あいみょんやSuchmosを輩出した老舗ライブハウス渋谷La.mamaを拠点に活動するロックバンドMINAMIS(ミナミズ)。
確かな腕前と、圧倒的ライブ力で熱くロックを歌う彼らは、音楽において気持ちを伝えることを重視しているといいます。
ライブを観た人が口を揃えて「是非ライブハウスに足を運んでみて、直接観て欲しい」という
彼らの魅力を紹介していきます!
目次
MINAMISとは?
MINAMISは、ソロ活動を行っていた南雲 健太を中心に、サポートメンバーとしてベースを弾いていたはむざらと共に2015年に結成されました。
現体制になってからは、ライブハウスや路上でのライブを精力的に行いながら、これまで4枚のEPを世に送り出しており
2021年12月16日には、渋谷CLUB QUATROにてワンマンライブの開催も決定している今大注目のロックバンドです。
MINAMIS・メンバー
南雲 健太
- 生年月日:1992年8月13日
- 出身:神奈川県藤沢市
- 担当:ボーカル・ギター
中学2年生でギターを始めたという南雲。
高校生の時、同級生だったはむざが所属するバンドテトラポットを見てバンドをやりたいと思ったそうです。
187cmの高身長で、ド迫力のステージングに定評があります。
また、MINAMISでは全ての曲の作詞作曲を手掛けています。
はむざ
- 生年月日:1992年7月9日
- 出身:神奈川県藤沢市
- 担当:ベース
中学1年生の時にベースを始めたはむざは、南雲の高校時代の同級生であり
高坂、篠原とは大学のサークル仲間でした。
力強く、エモーショナルなベースプレイでMINAMISを支えます。
Gt. 高坂 研多
- 生年月日:1993年7月30日
- 出身:千葉県船橋市
- 担当:ボーカル・ギター
最も遅くMINAMISに加入した高坂は、兄の影響で様々な音楽を聴くようになり、高校1年生からギターを始めました。
速いブリッジミュートから、感情的でメロウなギターソロまでこなす彼はMINAMISの音楽に勢いを増してくれます。
Dr. 篠原 佑太
- 生年月日:1994年3月8日
- 出身:東京都
- 担当:ドラム
中学3年生の時、友人に誘われてドラムを始めたという篠原。
元々スタジオミュージシャン志望だったため、一度MINAMIS加入を断ったこともあるそうです。
装いとは裏腹に激しく疾走感のあるドラムプレイは、聞いている者の体と心を躍らせます。
MINAMISの経歴
現体制になるまで
ボーカルの南雲が弾き語りのスタイルで音楽活動を開始した頃「渋谷 ライブハウス 新人」と検索して出てきたことがきっかけで老舗ライブハウスLa.mamaと出会います。
音楽に打ち込みながらも、当時就職活動も行っていた南雲は、アコギを背負って説明会に行ったこともあるそうです。
La.mamaでライブを重ねるうちに、対バンで知り合った前任のギタリストや、高校の同級生だったはむざをサポートメンバーとして誘いバンド形式でのライブも行うようになります。
はむざと別のバンドを組んでいたことのある篠原も、このタイミングでサポートに加わります。
南雲ケンタバンドとして、毎月のようにステージに立ち、ライブを重ねていた彼らでしたが、2015年5月ついに、MINAMISと名前を変え、正式にバンドとしての活動をスタートさせました。
ちなみに、MINAMISという名前は、ボーカルの南雲が「MINAMISの新譜聞いた?」という言葉を空耳したことが、その由来だそうです。
この時メンバーは 南雲ケンタとはむざの2人。
篠原はあくまでもサポートとしてバンドを支えました。
それから約半年後、一番やりたいことはMINAMISだと気付いた篠原は、二人にお願いして11月のライブから正式メンバーとなります。
また、翌年には、篠原が別で加入していたバンドを辞めMINAMISに専念することを決意しました。
その少し前となる、2015年12月には篠原が高坂をMINAMISに勧誘。
現体制のMINAMISの4人が揃いました。
路上ライブを重ねる日々
2016年の4月からは、毎週土曜日の夜に渋谷MODI前にて路上ライブを行う日々が始まりました。
圧倒的なパフォーマンスに、彼らを知らない人も足を止め、演奏を聴くことも少なくありませんでした。
並行してレコーディングにも取り掛かっていたMINAMISは、同年8月に、4人体制として初めての音源「スーパークルーズ」をリリースさせます。
その後の「MINAMIS」
それからもライブハウスや路上にて、知名度を上げ、着実にファンを増やしつづけたMINAMISは、2017年になると限定ライブ盤「POTATO BAN」や、2枚目のミニアルバム「歓喜の渦」をリリースします。
「スーパークルーズ」の発表から1年も経たないうちにリリースされた「歓喜の渦」ですが、前作より洗練された4人の音楽性を感じることができます。
翌2018年には自主レーベルCFCを設立し、ミニアルバムとしては3枚目となる「SUNRISE」を世に送り出します。
こちらは初の全国流通盤でもあり、その名を世間に知らしめることになりました。
表題曲である「SUNRISE」は、新たな旅路に立ったMINAMISの決意とも、高揚とも捉えられる熱量が伝わるナンバーです。
さらに続く、2019年には「GO AROUND」を発表。
ライブ活動に主軸を置きつつも、作曲やレコーディングも精を出し続け、活動をより活発化させていきます。
コロナ禍になってからは、それまで二人三脚で歩んできたLa.mamaを支援するため
無観客でのライブ配信や、La.mamaとMINAMISのコラボTシャツを制作し、売り上げはLa.mamaに寄付するという活動も行っています。
2021年5月21日に東京少年倶楽部とのツーマンライブ「CHABASHIRA FIGHT CLUB vol.18」を行い、本格的にライブ活動を再始動させたMINAMIS。
南雲が放った「俺達はこれからも歌い続けるから、音楽が必要になった時は会いにきて来てほしい」という発言は
会場で、そして配信でライブを観ていた人の心を震わせました。
MINAMIS・オススメ曲
「Let’s dance, CHABO!!」
間奏に出てくるギターとベースの掛け合いが、たまらなくカッコ良いこの1曲。
タイトル通り、まさに“踊りたくなる”魅力的な楽曲です。
「GOOD LUCK」
コロナ禍になり、これまでのように満足にライブ活動が行えなくなったMINAMIS。
しかし、世間の鬱憤を吹き飛ばしてくれるような曲を私たちに届けてくれます。
「僕らはいつでも笑える」そんな愛いっぱいの歌詞に、つい胸が熱くなります。
最後に
MINAMISの魅力は何と言ってもそのライブにあります。
「カッコ良い!」以外の適切な表現が見つけられないほど、カッコ良い4人の熱を是非、一人でも多くの人に感じてほしいです。
まっすぐで嘘のない南雲の歌唱と、4人の熱いパフォーマンスに、今後も目が離せません。
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