LOONA(今月の少女) – 【経歴編】世界が注目の怪物新人K-POPグループとは?

LOONA(今月の少女) – 【経歴編】世界が注目の怪物新人K-POPグループとは?

K-POPアイドルには、さまざまなコンセプトを持ったグループが存在します。「悪夢」をコンセプトにした「DREAMCATCHER(ドリームキャッチャー)」、毎回新しいコンセプトでファンを魅了し「コンセプトの妖精」と呼ばれている「OH MY GIRL(オーマイガール)」など、多様なグループのコンセプト設計が見られています。

今回紹介する「LOONA(ルーナ:今月の少女)」は、今まで誰もが考えなかったコンセプトを持ってデビューしたグループで、今やその人気は韓国国内だけにとどまらず、世界中のチャートを賑わせています。

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LOONA(今月の少女)って、どんなグループ?


LOONA(今月の少女)はBlockberry Creativeに所属している12人組ガールズグループです。メンバーは韓国国籍を持つ11名のメンバーと、香港国籍を持つメンバー1名で構成されています。

正式名称は「LOONA(ルーナ)」ですが、韓国国内では「이달의 소녀(イダレソニョ)」、日本では「이달의 소녀」を日本語訳した「今月の少女」という名前で活動しています。「LOONA」は、「이달의 소녀」の子音「ㅇ ㄷ ㅇ ㅅ ㄴ」を並び替えるとアルファベットの「LOONA」の文字と似た「ㄴㅇㅇㄷㅅ」になることが「LOONA」という名前の由来となっているようです。

MEMO

「LOONA」は様式化すると「LOOΠΔ」と表記され「月の女神」や、ラテン語の「」の意味を持つ「LUNA」に掛けています。

呼び方が3つもあるグループは珍しいですし、どれを使ったらいいのかわからなくなってしまいますよね。基本的にはどの呼び方で読んでも問題はありません。世界的に共通しているのが「LOONA」ですが、韓国語の呼び方「이달의 소녀(イダレソニョ)」を短縮して「イダルソ」「ダルソ」と呼ぶファンもいます。

ファンクラブの名前は「Orbit(オービット)」で「メンバーたちが成長するための道を作ってくれるファン」という意味と「メンバーたちに光を照らしてくれる存在である」という意味が込められているそうです。

MEMO

「Orbit」を韓国語で書くと「오빛」と表記され「빛」には「光」という意味があります。

前例がないプロジェクトで話題に

LOONAは、K-POP界で前例がないプロジェクトを経てデビューしたグループとして、世界中で話題となりました。それは「毎月1人ずつ新たなメンバーを公開し、ソロ曲を発売する」ということです。通常は「グループデビュー」→「ユニット活動」→「ソロ活動」と、まずはグループの人気を集めてから様々な活動を行なっていくのが一般的です。

しかし、LOONAはデビュー前からソロ活動を行い、12人全てのメンバーが揃ったところで完全体としてグループデビューするという方法を行ったのです。そのプロジェクトは2016年10月から2018年3月という長期間に渡って行われ、約2年という月日をかけてグループを完成させました。

どうしてそんなに大胆なことができたのか?今月の少女が所属している事務所Blockberry Creativeは、親会社にリバイトユナイテッドという会社を持っているのですが、リバイトユナイテッドの代表であるイ・ジョンミョン氏は、韓国の軍事関連企業である「日光グループ」創始者の長男で、日本円で約10億円を投資してLOONAのデビュープロジェクトをスタートさせました。

MEMO

韓国の通貨では「99億ウォン」が投資されたことから「99億プロジェクト」と表現されていました。

ソロ活動

2016年9月、LOONAは「毎月1人ずつ新たなメンバーを順番に公開しながら完全体を目指す」というガールズグループデビュープロジェクトを発表しました。メンバーは全部で12名となり、月ごとにメンバーとソロ曲が発表されました。

