TFN(旧:T1419) 日本と韓国のハイブリッドグループ! メンバーの経歴や魅力を徹底解説

TFN(旧:T1419)  日本と韓国のハイブリッドグループ! メンバーの経歴や魅力を徹底解説

2022年3月、新たなK-POPグループの日本デビューが決定しました。

その名は「T1419(ティーイチヨンイチキュー)」です。

日本と韓国のメンバーで構成されたグループで、歌唱力やパフォーマンス以外の能力も高く韓国では「完成型新人」と表現されています。

T1419って、どんなグループ?


T1419は2021年1月11日MLDエンターテインメントからデビューした9人組ボーイズグループです。メンバーは韓国人5人、日本人4人で構成されており、グローバルに活動することを目標に作られました。

韓国と日本で行われたオーディションで候補となるメンバーが選抜され、韓国で練習生として数々のトレーニングを受けた後、正式に最終メンバーが決定されました。

練習生時代は早朝から深夜まで毎日練習に励み、歌唱力やパフォーマンス以外にも日本語や韓国語、英語といった語学レッスンも受けるという多忙な日々を過ごしていました。

MEMO

グループ結成当時は、お互いの国の言葉がうまく話せず主に英語やボディーランゲージ、翻訳アプリを使いながらコミュニケーションを取っていたそうです。

T1419というグループ名には「14歳から19歳までの10代の代弁者である」という意味があり「T」は「ティーンエイジャー」を表現しているそうです。14歳から19歳という年齢はメンバーが初めて出会ったときの年齢で「初心を忘れてはならない」という意味が込められています。

グループ名の読み方は韓国語と日本語で読み方が違い、数字の読み方を各国の言葉で表現します。韓国では「1(イル)4(サー)1(イル)9(グ)」と読み、日本では「イチヨンイチキュー」と読みます。

また、メンバーそれぞれに「T+数字」で表現された「固有コード」が付いている特徴があります。グループ名も含めて「数字」が今後のコンセプトキーワードになるのでしょうか?

 

プレデビューから異例づくし


2020年10月27日、T1419は正式デビューに先駆けてプレデビュー曲「Dracula」を公開しました。この楽曲は韓国語と同時に日本語バージョンのMVも公開されたり、特殊メイクを施したMVを披露したりと、これから活動するアイドルとしては珍しいプレデビューとなりました。

Dracula (Japanese Ver.)

以前からT1419は、自身のビジュアルポスターやデビュー予告映像で素顔を隠すパフォーマンスをしてきました。時にはマスクをつけて見せたり、顔にペインティングを施したりと見えそうで見えないメンバーの表情をファンが想像するという仕掛けが、より興味を掻き立てていたと感じます。

歌唱力やパフォーマンス力が重視されるK-POPアイドルとはいえ、やはりビジュアルも大きな要素となってくるにも関わらず、ビジュアルを先に公開しなかったのは、T1419のスキルを見てほしかったからではないでしょうか。

T1419の素顔が公開されたのは2020年11月のことでした。初めて全員の集合写真をSNSに投稿したT1419は「Dracula」で見せた派手なコンセプトから一転、清楚なイメージと少年っぽさを合わせた新たなビジュアルを公開し、謎に包まれていた部分が明らかになったとファンから反響を得ました。

ついに正式デビュー!


2020年12月23日、T1419は公式SNSに直筆の手紙を公開し、正式デビューの日が決まったとファンに報告しました。デビュー前の活動が多すぎて「まだ正式デビューしていなかったの!?」と驚いてしまいます。

T1419は「自分らしさを見つける旅に出る」というコンセプトでBefore Sunriseシリーズを誕生させました。全4部構成となっており、それぞれにキーワードとなる「天体現象」が込められています。

MEMO

第1作目となった「Before Sunrise Part. 1」のキーワードは「皆既日食」で、T1419の成長と生涯に繋がっているそうです。

デビュー日となった2021年1月11日には、午前中にオンラインでデビューショーケースを、午後には日本ファンのために準備されたショーケースが韓国から生中継され、日韓デビューを果たしました。デビューショーケースでは約30万人もの観客が参加しています。

「ASURABALBALTA」は、MVの再生回数が3000万回を超えるなど世界から大きな注目を浴びました。音楽番組でもデビュー43日にして1位候補に選ばれており、既に高い人気を証明しました。さらに発売当日には「ASURABALBALTA」の日本語バージョンも配信されています。

