだところでONEUSの曲「LIT」を歌い上げました。

ONEUSはデビュー前から人気アイドルたちの楽曲を再構築し、数々の舞台で披露してきました。そのアレンジ力とパフォーマンススキルは一朝一夕で身につけられるものではなく、ONEUSが積み上げてきた実力以外の何物でもありませんでした。

この放送を見ていた視聴者からは「今のグループは誰??」「前にオーディション番組で見た子が映ってた!」など大きな反響があり、このイベント出演をきっかけにONEUSの日本での知名度も高くなっていきました。

2019年12月には早くも日本での2ndシングル「808」を発売しました。「808」は「良いことが起きる」という意味を持つ数字「8」と、無限を表現する「」の意味を合わせた言葉だそうで、幸運と無限の力を「808」に例えているとのことです。

MEMO

「808」は、オリコンデイリーランキングで1位を獲得。前作「Twilight」の記録を塗り替えています。

「808」の熱が冷めないままONEUSは2回目の日本ツアーへと突入しました。日本デビューから約半年でシングル2枚と単独コンサート2回は相当早いスペースだと感じます。それが実現できたのも、デビュー前から様々な場所でイベントを行ってきたメンバーの努力の結果ではないでしょうか。

会場もライブハウスからホールへと大きく成長したONEUS。しかも、関東公演にはONEWEのゲスト出演もあり、久しぶりにONEUS+ONEWEで発表した楽曲「Last Song」も披露してくれました。

日本以外での海外活動


ONEUSは日本以外の国でも活動を行なっています。1stミニアルバム「LIGHT US」が海外のiTunesチャートで1位を獲得しているように、世界中でONEUSの楽曲が評価されています。

2019年11月、MY MUSIC TASTEを通じてONEUSの公演をアメリカで開催することが決定しました。MY MUSIC TASTEとは「海外ファンがアイドルを自分たちの国に呼ぶ」という発想を実現した会社です。

通常はアイドル側がコンサートを準備して自分たちからファンへと呼びかける方法が一般的ですが、MY MUSIC TASTEではファンが会場や集客を行います。それを受けてMY MUSIC TASTEがファンとアイドルの間に入って公演の実現に向けて動いてくれるというわけです。全ての希望が叶うわけではありませんが、画期的なシステムですね!

このシステムによって、ONEUSはニューヨークやシカゴ、アントランタなどアメリカ6都市を周るツアーが実現しました。デビューから約10ヶ月で海外ツアーを行えたのは、熱心なファンの呼びかけがあったからなんですね。

韓国だけではなく世界でも人気が高いONEUS、要チェックです!!

 

メンバー紹介

ONEUSは、リーダーがいないのが特徴です。6人が互いにチームを引っ張っていくスタイルをとっています。

ステージ上ではカリスマ性溢れる姿を見せているONEUSですが、普段の姿は愛嬌のかたまりと表現してもいいくらい可愛らしいんです!!ぜひ、ステージ以外の姿も見てください!

RAVN(レイブン)

  • 本名:김영조(キム・ヨンジョ)
  • 出身地:韓国 京畿道龍仁市
  • 生年月日:1995年9月2日
  • 身長:178cm
  • 血液型:A型
  • 担当:メインラッパー、サブボーカル

YGエンターテインメントが企画制作したサバイバル番組「MIX NINE」に出演した経験を持っているレイブンですが、SMエンターテインメントやJYPエンターテインメントなど、大手芸能事務所などで練習生をしており既に経験豊富な練習生でした。

同い年のアイドルが次々とデビューしていく中で、出口が見えない練習生生活を送る日々はどれほどだったでしょうか。その中でも諦めず夢を貫き通したレイブンの強い思いが「デビュー」という形で花開いて嬉しく思います。

レイブンは特技に「作詞・作曲」を挙げていることもあり、ONEUSの楽曲制作に関わっています。曲作りに関しては自分の意見を強要するのではなく、相手が嫌な気分にならないように指導している姿がよく見られています。

ONEUSの中では長男ということもあり、メンバーに頼られている…のかと思いきや、弟メンバーにいじられる場面もあり、さらにスキンシップが大好きで寂しがりという可愛らしい一面も持っています。

SEOHO(ソホ)

  • 本名:이서호(イ・ソホ)
  • 出身地:韓国 大田広域市大徳区
  • 生年月日:1996年6月7日
  • 身長:176cm
  • 血液型:A型
  • 担当:メインボーカル

ONEUSのメインボーカルを務めているソホは、伸びのあるハイトーンボイスが魅力です。ONEUSとしてデビューする前はサバイバル番組「PRODUCE 101」「MIX NINE」に出演していました。

ソホは本名を改名しています。以前は「ゴンミン」という名前でしたが、両親と命名家が相談したところ、芸能活動を行っていく際に「ソホ」という名前のほうがいいとされたため、ソホに改名しました。

