HoneyWorks – 胸キュン青春ソングが若者に人気の“ハニワ”!最初に聴くべきメドレーは?

HoneyWorks – 胸キュン青春ソングが若者に人気の“ハニワ”!最初に聴くべきメドレーは?

胸キュンな歌詞やイラストが、若者に人気のクリエイターチームHoneyWorks(ハニーワークス)。

特に10〜20代からの支持が熱く、楽曲『可愛くなりたい』や『同担拒否』などの「歌ってみた」や「踊ってみた」の動画投稿が盛んに行われています。

ボーカロイドの使用のみに留まらず、オリジナルキャラクター20人以上をそれぞれ人気声優が演じており、曲を元にした映画・小説・アニメなども幅広く展開。

今回はHoneyWorksのプロフィールや経歴、魅力を解説し、最初に聴くべきメドレー5曲もご紹介します!

HoneyWorksのプロフィール

HoneyWorks(ハニーワークス)とは、メンバー3名とサポーター12名で構成されている音楽・映像クリエイターチームです。

ボーカロイドを使用して楽曲制作しており、主にニコニコ動画やYouTubeで活動中。YouTubeでは、登録者数200万人を超えています。

音楽性は“キュンキュン系”や“青春系”と呼ばれ、明るいロック調の曲が多数。

「ハニワ」と省略されることが多く、埴輪を表した顔文字“┗|∵|┓”がよく使われています。また8月28日を「ハニワの日」とし、24時間の生放送企画が毎年開催されています。

Gom(ゴム)

Profile

  • 性別:男性
  • 生年月日:1981年11月27日
  • 出身地:宮崎県
  • 担当:リーダー、作詞、作曲、編曲、プロデュース

2007年にソロで歌い手活動を始め、2010年にメジャーデビュー。

HoneyWorksサポーターの宇都圭輝さん中西さんと派生ユニット「HoneyMonster(通称はにもん)」を組んでおり、洸斗という名前で歌唱活動しています。

また、『テレカクシ記念日』や『FAKE STAR』などのHoneyWorksの曲をGomさんが歌唱しており、イケボと評判です。

Shito(シト)

Profile

  • 性別:男性
  • 生年月日:?年12月6日
  • 出身地:島根県
  • 担当:作詞、作曲、編曲、プロデュース

元々ベースとしてバンド活動しており、2007年からはニコニコ動画でも活動開始。

『メルト』のバンドアレンジバージョンや『初音ミクの消失』などを演奏していました。

歌い手活動はしていませんでしたが、Gomさんと一緒にニコニコ動画にて、PIROPARUさん作曲『9’ON』の「歌ってみた」を投稿しています。

ヤマコ

Profile

  • 性別:女性
  • 生年月日:?年3月12日
  • 出身地:大阪府
  • 担当:イラスト、ムービー

HoneyWorks加入前からイラスト活動しており、Ryu feat. Mayumi Morinagaの楽曲『My Babe Bee』などを手掛けています。

MEMO

昔、少女マンガ家に憧れていたことがあると話しており、HoneyWorksの活動によって夢を叶えたそう。

奈良芸術短期大学のデザインコースを卒業しており、2019年から客員教授としてデザイン制作について講義しています。

サポーター12名

メンバー3名だけでなく、サポーター12名の力もあってHoneyWorksは成り立っています。

メンバーと幼馴染であったりオーデションで加入したりなど、出会いはさまざまです。

  • ギター:Oji(オジ)中西(ナカニシ)
  • ベース:kyo(キョウ)
  • ドラム:AtsuyuK!(アツユキ)裕木(ユウキ)レオン
  • キーボード:宇都圭輝(ウトケイキ)
  • ボーカル:Hanon(ハノン)Kotoha(コトハ)
  • コンポーザー:コミヤマリオKaoru(カオル)
  • マニピュレーター:Kaoru(カオル)
  • イラスト:モゲラッタ
  • ムービー:モゲラッタえむめろ