異例の連続高速カムバック


2021年3月31日、T1419は早くも2ndミニアルバム「Before Sunrise Part. 2」でカムバックを果たします。「ASURABALBALTA」活動終了から1ヶ月での高速カムバックはK-POP業界でも異例の速さであることから、ファンだけではなく業界関係者からも高い関心を集めました。

「Before Sunrise Part. 2」の天体現象は「夜明け」「夕陽」「誰かにとって美しい夜明けともいえる時間が、他の誰かにとっては冷たく涼しい瞬間かもしれない」という意味が込められています。

希望に溢れた日常に隠れた闇に焦点をあてたT1419のコンセプトは、青少年が感じている不安や葛藤を歌詞に盛り込んでおり、今の若者たちのリアルに迫った歌詞の描写が評価されています。

2021年8月23日には3rdミニアルバム「Before Sunrise Part. 3」が発売されました。2枚目のアルバム発売から5ヶ月でのカムバックとなっており、順調すぎるほどのペースでのカムバックです。

今回のキーワードは「FLEX for XELF」で、タイトル曲の「FLEX」を逆から読むと「XELF(SELF)」と読めるのですが「お金やブランド物ではなく、努力と自信で自分を飾ることのできる真のかっこよさ」を歌っています。

日本デビュー決定!


2022年1月11日、韓国デビュー1周年を迎えたT1419は、2022年3月9日に日本のレコード会社から日本オリジナルアルバム「OUR TEEN:BLUE SIDE」を発売することを発表しました。

今までは韓国語の楽曲を日本語バージョンにして配信してきましたが、日本オリジナル楽曲が含まれたミニアルバムを発売することは初めてとなります。「青春」を表現したミニアルバムになるそうで、日本オリジナル楽曲3曲を含んだ7曲が収録されます。

2022年1月26日、日本デビューに先駆けて「Daydreamer」が先行配信されました。この楽曲は日本向けに制作されたT1419のバラエティ番組「T1419 EDEL HOUSE」のテーマソングで、韓国の楽曲とはまた違った爽やかな印象の楽曲となっています。

デビュー前から日本ファンに向けて様々なイベントや動画を配信してくれているT1419ですから、本格的な日本デビューをきっかけに日本の音楽番組にも出演することが期待できます。

メンバー紹介

デビュー前には顔の一部を隠したり、メイクを施したりと謎な部分が多かったT1419のメンバーですが、バラエティ番組が制作されるなどメンバー個人の魅力も注目を集めています。

ステージ上で見せる姿とのギャップも魅力のT1419は、どんなメンバーで構成されているのかチェックしてみましょう!

NOA(ノア)

  • 本名:チェ・ユビン(최유빈)
  • 生年月日:2000年8月2日
  • 出身地:韓国 ソウル特別市
  • 身長:176cm
  • 血液型:O型
  • ポジション:リーダー、メインラッパー
  • 固有コード:T82

T1419のリーダーを務める最年長のノアは、メンバーをいじることが好きで常に笑顔でいられることを心がけているように感じました。剣道3段という腕前を持ち、T1419の作詞も手がけるオールラウンダー的存在のメンバーです。

ノア自身も弟メンバーたちからいじられることが多く、バラエティ番組では大好きなシリアルの良さを真剣に語るなど、リーダーながらマンネ(末っ子)のような可愛らしさを持っています。

パフォーマンスでは見事なラップを披露し、クールな表情を見せることも多く、バラエティ番組で感じるノアとはまた違った一面を見ることができます。

SIAN(シアン)

  • 本名:チェ・チャンミン(최창민)
  • 生年月日:2001年2月2日
  • 出身地:韓国 ソウル特別市
  • 身長:181cm
  • 血液型:O型
  • ポジション:メインボーカル
  • 固有コード:T21

T1419のメインボーカルを務めているシアンは、伸びのある歌声が魅力のメンバーです。安定した歌唱力でT1419のボーカルラインを支えています。しかし、ステージを降りるとメンバーの世話をするのに一生懸命で、T1419のお母さんとして活躍しています。

シアンは語学も堪能で、英語と日本語を勉強しているそうです。T1419はグローバルな活躍を期待して結成されたグループなので、語学担当メンバーがいると心強いですね!!