2016年9月:ヒジン「VIVID」

2016年10月:ヒョンジン「I’ll Be There」

2016年12月:ハスル「The Carol」

2017年1月:ヨジン「키스는 다음에 (Kiss Later)」

2017年2月:ビビ「Everyday I Love You」

2017年5月:キムリップ「Eclipse」

2017年6月:ジンソル「Singing in the Rain」

2017年7月:チェリ「Love Cherry Motion」

2017年11月:イヴ「new」

2017年12月:チュウ「Heart Attack」

2018年1月:ゴウォン「One & Only」

2018年3月:オリビア・ヘ「Egoist」

このソロ活動の凄いところは、海外で撮影されたクオリティの高いMVと、それぞれのメンバーが持つコンセプトが全く違うものとなっていることです。オプション的なソロ活動ではなく「ソロとしても十分な実力を持ったメンバーが集まってLOONAとしてデビューする」という想像するだけでワクワクしてくるようなプロジェクトだと感じました。

また、シングルの収録曲として既に発表されたメンバーがフィーチャリングとして参加したり、ソロのMVにもかかわらず他のメンバーもエキストラのような位置で映っていたりと、だんだんと増えていくメンバーを見て、1つのプロジェクトが完成に向けて着々と進んでいるんだといった経緯を見守るような印象を受けました。

ユニット活動

メンバーのソロ活動の間には、3つのユニットが結成されています。ユニットでも異なったコンセプトを準備し、海外で大きく評価されたユニットも誕生しました。

「今月の少女1/3(イダレソニョ サンブネイル)」


ヒジン、ヒョンジン、ハスル、ビビで構成されたユニットです。現世界が舞台となっており「全世界をめぐって出会った少女たちが合流する」というコンセプトを持ったユニットで、清楚でガーリーな印象があります。

MEMO

「今月の少女1/3」は4人で活動していたため、メンバーは4人であると思われていましたが、実はヨジンも今月の少女1/3のメンバーであり、年齢が低かったため活動には参加できなかったことが後に判明しました。

2017年3月に1st ミニアルバム「Love & Live」でデビュー。翌月にはリパッケージアルバム「Love & Evil」を発売し、リパッケージアルバムながら前作とはまた違ったダークなコンセプトを披露しています。

「ODD EYE CIRCLE(オッドアイサークル)」


2017年9月に誕生したLOONAの2つ目となるユニットです。メンバーはキムリップ、ジンソル、チェリから構成されています。このグループは「今月の少女1/3」のイメージとはまた違った印象を持つグループで「ガールクラッシュ」のような雰囲気を持っていました。

しかし完全にガールクラッシュというのではなく、どこか少女らしさが備わっていて、いい意味で偏りを感じさせません。そしてファン以外からも評判が高いのが楽曲です。シックでクールなスタイルと、R&B要素を盛り込んだ楽曲が海外でも人気となりました。

MEMO

ODD EYE CIRCLEは「地球と宇宙の中関係に位置する世界」が舞台となっており「変種や亜種の少女たちが集まり、愛を待つより勝ち取る」というコンセプトがあります。

2017年9月に発売した1stミニアルバム「Mix & Match」が、アメリカiTunes K-POPアルバムチャートで2位を獲得し、さらにビルボードワールドアルバムチャートでもTOP10にランクインするという快挙を成し遂げました。

また「Mix & Match」に収録されている「LOONATIC」の英語バージョンを英語圏向けに配信、アメリカiTunes K-POP配信チャートで3位を獲得しました。当時のランキングは1位がBTSの「DNA」、2位がSHINeeのメンバーであるテミンのソロ曲「MOVE」だったことからODD EYE CIRCLEに対する注目度の高さが窺えます。

「今月の少女 yyxy(イダレソニョ ワイワイバイワイ)」


LOONAの3つ目にあたるユニットです。「yyxy」は「youth youth by young」という意味を持っており「エデンを拒否した四人の少女が集まって、青春の自我について語る」
「愛し、傷つき、崩れ、走っていくという若者の刹那を美しく表現する」
というコンセプトがあります。

MEMO

「yyxy」は染色体を表しており、「xx」「xy」染色体ではなく「yyxy」という新しい染色体を持つ人類であるという意味も込められているそうです。

メンバーはイヴ、チュウ、ゴウォン、オリビア・ヘの4人で構成されています。このメンバーの多くは練習生期間をほとんど経験せずデビューしており、プロジェクトの進行とメンバーオーディションが同時に行われていたことが明らかになりました。

