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ジャンルに捉われない楽曲たち
ONEWEの魅力は、なんといってもメンバー全員が作詞・作曲ができることではないでしょうか。メンバーによって好きな音楽や得意な表現方法が違うので、ジャンルにこだわらない多彩な楽曲を持っています。
また、ONEWEが曲を作るときには1人で全部作るのではなく、全員がアイディアを出し合いながら曲を完成させています。そのため、オリジナリティを残したままONEWEらしさがプラスされた楽曲が提供できると感じましたし、互いの意見を尊重しながら独りよがりにならない音楽作りができる関係性であることが窺えました。
ONEWEはシングル、ミニアルバム、フルアルバムと様々な形態で楽曲を発表していますが、ミニアルバムやフルアルバムを1曲目から順番に聞いていくと、楽曲の幅広さに改めて気付かされます。
また、ONEWEが曲を作るにあたり最初のアイディアとなったラフ音源が収録されているデモアルバム「STUDIO WE」シリーズは、バンド好きにはたまらないアルバムとなっているので、彼らの音楽が作られる過程をCDで楽しんでほしいと思います。
ONEWEの凄いところはまだあります。それは「楽曲へのこだわり」です。ONEWEはバンドグループなので、ライブでは自分達の楽曲を演奏する際「音源と同じ楽曲を演奏するのでは面白くない」と、既に完成された楽曲に編曲を加え、新しい曲へと変化させるのです。
正直、ライブでたくさんの曲を演奏するためになるべく原曲を演奏したほうが気持ち的にも楽ですし、メンバーへの負担も少なく済むのですが、あえて変化を望むところがプロ意識を感じますし、1つの曲に対して無限大の選択肢を広げられるONEWEの音楽スキルの高さには驚きを隠せません。ぜひ、ライブへと足を運んで原曲との違いを肌で感じてほしいと思います。
2022年2月には久しぶりにオフラインライブを行い、ファンと直接対面しました。チケットは販売開始からわずか1分で完売するなど反響を呼び、熱い要望によって5月にアンコールコンサートが開催されたほど。今後も積極的な音楽活動をしてくれることが期待されています。
日本でインディーズデビュー
#ONEWE
2ND MINI ALBUM #PlanetNine_VOYAGER
CALLWEVE オンラインサイン会終了🪐✨🖤久しぶりにWEVEに会えてとっても嬉しかった〜💕✨
とっても寒いので、体調を崩さないようにしてくださいね⛄️🍀いつも応援本当にコマウォヨ〜❤️🔥#WEVE 愛してる~さらんへ💙#원위 #ワンウィ pic.twitter.com/fUFbTfOcLn
— ONEWE JAPAN (@ONEWE_JPN) January 23, 2022
ONEWEは2019年6月7日にシングル「Reminisce about All」で日本インディーズデビューをしています。デビュー翌日には渋谷でデビューライブを行うなど、早くも日本のファンにONEWEの存在をアピールしました。
「Reminisce about All」は、インディーズながらオリコンデイリーシングルランキング7位を獲得しています。
また、インディーズデビューより一足早く、2019年5月には日本公式サイトが開設。さらにフリーライブや握手会が何度も開催され「僕たちデビューします」を見たファンだけではなく、通りすがりにONEWEの音楽を聞き、興味を持ってくれた人にまで丁寧に対応しているメンバーを見て「ファンサービスが凄くて一気に好きになった!」といった声も聞かれました。
日本での活動はライブハウスを中心に行われ、K-POPのイベントではなく日本のバンドの中にONEWEが参戦という形だったので「K-POP=アイドル」というイメージをいい意味で裏切ることができたのではないでしょうか。こういった対バン形式でのライブができることもONEWEの強みです。
現在は新型コロナウイルスの影響もあり来日公演は行われていませんが、2019年10月に行われたミニライブでは2部構成でライブが行われ、1部はチケットが完売するなど日本での人気も徐々に上がってきたことが窺えました。
ONEWEはバンドグループだからこそできるアレンジを加えたカバーソングも人気で、特に日本のライブではONE OK ROCKや米津玄師といった日本人がよく知っているアーティストの曲を披露してくれることも。カバーソングでありながらONEWEの世界観を持った演奏がファンからも好評です。