FANTASTICS(ファンタスティックス)メンバーの魅力や経歴を徹底解説

FANTASTICS(ファンタスティックス)メンバーの魅力や経歴を徹底解説

ボーカル2名が加入して初めての「夢者修行」


新メンバーが加わって、第2章がスタートしたFANTASTICSは、再び武者修行を行いました。今回は、デビューという夢に向けて9人が結束して修行に臨むことが目的で、武者修行の「武」「夢」に変わっているのが特徴。

MEMO

このとき体調不良が続いていた中尾翔太は、治療に専念するためにFANTASTICSの活動を休止することが発表され、夢者修行には帯同していません。

会場には、前回の武者修行より多くのファンが駆けつけてくれましたが、ボーカル2人を加えたステージは今回の夢者修行が初めてということもあり、問題は山積み…。パフォーマーからもボーカルの2人に対して「周りに甘えている気がする」「オーディションで落ちた人の悔しさをわかっているのか?」と厳しい声が聞かれました。

また、伊藤大樹がスケジュールの関係で参加できない会場があったため、7人体制でステージを披露したことも…。メンバーが1人いないと、フォーメーションが大きく変わってきます。自分の動線を確認するだけでも大変なのに、また新たな動きを覚えなければならず、相当な練習量を費やしたのではないでしょうか。

しかし、誰一人諦めることなく、自分たちの夢に向かって厳しい練習を重ねました。ステージの上では、その努力を全く感じさせないような笑顔でパフォーマンスしているところにプロ意識を感じます。

メンバーとの別れ

以前から体調不良のためグループの活動を休止していた中尾翔太ですが、その後、病院で精密検査を受け、胃がんであることが伝えられました。しかし、本人含めこの状況をネガティブに捉える人はいません。誰もが復活を願い、彼にエールを送ったのです。

中尾翔太の病名発表を受け、 EXILEのボーカルTAKAHIROは、彼にエールを送るために新曲「Turn Back Time」を発売。FANTASTICSのメンバーもフィーチャリングとして参加しました。また、この楽曲のMVにはLDHに所属しているメンバーが、グループの垣根を超えて中尾翔太にメッセージを送っています。

しかし、2018年7月8日、公式ホームページで中尾翔太が同月6日に逝去したことを発表。メンバーをはじめ、多くの人が彼の死を悔やみました。

中尾翔太の逝去が発表されてすぐ、FANTASTICSは「DANCE EARTH FESTIVAL 2018」に出演し、メンバーたちは様々な気持ちを抱えながらステージに立ちました。そして、メンバー紹介の最後に佐藤大樹が「僕たちにはもう1人、中尾翔太というメンバーがいます」と切り出し、9人目のメンバー紹介が行われたのです。

また「目に見えるのは8人かもしれないが、9人を感じてもらえるように見せつけていきたい」と力強いメッセージも聞かれ、FANTASTICSは改めて9人であることを強調しました。

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