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ボーカル出身のメインラッパー
ソヌは、ボーカルポジションでデビューを準備した経歴もあり、THE BOYZでもメインラッパーとサブボーカルを担当しています。
THE BOYZ唯一のメインラッパー
『高等ラッパー』でも、審査員Swingsの偏見を破るハイレベルのラップを披露したソヌは、THE BOYZが誇るメインラッパーです。
THE BOYZは、11人という大所帯グループであるにも関わらず、「ラッパーポジションのメンバーが少ない」という特徴があります。
メインボーカル3人にメインダンサーが2人と、それぞれ複数メンバーが担当していますが、メインラッパーを担当するのはソヌただひとり。
さらに、メインラッパーのソヌを含む11人全員がボーカルポジションを持っているのに対して、ラッパーポジションはメインラッパーのソヌと、リードラッパーを務めるエリックのたった2人だけです。
他のポジションに対して、担うメンバーが少ないラッパーポジションでは、ソヌが務めるメインラッパーの役割が非常に重要であり、それだけにソヌへの信頼の高さの表れと言っても過言ではありません。
デビューアルバムから、タイトル曲を含めて多くの楽曲でラップメイキングを手掛けているのはもちろん、ボーカル出身らしいメロディカルなラップも得意としているので、ヒップホップ路線ではないTHE BOYZの楽曲にも、非常によく溶け込むラップスタイルを見せています。
サブボーカルを担当する高い歌唱力
ボーカルポジションでもデビューの準備をしたこともあるソヌは、ボーカルの実力も長け、THE BOYZでもサブボーカルを務めています。
ハイトーン系の多いTHE BOYZの中では際立つロートーンで、主に低音域のパートを担当し、温かさを感じる甘美で優しい音色も魅力的です。
デビューミニアルバム『THE FIRST』の収録曲「I’m Your Boy」では、ラップパートとボーカルパートの両方を引き受け、8thミニアルバム『BE AWAKE』のタイトル曲「ROAR」では、歌い出しのボーカルパートを担当しました。
ボーカルパートが可能であるだけに留まらず、ロートーンの音色とラッパーらしい多彩な表現力も生かして、THE BOYZのボーカルラインへさらに豊かな深みを与える役割も担っています。