MEMO

子供の頃からバレエを習っていたシアンは体が柔らかく、バラエティ番組ではメンバーもびっくりの柔軟性を披露していました。

KEVIN(ケビン)

  • 本名:ペク・スンビン(백승빈)
  • 生年月日:2001年4月8日
  • 出身地:韓国 ソウル特別市
  • 身長:179cm
  • 血液型:AB型
  • ポジション:メインボーカル
  • 固有コード:T48

T1419のメインボーカルを務めるケビンは、スポーツ万能でいろいろなスポーツにチャレンジしたいと考えているそうです。学生時代にはフェンシングの経験があり、全国制覇の経験もあるくらいのスキルを持っています。

MEMO

スポーツマンらしい体つきをしているため、太ももがアイドルらしくないとトレーナーから言われたこともあるとか。

さらに、Instagramでは様々なファッションに身を包んだケビンの写真が投稿されており、ケビンのファッションセンスの高さにも評価が集まっています。

GUNWOO(ゴヌ)

  • 本名:キム・ゴヌ(김건우)
  • 生年月日:2002年5月28日
  • 出身地:韓国 京畿道城南市
  • 身長:176cm
  • 血液型:A型
  • 固有コード:T28

T1419のメインダンサーであるゴヌは踊ることが大好きで、毎日ダンスをすることが生活の一部になっているそうです。ダイナミックなパフォーマンスをしながらも、重さを感じさせない軽やかなダンスが特徴です。

また、番組の仕切りがうまいこともありバラエティ番組では司会をすることが多いメンバーです。リアクションが大きく、ビビりな一面もあるのでT1419のバラエティ担当として活躍しています。

MEMO

ゴヌは子供の頃からボクシングとピアノを習っており、バラエティ番組で披露したこともあります。

LEO(レオ)

  • 本名:早瀬怜央(はやせ れお)
  • 生年月日:2002年10月8日
  • 出身地:日本 大阪府
  • 身長:180cm
  • 血液型:A型
  • ポジション:メインラッパー
  • 固有コード:T33

低音ボイスが魅力のレオは、日本語・韓国語・英語が話せるトリリンガルです。バラエティ番組では片言の日本語を話す韓国人メンバーに対し、ネイティブレベルの韓国語を披露して周囲を驚かせていた姿が印象的でした。

レオは日本人メンバーでは最年長ですが、天然な一面やマイペースに感じる部分もあるため、グループの中では自由人に見えてしまうこともあります。

しかし、バラエティ番組内でのゲームでは勇猛果敢に挑戦する姿が見られ、度胸ある性格が男らしくも感じられます。T1419は今後海外でのスケジュールも増えてくるでしょうから、レオのような頼れるメンバーがいると心強いかもしれません。

ON(オン)

  • 本名:チェ・ジュファン(최주환)
  • 生年月日:2002年10月16日
  • 出身地:韓国 京畿道坡州市
  • 身長:178cm
  • 血液型:A型
  • ポジション:サブラッパー、サブボーカル
  • 固有コード:T07

T1419のビジュアル担当でもあるオンは、高校生のころから広報誌などのモデルとして活動していたようで、イケメンと評判だったそうです。

ラッパー担当のメンバーではありますが歌唱力も高く、甘い歌声が魅力です。メンバーからもラップ、歌、ダンス全てにおいて高いスキルを持っていると認められています。

MEMO

趣味は「作詞・作曲」だというオンは、今後T1419のプロデューサー的存在になるのでは?と感じています。

ZERO(ゼロ)

  • 本名:名須川将太(なすかわ しょうた)
  • 生年月日:2003年1月20日
  • 出身地:日本 大阪府
  • 身長:178cm
  • 血液型:A型
  • ポジション:ラッパー、ダンサー
  • 固有コード:T02

幼い頃からサッカーをしていた経験を持つゼロ。なんと10年もの経験があるそうで、その時に培われた筋肉が取れず、足が太いことがコンプレックスになっているそうです。さらに日本ではダンススタジオにも通っていたそうで、忙しい学生時代を送っていたことが窺えます。

ゼロはジュノン・スーパーボーイ・コンテストに応募した経験を持っており、ベスト100に選ばれています。その後、ベスト100に選ばれたメンバーからさらに選抜された「ジュノン・スーパーボーイ・アナザーズ」に所属しており、2019年頃までユニット活動をしていたそうです。

ジュノンボーイとしても選ばれるほどのビジュアルを持っているゼロですから、今後は俳優としての活動も期待できそうです!