ソホの性格は優しくて明るい性格です。幼い頃の夢は芸人だったということもあり、人を笑わせることが大好きです。以前はあまり得意ではなかった愛嬌も今では自然にできてしまうほど。ソホが笑うと目がなくなってしまうところが可愛いんです!ONEUSの中ではいじられキャラとしての地位を確立しています。

しかし、魅せるところはしっかりと魅せるのがソホの魅力です。ステージ上ではアクロバティックな振り付けが多く、それをすんなりとこなしてしまう身体能力の高さを持っています。ソホはメインボーカルですがダンスの実力も高いメンバーです。

LEEDO(イド)

  • 本名:김건학(キム・ゴナク)
  • 出身地:韓国 京畿道議政府市
  • 生年月日:1997年7月26日
  • 身長:178cm
  • 血液型:AB型
  • 担当:メインラッパー、サブボーカル

デビュー前はYGエンターテインメントの練習生で、サバイバル番組「MIX NINE」への出場経験もあります。見た目の可愛らしさからは想像できない低音ボイスのラップが魅力のメンバーです。

ONEUSがまだRBW BOYZだった頃、シオンと一緒に途中から加入しました。イドの加入を知らせるティザー映像を見たファンは、イドのパフォーマンス力を大絶賛。ラッパーとしてもONEUSには欠かせないメンバーとなりました。

YGエンターテインメントの元練習生だけあって、ラップの実力が高く、ONEUSの楽曲にイドのラップが加わると一気にヒップホップ要素が高くなります。イドは、ラップだけではなくボーカルとしても存在感があるため、歌のパートがある楽曲も。

イドは外見がクールに見えますが、弟メンバーたちからはいじられる対象となっています。ONEUSのお兄さんメンバーは、いじられキャラが多いですね。しかし、いじられても笑って受け入れる優しい性格なので、とても慕われています。

MEMO

イドは作詞・作曲もできるので、ONEUSの作品制作にも関わっています。

KEONHEE(ゴニ)

  • 本名:이건희(イ・ゴニ)
  • 出身地:韓国 京畿道城南市
  • 生年月日:1998年6月27日
  • 身長:181cm
  • 血液型:O型
  • 担当:メインボーカル

ゴニは「PRODUCE 101」への出演経験があります。残念ながら最終メンバーまで残ることができませんでしたが、ボーカルポジションで1位を獲得したことがあるくらい断トツの歌唱力を持っています。力強いボーカルが魅力です。

MEMO

SHINeeのミンホやBTSのVなどアイドルが出演したドラマ「花郎(ファラン)」への出演経験もあります。

ゴニといえば「しゃべる口、食べる口、歌う口を担当しているゴニです!」の挨拶が定着しているほど大きな口がトレードマークです。ゴニは、美味しいものを食べることが大好きなので、その持ち前の口を大きく開けて食べ物を頬張っている姿に、こちらまで笑顔になってしまいます。

ONEUSのハッピーウイルス的存在のゴニ。常に面白いことをしては人を笑わせています。そのため「残念系イケメン」と呼ばれることもありますが、場を盛り上げることが上手で番組でも自分が何をすればいいのかをすぐに理解して実行することができる頭の回転が速いメンバーでもあります。

181cmという高身長で、脚の長さが魅力です。しなやかなパフォーマンスをするので、女性アイドルのダンスをさせたら右に出る者がいないほど。自身も女性アイドルのカバーダンスを得意としています。

HWANWOONG(ファヌン)

  • 本名:여환웅(ヨ・ファヌン)
  • 出身地:韓国 ソウル特別市陽川区
  • 生年月日:1998年8月26日
  • 身長:168cm
  • 血液型:A型
  • 担当:メインダンサー、サブボーカル

「PRODUCE 101」への出演経験があり、持ち前のダンススキルを発揮しダンス部門ではセンターを務めるなど存在感をアピールしました。ファヌンはアイドルが多く通うソウル公演芸術高等学校のテストで3年連続、試験で1位をとっていました。

MEMO

一時期はSEVENTEENが所属しているPledisエンターテインメントに所属しており、SEVENTEENのメンバーと一緒に練習に励んでいました。

ファヌンは身長が168cmとアイドルとしては小さめなのですが、その身長のせいでデビューメンバーに入れるか本気で悩んだそうです。その後、自分と同じくらいの身長だったシオンの加入により安心した時期もあったのですが、シオンがどんどん成長していることに焦りを感じています。

本人は笑い話にしていましたが、どうやったらパフォーマンスで大きく見せられるか悩んだはずです。しかし、ステージ上では身長を感じさせないくらいのダイナミックなダンスが魅力となっています。ファヌンのダンスはメリハリがあって、芸術性を感じるパフォーマンスを見せてくれます。

性格は努力家で真面目なところもあるのですが、そこを表に出さず笑いに変えてしまいます。メンバーからは常に可愛がられており、今では身長のことでいじられることも。そして朝が苦手で行動が遅いことから「ナマケモノ」と表現されています。

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XION(シオン)

  • 本名:손동주(ソン・ドンジュ)
  • 出身地:韓国 京畿道水原市
  • 生年月日:2000年1月10日
  • 身長:172cm
  • 血液型:AB型
  • 担当:サブボーカル、ビジュアル

シオンはONEUSのマンネ(末っ子)でビジュアルを担当しています。ONEUSと一緒にデビューすることを目標に頑張ってきたバンドグループONEWEには双子のお兄さんであるドンミョンがいます。2人で夢を追いかけているなんて素敵ですよね!