壮大な世界観を持つLOONAverse

LOONAの活動を紹介するにあたって触れておきたいキーワードがあります。それが「LOONAverse(ルーナバース)」です。これは「LOONAが構築している世界観」を指しており、ソロ活動やユニット活動全てが違った世界を構築しています。

散らばった世界が集まって1つの完全体となる=「LOONAverseが完成する」という意味でもあるのですが、その世界観に関する仕組みについてハッキリとした答えが出されていません。MVに隠されたキーワードをファンが発見して、考察し合うといった方法で毎日のように情報が更新されているのです。

例えば世界中で人気のアニメ「新世紀エヴァンゲリオン」は、簡単に言えば「地球にやってきた【使徒】をエヴァンゲリオンが撃退するという」というストーリーですが、そもそも「使徒」って何?なぜ地球に来るの??エヴァンゲリオンは本当に人間の味方なのか??と、詳しく知ろうとすればするほど複雑なものになっていきます。

LOONAverseも同じで、様々なストーリーがファンによって語られているのです。「アイドルがデビューするためのプロジェクト」だと思われていたプロジェクトは、実は果てしなく壮大な背景を持ったプロジェクトだったという事実に驚きを隠せません。ぜひ、ソロ活動からのMVを中心にLOONAverseの世界観を感じ取ってみてください。

「LOONA(今月の少女)」完全体へ

2016年から2018年に渡って行われたプロジェクトはついに終わりを迎え、LOONAが完全体として活動する日がやってきました。プロジェクト開始当初は「99億プロジェクト」とも表現され「ソロ活動からユニット活動を経て、最終的に完全体としてデビューする」という前例がない斬新な発想から様々な意見がありました。

しかし始まってみれば海外での反応もよく、日々新しいアイドルグループが誕生しているK-POP界で他のグループとの差別化も図ることができ、ファンの期待を維持したままデビューまでたどり着くことができたと感じます。

完全体となったLOONAは、2018年6月2日と3日にプレミアグリーティングコンサートを行いました。デビューを待っていたファンと初めて完全体として会えたLOONAは、ソロ曲やユニット曲を次々に披露すると、長い時間待っていたファンが準備したスローガンイベントに迎えられ、涙を流していました。

MEMO

スローガンとは応援メッセージが書かれた紙のことで、韓国のコンサートではファンがアイドルのためにスローガンを準備し、アンコールなどでファンが一斉にスローガンを掲げ、アイドルたちに感謝を伝えます。

LOONA完全体でのデビュー日は2018年8月20日でしたが、その前にリードシングル「favOriTe」を発売。今までそれぞれ違ったコンセプトを披露してきたメンバーが同じ衣装を着て歌い踊る姿は、プロジェクトを見守ってきたファンにとってはたまらない光景だったのではないでしょうか。

MEMO

「favOriTe」のMVは、公開から1日経たずに100万回を超える再生回数を記録し、様々な国のiTunes K-POPチャートで1位を獲得しています。

さらに、ファンクラブの設立や単独コンサートの開催など、デビュー前のグループとは思えない活動が発表されました。コンサートの会場は大きなキャパシティを持っているオリンピックホールが選ばれましたが、一般販売からわずか2分でチケットが完売し、既に高い人気を確立していることがわかりました。

2018年8月、ついに完全体でのデビューを迎えたLOONAは、1stミニアルバム「+ +(プラスプラス)」が韓国のアルバムチャートで1位、アメリカなど6カ国のiTunes K-POPアルバムチャートでも1位を獲得、さらにアメリカのビルボードワールドアルバムチャートでも4位にランクインし、華々しいデビューを飾りました。

それだけではなく、2019年2月には1stミニアルバムのリパッケージアルバムとなる「x x(マルチプルマルチプル)」を発売。「+ +」と合わせて10万枚もの売上を記録し、26カ国のiTunesアルバムチャートで1位を獲得しました。