KAIRI(カイリ)

  • 本名:今井魁里(いまい かいり)
  • 生年月日:2003年2月24日
  • 出身地:日本 大阪府
  • 身長:170cm
  • 血液型:A型
  • ポジション:ボーカル
  • 固有コード:T24

T1419の愛嬌担当であるカイリは、常に笑顔を絶やさない明るいムードメーカーです。天然キャラでもあり、ファンサービスも多いことからメンバーだけではなくファンからも愛されているメンバーです。

しかし、パフォーマンスになるとその表情は変わりカリスマ性があふれる姿に豹変します。カイリは朝方まで練習をしていた時期もあるほどの努力家で、その積み重ねがあるからこそ現在のようなパフォーマンスができていると感じました。

K-POPアイドルとして活躍しているカイリですが、家族と離れて韓国で生活していることからホームシックになったこともあり、家族と電話で話したときには心の底にあった感情が湧き出たように号泣していたのが印象的です。

KIO(キオ)

  • 本名:有働武蔵(うどう むさし)
  • 生年月日:2004年11月25日
  • 出身地:日本 埼玉県
  • 身長:176cm
  • 血液型:A型
  • ポジション:ボーカル
  • 固有コード:T25

T1419のマンネ(末っ子)であるキオですが、2030年には所属事務所の代表になるという野望を持っていたりと、お兄さんメンバーからも「さすが俺たちの末っ子だ!」と一目置かれています。

キオはマンネが得意とする愛嬌が苦手で、男らしい性格に憧れているようです。そのため、バラエティ番組では愛嬌を見せたがりません。しかし、ファンからは作られた愛嬌より普段見せる素の仕草がかわいいと評判です。

MEMO

キオの特技はルービックキューブで、30秒でキューブの色を揃えられるという特技を持っています。

T1419おすすめ曲

T1419の楽曲は現代の若者たちが悩んでいる問題や、爽やかだけではなく儚い青春を違う視点から見た楽曲が高い評価を得ています。次々とカムバックを果たして楽曲を発表してきたT1419の世界観を覗いてみましょう。

ASURABALBALTA


2021年1月に発売されたT1419のデビューアルバム「Before Sunrise Part. 1」のタイトル曲です。

「ASURABALBALTA」という言葉は「アブラカタブラ」といった呪文の一種で「望むとおりになる」という意味が込められているそうです。

デビュー曲ながら脳内リピートが止まらない中毒性がある音楽にも注目です!

FLEX


2021年8月に発売された3枚目のミニアルバム「Before Sunrise Part. 3」のタイトル曲です。

「FLEX」「本物の美しさ」について語った楽曲で、物質的な部分ではなく努力やプライドで自身の魅力を探すことができるという意味が込められているそうです。外的な美しさではなく、内面から輝くようにというイメージだと感じられます。

Red Light, Green Light


2021年12月にデジタルシングルとして発売された楽曲です。

この楽曲は「ムクゲノ花ガ咲キマシタ」がキーワードとなっており、韓国では伝統的な子供の遊びです。日本では「だるまさんがころんだ」と呼ばれており、世界的に大ヒットした韓国ドラマ「イカゲーム」でも採用されている遊びです。

MEMO

「夢を追う過程をゲームをするかのように楽しみながら進もう」というメッセージを「ムクゲノ花ガ咲キマシタ」に込めたそうです。

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まとめ


デビュー前からグローバルな活動を目標に結成されたグループということで、普通のK-POPアイドルに求められるスキル以上のものを持ち合わせていたメンバーではありますが、そこまで到達するためには相当の努力が必要だったと感じます。

また、メンバー自ら楽曲制作に携わることもあるT1419の楽曲は、現代の若者に寄り添いながら現代社会に問題を投げかけるようなストレートな歌詞にも注目が集まっています。1つ1つの楽曲に込められたキーワードがT1419からのメッセージです。

このメッセージからも様々な考察が可能なこともあり、これから作られていくT1419の成長を追うストーリーがどのような展開を見せるのか、ファンの間でも考察合戦が繰り広げられそうです。

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