HoneyWorksの経歴

2010年:HoneyWorks誕生

GomさんとShitoさんはそれぞれソロで活動していましたが、「オリジナルでボカロ曲を作りたい」と一緒に楽曲制作を開始。Twitterでヤマコさんの絵を見かけ、イラストレーターとしてスカウトしたことにより、HoneyWorksが誕生しました。

2010年から活動をスタートし、『泣き虫カレシ』や『スキキライ』などを制作。

そして、現在の「告白実行委員会シリーズ」の原点である『初恋の絵本』を公開します。

MEMO

『初恋の絵本』の合田美桜は、咲坂伊緒さん作の少女マンガ『ストロボ・エッジ』のヒロイン木下仁菜子をモデルにしているそうです。

2014年:華々しくメジャーデビュー

2014年1月に1stアルバム『ずっと前から好きでした。』でメジャーデビューし、初登場でオリコンウィークリーランキング4位を記録。

同年、ウタカツ!オーディショングランプリのCHiCOと、CHiCO with HoneyWorksのユニット活動もスタートします。

2ndアルバム『僕じゃダメですか?』からは、人気声優陣によるキャラクターソングも収録。

2015年には、3rdアルバム『好きになるその瞬間を。』のリリース記念として、初のワンマンライブを成功させました。

MEMO

ジャニーズWEST=Love麻倉ももなどに楽曲提供も。

また2019年には、初のアートワーク展『ハニワのアトリエ』を開催。

小説、映画、アニメなどでも幅広く活躍

2013年から、楽曲のストーリーを元にした小説が出版されるようになり、『今好きになる。』や『金曜日のおはよう』など現在は22冊あります。

さらに映画やアニメ、マンガ化され、第1弾の映画『ずっと前から好きでした。〜告白実行委員会〜』は総動員数25万人を突破しました。

MEMO

第2弾の映画『好きになるその瞬間を。~告白実行委員会~』では、乃木坂46TrySailがテーマ曲を歌唱。

メジャーデビュー前からアニメソングも手掛けており、『アオハライド』『NARUTO -ナルト- 疾風伝』など、多数の楽曲制作を担当しました。

HoneyWorksの魅力

少女マンガのような胸キュンな歌詞・イラスト

若者の人気を集めている最大の理由は、まるで少女マンガのように胸キュンする歌詞やイラストです。

会話や心の声をそのまま歌詞にしたようで、可愛らしい曲が多くあります。

HoneyWorksのコンセプトは、1曲聴き終わった後に、少女マンガ1冊を読んだかのような感覚になってもらうこと。

MEMO

少女マンガ路線になったきっかけは、メンバーのShitoさんが咲坂伊緒さん作の少女マンガ『ストロボ・エッジ』や『アオハライド』を読んで大きな影響を受けたからだそう。

また、青春を瞬間ごとに切り取って曲を制作していることで、リアルな感情が多くの若者に共感されています。

作り込まれたキャラクター設定・ストーリー

HoneyWorksの曲には30人以上のオリジナルキャラクターがいて、それぞれに名前や誕生日、性格などの細かい設定があり、1人ずつにスポットを当てて曲を制作しています。

キャラクター同士の関係性もあり、クラスメイトや幼なじみ、きょうだいなどの関係ですべてのキャラクターが繋がっているので、設定の奥深さに驚きです。

そのため、ファン同士で分析・考察して盛り上がれるのがHoneyWorksの醍醐味。

新曲の発表によって、同じシーンの中に他のキャラクターが2、3人いると判明することもあり、複数のキャラクター視点で1曲を楽しめます。

人気声優陣によるキャラクターボイス

HoneyWorksの曲には主要キャラクターが22人いますが、1人1人に声優がついています。

表現力のプロである声優が歌うことによって、キャラクターの感情が聴き手に伝わりやすくなり、よりストーリーの世界観に入り込めるのが魅力です。

MEMO

先にキャラクター設定をすべて決めるだけでなく、声優のイメージに合わせてキャラクター像を考えることもあるそう。

また、声優が豪華な点もHoneyWorksの見所ですが、今回は初期キャラ6人の声優をご紹介。

  • 瀬戸口優:神谷浩史(『進撃の巨人』リヴァイ)
  • 榎本夏樹戸松遥(『ソードアート・オンライン』結城明日菜)
  • 望月蒼太:梶裕貴(『進撃の巨人』エレン・イェーガー)
  • 早坂あかり:阿澄佳奈ひだまりスケッチ』ゆの)
  • 芹沢春輝:鈴村健一(『銀魂』沖田総悟)
  • 合田美桜:豊崎愛生(『けいおん!』平沢唯)