音楽番組初の1位獲得

海外では高い評価があったLOONAですが、韓国の音楽番組で1位を獲得するまでには時間を要しました。デビュー前から大きな注目を浴びていただけに、音楽番組1位も簡単に獲れるだろうと予想していたファンも多くいたと思いますが、K-POPアイドル界は厳しい世界でした。

LOONAが初めて音楽番組1位を獲得したのは2020年3月のこと。2月に発売した2ndミニアルバム「#(ハッシュ)」のタイトル曲「So What」で、楽曲の発売から約1ヶ月後の1位獲得でした。同じ時期にBTSやIZ*ONEなど人気グループもカムバックしており、その人気に押されてなかなか注目を浴びることができなかったことも原因だと感じます。

しかし、移り変わりが激しいK-POP業界の中で1ヶ月後も変わらぬファンの支持を受けるほど強い人気を保っていたとも取れます。LOONAが完全体になってから約1年半、プロジェクトが開始された時から計算すると、約3年半もの月日を経て獲得した音楽番組1位でした。

音楽番組1位獲得をきっかけに、韓国でもLOONAの認知度は上がっていきました。2020年3月には、韓国企業評判研究所が独自にビッグデータを分析した「ガールズグループブランド評判1位」を獲得しました。これは「アイドルの格付け」のようなもので、グループの価値がどれくらいのものかを測るランキングです。

ランキングが上になればなるほど、企業やスポンサーへの印象も上がり、バラエティ番組への出演や、CMなどのオファーが舞い込む機会も高くなります。LOONAは音楽番組以外にも活躍の場を広げていきました。

さらに、2021年6月には4枚目のミニアルバム「&」のタイトル曲「PTT(Paint the Town)」でカムバックすると、すぐさま音楽番組で1位を獲得。メンバーは「どっきりをされているみたいだ」と驚きながらもファンに感謝を伝えていました。

世界ではデビュー前から大きな人気を得ていたLOONAですが、今後は韓国でも輝かしい活躍を見せてくれることを期待しています。

海外での活動


LOONAはデビュー以前から海外で大きな注目を浴びてきたグループです。特にアメリカのビルボード誌は早くからLOONAの音楽に注目しており、公式サイトで発表した「2018年に注目すべき新しいK-POPアーティスト」にLOONAを選んでいました。

MEMO

アメリカでは2020年8月にオフィシャルサイトも開設されています。

海外でLOONAの活動が注目されたのはユニット「ODD EYE CIRCLE」がきっかけでした。特別目立った実績もなかったODD EYE CIRCLEが、いきなり1stミニアルバムでアメリカのiTunes K-POPアルバムチャート2位を獲得したのです。

LOONAの活動を支持したのはアメリカだけではありません。LOONAがデビュー前に発売したリードシングル「favOriTe」は、様々な国のK-POPチャートで1位を獲得し、既に大きな影響を与えていました。

2018年にLOONAが完全体としてデビューしてからは、さらに海外での注目度も上がりました。LOONAの1stミニアルバム「+ +」は、アメリカやイギリスなど6カ国のiTunes K-POPアルバム音源チャートで1位を獲得すると、その半年後に発売した「+ +」のリパッケージアルバム「x x」では、26カ国のiTunesチャートで1位を獲得しました。

MEMO

アメリカでは「x x」が、アリアナ・グランデを抑えての1位という快挙に「怪物新人が誕生した」と表現されました。

1位を獲得した国の中にはオーストリア、スペイン、フランスなどのK-POP文化が根付きにくいとされていたヨーロッパも入っており、いい意味でK-POPらしくないエレクトロニックサウンドを取り入れたLOONAの音楽は、K-POPに馴染みのなかった人たちへの入り口となったのではないかと感じます。

2019年12月にはリードシングル「365」を発売。この楽曲は前作「x x」の発売以来、約10ヶ月ぶりの新曲であるということと、LOONAをプロデュースしてきた人物であるチョン・ビョンギ氏が社内関係者との意見の違いから、LOONAのプロデュース業を降板する出来事もあり「新たなスタイルでの再出発になるのか?」と、多方面からも注目を浴びた楽曲でもありました。

