Agust D『D-DAY』【作品解説】BTS・SUGA、3部作の集大成！空白を癒す芳醇な10曲を徹底解説

BTSのラップラインの一人として、グループでもクリエイティビティを発揮しているSUGA。ソロプロジェクトAgust Dでは、スラングを駆使したよりソリッドな楽曲で楽しませてくれます。

今回は、4月26日に発売された彼の最新アルバム『D-DAY』を考察します。

▼あわせて読みたい！

Agust Dとは

Agust Dは、2013年にSUGAがBTSとしてデビューした後、主としてミックステープ（商業目的のアルバムに収録しないコンテンツ）をリリースする際に使うステージネームです。

由来はSUGAの出身地・大邱（Taegu）にまつわるアナグラム。Agust Dを逆から読むと「D tsugA」となりますが、「大邱（Taegu）タウン（Town）」を表す「Dt」と、メインである活動名「sugA」を組み合わせ「大邱から来たSUGA」を意味しているのです。

ヒップホップの世界では、自身の故郷やグループを主張する「レペゼン」という言葉がありますが、Agust Dの名には「大邱のレペゼン」たるSUGAの誇りが込められているのです。

▼あわせて読みたい！