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花たんのおすすめ曲8選
ロミオとシンデレラ / doriko
「ロミオとシンデレラ」は花たんを語る上では絶対に外せない楽曲で、彼女を人気歌い手に押し上げました。
「ロミオとシンデレラ」はもともと「歌に形はないけれど」などの作者としても知られる、ボカロP・dorikoが手掛けた曲で、シェイクスピア作で知られる『ロミオとジュリエット』と、グリム童話でディズニー映画でも有名な『シンデレラ』の2つの作品をテーマにして、大人の危険な恋に憧れる少女の想いを表現しています。
花たんが歌う「ロミオとシンデレラ」は、花たんが持つ歌唱力によって<恥じらいの素足をからめる 今夜はどこまでいけるの?><どうしようこのままじゃ私も いつかは食べられちゃうわ>と、背伸びをしたいけれども恐怖を感じる少女の気持ちがストレートに伝わってくるのが特徴です。
2009年にニコニコ動画で公開された歌ってみた動画は2024年現在で500万回以上も再生されており、花たん初のワンマンライブ「『Flower Rail』YURiCa/花たん ShowCase Live」のアンコールで「ロミオとシンデレラ」が歌われるなど、花たんの中でも特別な楽曲になっています。
アルカンシェル / 花たん
「ロミオとシンデレラ」のdorikoが作詞作曲を担当した「アルカンシェル」は花たんオリジナルソングで、「Flowers capsule」に続くセカンドシングルとしてリリースされました。
2023年に放送されたTVアニメ『転生王女と天才令嬢の魔法革命』のOP主題歌でもある「アルカンシェル」は同作に登場する一国の王女であるアニス、そしてアニスの手で運命を変えられるユフィを彷彿とさせる楽曲です。
さらに疾走感のあるメロディーに加えて、花たんのクリアな歌声が多くの視聴者をTVアニメ『転生王女と天才令嬢の魔法革命』の世界観へと引き込みました。
ハジメテノオト / malo
花たんが記念すべき歌ってみた動画初めての楽曲に選んだ「ハジメテノオト」は、初音ミクオリジナル曲の中でも古参に分類されるmalo作の楽曲です。初音ミクの登場でVOCALOIDが注目を集める中、その特性を表したバラードで現在でも「神曲」と、ボカロファンの間で支持されています。
ファルセットやハイトーンボイスといった技術を駆使して歌う箇所が多く、スローテンポな曲調ですが要求される歌唱力は高め。しかし、花たんが歌う「ハジメテノオト」はそれらの技術に加えて持ち前の高音ビブラートも使い分けており、花たんの歌唱力の高さを実感することができます。
ワールドイズマイン / supercell
ワールドイズマイン 歌うょ。 / #歌ってみた 歌うょ。 https://t.co/6V8IwOMFB8
— 花たん🌻🍖 (@cordelia_YURiCa) August 18, 2020
supercellはサウンドクリエーター・ryoを中心にイラストレーターなどが集まった音楽サークルで、これまでに「君の知らない物語」などのヒットソングを世に送り出してきました。
ニコニコ動画に投稿され、100万回以上も再生された「ワールドイズマイン」は女性が好きな人にだけ向ける可愛らしいわがままを詰め込んだ楽曲で、花たんの美声による有名な歌い出し<世界でいちばんおひめさま>というワンフレーズは、思わずクラップしたくなるようなグルーヴ感があります。
First Greeting / 花たん
2023年10月7日にリリースされた「First Greeting」は作詞作曲編曲をボカロPのYASUHIRO(康寛)が担当した楽曲で、TVアニメ『攻略うぉんてっど!〜異世界救います!?〜』のOP主題歌にもなりました。
アップテンポな曲調で<希望の幕開けだ セカイがやってきた>と冒険する楽しさを表現。さらに、そこへ花たんの透き通る歌声によって清々しさが加わったことで前向きになれる楽曲です。
Ray of Light / 花たん
2024年1月10日に配信限定でリリースされた「Ray of Light」は、やしきんが作詞、うたたね歌菜が作編曲を担当した、挫折から立ち上がる前向きになれるミディアムバラードです。
2024年1月から放送されたTVアニメ『悪役令嬢レベル99 〜私は裏ボスですが魔王ではありません〜』の挿入歌にもなり、最終回のクライマックスシーンで使用されました。
大切な人と共に歩んでいく心強さを花たんが柔らかい声で語り掛けるように歌い上げており、聴き終わった後は心温まるような優しい気持ちになれます。
Color / 花たん
花たん4枚目のアルバム「Flower Rail」に収録されている「Color」は、ボカロPのダルビッシュPと共作ですが、花たんがYURiCa名義で初めて作曲にも挑戦した楽曲です。
花たん自身が「一番好きだと思う」と感じているロックサウンドが取り入れていますが、曲調はアップテンポではなくしっとりと音を聞かせるロックバラード。
しかしシャウトボイスに近い歌声を随所で駆使しており、大サビの部分<消したくて めちゃくちゃに 浸食するボクを描いて>などからは、これまで花たんが多く歌ってきたボカロ曲やアニメソングにはなかった力強さが伝わってきます。
アマツキツネ / まらしぃ
11/23発売YURiCa/花たん5thアルバム「ERiCa」アニメイトW特典!
アマツキツネ piano acoustic ver. Pianohttps://t.co/2NS3A07b20
まらしぃくんに弾いて頂きましたー✨
というわけでチラッと( *´艸`) pic.twitter.com/xiNJEkxtWc— 花たん🌻🍖 (@cordelia_YURiCa) October 4, 2016
トヨタ自動車のテレビコマーシャルの演奏を担当して注目を集めた作曲家でピアニストのまらしぃによって制作された「アマツキツネ」は、2012年8月13日に原曲がニコニコ動画へ投稿されました。
奈良時代、巨大な流れ星など天体現象を指す言葉だったアマツキツネ。まらしぃが手掛けた「アマツキツネ」も流れ星となった狐をテーマにしており、琴や笛の音など和を感じる音色とともにどこか物悲しさが漂う楽曲です。
花たんが歌う「アマツキツネ」はサビのロングトーンをはじめ、花たん最大の武器である高音ビブラートの見せ場が多く盛り込まれています。
最後に
2008年、ニコニコ動画に歌ってみた動画を投稿して歌い手としての活動をスタートさせた花たんは、歌い手となってから15年以上経過した現在もTVアニメの主題歌を担当するなど積極的に音楽活動を行っています。
またVTuberとしてもデビューしてからはYouTube上で生歌配信も行っており、花たんの歌を聴く機会も増加しました。YouTube、またはニコニコ動画に投稿された歌ってみた動画を視聴して花たんの美声に耳を傾けてみてはいかがでしょうか?