結果、「365」は22カ国のiTunesチャートで1位を獲得し、アメリカではその相乗効果で2019年2月に発売したリパッケージアルバム「x x」がチャートを逆走、アルバムチャートの1位に返り咲く現象が起こりました。

この現象によって、シングルチャートとアルバムチャートの両方でLOONAの楽曲が1位を獲得したことになり、K-POPガールズグループとして初の快挙を成し遂げました。

さらに、2020年2月に発売された2ndミニアルバム「#」は発売と同時に「#LOONA_SOWHAT」がTwitterのトレンド1位に上がり、56カ国のiTunesアルバムチャートで1位を獲得するなど、高い評価を得ました。アルバムを発売するたびに1位を獲得する国がどんどん増えていくところも注目してほしいところです。

LOONAの快進撃は止まりません。2020年10月には3rdミニアルバム「12:00(Midnight)」を発売。49カ国のiTunesアルバムチャートで1位を獲得しました。「#」より1位を獲得した国の数は少なくなっていますが、アルバム発売から最短期間で多くの国で1位を獲得しており、自己最高記録を更新しています。

「12:00(Midnight)」は、アメリカビルボードのメインチャートである「ビルボード200」の112位にランクインしたことでも注目されました。K-POPというジャンルを飛び出し、全てのアーティストのランキングである「ビルボード200」に入ったことは韓国出身の女性歌手としても稀なことで、BoAや少女時代、2NE1、TWICE、BLACKPINKに続く6番目の快挙でした。

BoAやTWICEなどは、韓国でも大手芸能事務所出身の歌手だったことから元々の知名度はあったと思われます。しかし、LOONAの所属事務所はLOONA以外にアイドルグループは所属しておらず、認知度も低かったことからLOONAの楽曲やグループコンセプトが大きく支持されたことが窺えます。

2021年は新型コロナウイルスの影響で、海外のファンに直接会うことができませんでした。韓国でも人気が上がってきたとはいえ、海外での影響が強いLOONAは思ったような活動ができない現状を辛く感じたかもしれません。

しかし、その状況の中で発売した4枚目のアルバム「&」は36カ国のiTunesアルバムチャートで1位を獲得。これで「+ +」から始まった「x x」「#」「12:00」「&」全てのアルバムがアメリカのiTunesアルバムチャートで1位を記録したことになります。これはK-POPガールズグループでは初の快挙となりました。

また「&」のタイトル曲「PPT(Paint The Town)」のMVは、公開からわずか1週間で3,000万回の再生回数を突破し、グループ最短記録を更新しています。

日本での活動


LOONAはソロ活動のMVが東京で撮影されたりと、以前から日本と繋がりがありました。まだ日本での主な活動はありませんでしたが、2020年5月24日には早くも日本公式ファンクラブ「Orbit Japan」が開設。さらに、2021年6月には4枚目のミニアルバム「&」のタイトル曲「PPT(Paint The Town)」の日本語バージョンが日韓米同時に配信されました。

発売に先駆け、LOONAは東京お台場にある森ビルデジタルアートミュージアム エプソン チームラボボーダレスで「favOriTe」「Butterfly」のパフォーマンス映像を撮影しており、美しい映像とのコラボレーションを見せました。

LOONA SPECIAL CLIP

韓国で撮影したものをプロモーション動画として使うアイドルグループも多い中、LOONAは日本の企業と手を組み、1つの作品を作り出しました。どんな作品でも決して手を抜かないLOONAのプロモーションは、ファンのみならず音楽関係者からも注目を浴びています。

MEMO

映像の最後には「2021.09.15 JAPAN DEBUT」をいう文字が表示され、ユニバーサルミュージックより日本デビューが決定したことも発表されました。

新型コロナウイルスの影響で日本での活動は本格的に行われていませんが、プロジェクト開始から想像以上の楽曲を提供し続けているLOONAですから、きっと日本でもまだ誰も経験したことがない活動をしてくれると期待しています。