最初に聴くべき!HoneyWorks初期キャラメドレー5曲

HoneyWorksの曲はキャラクター1人1人に焦点が当てられますが、必ずしも時系列の順番通りに曲が公開されるとは限りません。

どの曲から聴けば良いのか分からない方のために、時系列順に並べたときの最初の5曲をご紹介します。

初期のキャラクターは6人いますが、最初にカップルになった榎本夏樹ちゃんと瀬戸口優くんの曲から聴くと、ストーリーの順番通りに楽しめます。

  1. 病名恋ワズライ
  2. 告白予行練習
  3. 告白予行練習-another story-
  4. Destiny
  5. テレカクシ記念日

病名恋ワズライ

2013年12月17日にYouTubeで公開され、2000万回再生を超えている人気曲。

楽しいだけでない片思いの苦しさを「病」と表現し、簡単に振り向いてもらえないもどかしさを歌っています。

「のん」という語尾の響きが可愛らしいのもポイント。

告白予行練習

HoneyWorksの9つ目の曲で、2012年10月28日にYouTubeで公開されました。

勢いで告白したけれど、恥ずかしさで「他の人への告白予行練習」とごまかしてしまうという、ムズキュンな歌。

勇気を振り絞って告白する榎本夏樹ちゃんの表情は、イラストレーターのヤマコさんによってリアルに描かれており、ドキドキが伝わってきます。

告白予行練習-another story-

2012年11月17日にYouTubeにて公開。

『告白予行練習』では榎本夏樹ちゃんの気持ちしか分かりませんが、『-another story-』では瀬戸口優くんの気持ちが描かれています。

「他の人への告白予行練習だよ」と言われたときの、瀬戸口優くんの反応が注目ポイントです。

Destiny

第1弾の映画『ずっと前から好きでした。』の劇中歌で、今のところMVが公開されていません。

解説

時系列で言うと、『告白予行練習』で榎本夏樹ちゃんが自分の気持ちを素直に伝える前に当たります。

榎本夏樹ちゃんのキャラクターボイスを務めている戸松遥さんバージョンの歌は、4thアルバム『何度だって、好き。~告白実行委員会~』に収録されています。

テレカクシ記念日

瀬戸口優くん視点の曲で、付き合ってから半年記念日と1年記念日について歌っています。

こちらの曲も、まだMVは公開されていません。

HoneyWorksメンバーのGomさんバージョンもありますが、キャラクターボイスを務めている神谷浩史さんバージョンは、4thアルバム『何度だって、好き。~告白実行委員会~』に収録されています。

HoneyWorksサウンドプロデュースのアイドルオーディション

現在、HoneyWorksがサウンドプロデュースする新アイドルグループのオーディションが開催されています。

審査は全部で6回行われ、最終選考でメンバーが決まるのは2021年9月5日。

10月1〜3日開催の「TOKYO IDOL FESTIVAL2021」でデビュー予定なので、どんなグループが誕生するのか楽しみですね!

まとめ

HoneyWorksのプロフィールや経歴、魅力、時系列順のメドレー5曲についてご紹介しました。

音楽も映像もこだわる総合エンターテイメントとして、楽曲だけでなく映画や小説などの形でもファンを楽しませてくれます。

10〜20代の若者だけでなく、どの世代にも青春時代の輝きを思い出させてくれるので、HoneyWorksのキャラクターたちと一緒に色んな感情を感じていきましょう!

この記事をシェアをしよう!

この記事を書いた人

この記事に関連するタグ

関連記事

新着記事