シオンはお兄さんに誘われてオーディションを受けて練習生になりました。アイドルになる前は俳優を目指していたそうで、今後は俳優としても活躍してくれるかもしれません。アイドルとしてはまだ経験が浅いのですが、努力を積み重ねてデビューを掴み取りました。

MEMO

シオンはイドと一緒に途中からRBW BOYZに合流しています。

マンネながら落ち着きがある性格で、しっかりとしたところもあります。また、綺麗好きで宿舎が汚れているとお兄さんメンバーにも小言を言うくらい度胸があります。

メンバー曰く「口を開くたびに小言を言っている」「1日に1回は小言を言う」そうで、しかもその小言が全部正論のため、メンバーは反論できないと悩んでいました。シオン自身も「ONEUSの末っ子母親担当です」と自己紹介するほどです。

ONEUSおすすめ曲

ONEUSの楽曲はアルバムごとにコンセプトがあり、様々な表情を持つ楽曲を持っています。そのため、おすすめ曲を選ぶのに苦労しました。全部聞いてほしい気持ちを抑えておすすめしたい曲をピックアップしてみました。

Valkyrie


2019年1月に発売されたONEUSの1stミニアルバム「LIGHT US」のタイトル曲です。

デビュー曲に相応しい自己紹介のようなMVで、誰がどのパートを歌っているのかがわかりやすくなっていると感じました。ラップ担当であるイドの歌パートから始まっており、様々な表情のイドが見られる曲でもあります。

後半では銃で撃たれる振り付けがあるのですが、音楽番組によって撃たれるメンバーが変わったりと変化が楽しめるステージも見所です。

가자 (LIT)


2019年9月に発売された3rdミニアルバム「FLY WITH US」のタイトル曲です。

「오늘 달이 좋구나(オヌル タリ チョックナ:今日は月が綺麗だなぁ)」の歌詞が印象的なLIT。「ラッパの音が聞こえる」という歌詞にはラッパを連想させる振り付けを入れたり韓国の伝統的な衣装や道具がたくさん登場したりと、耳でも目でも楽しめる楽曲です。

MVは「Road to Kingdom」での舞台を準備しました。「ステージの天才」と言われたONEUSのパフォーマンスをぜひ見てください。

반박불가 (No diggity)


2021年1月に発売された1stフルアルバム「DEVIL」のタイトル曲です。

日本語で「反論不可」という意味のタイトルで、歌詞にも「俺たちの愛は反論不可」「2人きりの僕たちを邪魔しないでくれ」など、強い歌詞が並んでいます。

また、ONEUSのビジュアルも一気に変わりファンを驚かせました。「ONEUSには限界はない」という無限の可能性を表現したかのようです。この曲のMVはYouTubeワールドワイドトレンドで2位を獲得。世界中から注目を浴びています。

808


2019年12月に発売された2ndシングルです。この曲は日本オリジナル曲です。

「808(エイトオーエイト)」の掛け声で始まる楽曲で、ヒップホップ調のAメロが印象的です。「周りの意見に振り回されずに自分が選択した道の中で幸運や無限の力を掴んで必ず成功する」というメッセージが込められています。

MEMO

振り付けにも「8」を連想させるポーズが入っており、メンバーは「振り付けがとても多い曲だった」と振り返っています。

まとめ


デビュー前から様々な場所で自分たちの音楽を届けてきたONEUS。そこで培ってきたスキルが今最大限に発揮されていると感じます。

ONEUSの魅力は全員で足りない部分を補い合って、さらに高度なステージを作り上げていることです。特に「歌を聴かせるパート」「ダンスを魅せるパート」の切り替えを楽曲の中で強いインパクトとして使っており、1曲に楽しめる要素がいくつも入っていて見飽きません。

そして海外での人気が高いことも注目すべきポイントです。ONEUSの楽曲はどこの国でも通用する強みを持っています。韓国ではBTSをはじめとして世界的に活躍できるアイドルを次々と誕生しており、ONEUSもその中の一員であると感じます。

これから韓国国内でもONEUSの人気は高くなっていくと予想されます。さらに、海外での活動が本格化すれば、ONEUSはまさにファンたちと一緒に1つの新たな世界を作り上げていく存在になるでしょう。

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