LOONAおすすめ曲

デビュー前からしっかりとした楽曲を持っているLOONAですが、完全体となってからも世界中が注目する楽曲でファンを虜にしています。

LOONAが世界で評価される理由は楽曲だけではなく、MVの構成や見せ方にもあると感じます。今回は世界でも大きく評価された楽曲を中心に紹介したいと思います。

So What


2020年2月に発売された2ndミニアルバム「#」のタイトル曲です。

このアルバムは、今までLOONAのコンセプトを作ったチョン・ビョンギ氏がプロデュースから撤退した後の作品であり、大手芸能事務所SMエンターテインメントのイ・スマン代表が他の事務所のアーティストをプロデュースした作品としても話題となりました。

今までのイメージとはガラッと変わって全面的に「ガールクラッシュ」の要素を盛り込んだ楽曲に、ファンからは「今までのイメージと違う」「LOONAではない」といった否定的な意見も多く聞かれました。

しかし、このコンセプトは「変わることを恐れずに自分らしく進んでいく」といった周りに流されない自分を表現するものでした。LOONAはこの楽曲で初の音楽番組1位を獲得しており、コンセプト通りLOONAの転機とも呼べる楽曲となりました。

MEMO

「So What」は、アメリカのビルボードではワールドアルバムチャートで4位を記録し、56カ国のiTunesアルバムチャートで1位になっています。

Why Not?


2020年10月に発売された3rdミニアルバム「12:00(Midnight)」のタイトル曲です。

この楽曲もイ・スマン代表がプロデュースに関わっており、アメリカのビルボードではメインチャートである「ビルボード200」にランクインしました。さらにアルバムの発売からわずか13日間で8万枚以上の販売高を記録するなど、前作の「#」を超える販売量となっています。

イ・スマン代表がプロデュースするようになってから、今までLOONAに見られていた独特な世界観が薄れてしまったと嘆くファンもいましたが、新たにLOONAと出会ったファンにとってはいい意味でLOONAの世界に入りやすい雰囲気を得たと感じました。

MEMO

中毒性のある楽曲で、1度聞いただけでも頭の中をループする曲調が魅力です。

Star


2020年10月に発売された3rdミニアルバム「12:00(Midnight)」に収録されています。

この楽曲は同じアルバムに収録されている「Voice」の英語バージョンで、LOONAにとって初の英語楽曲です。

新しい(New)中にもレトロさ(Retro)を感じさせる「ニュートロ」の曲調が受け、アメリカの人気ラジオ局「102.7 KllS FM」で流されたことがきっかけで、北米のラジオチャートで9週連続ランクインするという記録を残し、ラジオリスナーにも楽曲でアピールしました。

PPT(Paint The Town)


2021年6月に発売された4枚目のミニアルバム「&」のタイトル曲です。

「人の顔色をうかがっていないで自分だけのカラーをアピールしていく」という強いメッセージが込められたこの楽曲は、MV公開わずか1週間で3,000万回を突破する勢いを見せました。

インド映画で見られる大人数で同じダンスを踊るボリウッドダンスを思わせるような動きや、大きな太鼓が登場したり韓国の伝統的な楽器テピョンソ(太平簫)のような音も入っていてワールドワイドな楽曲ながら、K-POP要素や韓国らしさも取り入れた楽曲となっていると感じました。

まとめ


K-POPアイドルの世界は、次々と新しいグループが結成されては花開かぬまま消えていく過酷な世界です。毎回同じようなコンセプトばかりではすぐに飽きられてしまうため、少しでも他のグループとの差別化を図ろうとアイドルたちはカムバックする度にコンセプトを変えて挑戦します。

LOONAはデビュー前から誰も挑戦したことがないプロジェクトを開始し、新たな道を作りました。また、1つの作品として通用するくらいレベルの高いMVや楽曲を準備し、海外でも大きな評価を受けています。

そして、LOONAの魅力ともなっているLOONAverseという特別な世界観は、これからも大きく広がっていくでしょう。LOONAverseが大きくなるに従ってファンの考察も続けられ、ますますLOONAverseの魅力にハマるファンが増えていくだろうと感じました。

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