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ボカロライブの定番曲8選・その他のボーカロイド編
ピアノ×フォルテ×スキャンダル / OSTER project
作詞・作曲:OSTER project(オスタープロジェクト)
本楽曲は、2008年に投稿されたMEIKO歌唱のラブソング。
ピアノを中心としたジャズ調の楽曲がMEIKOとマッチしており、アダルトな雰囲気を醸し出しています。アクセントのベースがかっこよく、おしゃれなボカロ名曲としても知られる1曲です。
OSTER projectは、2000年からネットで音楽活動を行っている音楽ユニット。
女性視点の楽曲を数多く制作しており、ジャズ系からロックまで幅広いジャンルの楽曲を手がけています。
調声技術にも定評があるボカロPで、本楽曲でも艶のあるMEIKOの歌声が印象的。
“かっこいい大人の女性”を想像させるハスキーで力強い歌声が魅力の名曲です。
ドクター=ファンクビート / nyanyannya
作詞・作曲:nyanyannya(ニャニャンニャ)
こちらは2015年に投稿されたnyanyannyaの楽曲。
プロセカにも収録され、鏡音レンVer.やプロセカVer.などのカバー楽曲も投稿されている人気曲です。
本楽曲の「大・天・才」という歌詞から、大天才Pとも呼ばれるnyanyannya。
「鉛姫シリーズ」というシリーズ楽曲を制作しており、小説などの展開も行われています。
BPM300のスピード感溢れる楽曲には金管やコーラスなどが盛り込まれており、にぎやかかつ華やかな印象を与えます。
掛け声パートにはあえてボカロではなく人の声が使われ、細部にまでこだわりの詰まった1曲です。
東京テディベア / Neru
鏡音リン・レンを使った楽曲で知られるボカロP・Neruの1曲。
2011年に投稿され、ニコニコ動画500万回再生、YouTube1,700万回再生を超える人気曲です。
Neruは、力強いボカロの歌声とロック調の楽曲で有名なボカロP。
比較的初期の作品である本楽曲も、重厚感のあるボカロックとなっています。
あえて機械っぽさを残しているリンの声も独特で、サビの盛り上がりに合わせて叫ぶように歌う調声が魅力的です。
海外ファンからの人気も高い楽曲で、ライブではリンがギターを持って登場。
バンドの生演奏に合わせて歌唱するかっこいい楽曲です。
右肩の蝶 / のりP
のりPによって2009年に投稿された楽曲。
元々鏡音リンの楽曲として投稿されていましたが、約1ヶ月後に鏡音レンVer.も投稿。ライブではレンのソロ曲として演奏されています。
のりPは、90年代風の曲調を得意とするボカロP。
2008年から活動しており、リン・レン楽曲を中心にさまざまなボーカロイドを使用しています。
ロックやテクノ、J-POPなどのジャンルを含むミドルテンポの楽曲は、どこか懐かしさを感じるもの。
機械感のあるリン・レンの声やハモりも、当時を知る人なら懐かしく、初めて聞く人には新鮮に聞こえるでしょう。
リモコン / ワンダフル☆オポチュニティ
鏡音リン・レンのライブ定番名曲に外せないのがこの楽曲。
制作しているのは、リン・レンを使った楽曲で有名なボカロP・ワンダフル☆オポチュニティ(以下ワンオポ)です。
ワンオポは、EDMからロックまで幅広いジャンルの楽曲を制作している音楽サークル。
本楽曲もリズミカルなボーカルとキャッチーなメロディーが魅力のEDM。気づけば何度も聞いてしまう中毒性があります。
コール&レスポンスやL・Rという歌詞に合わせて左右にペンライトを動かす振り付けなど、盛り上がる要素が詰めこまれているのも魅力。
会場が一体となれる本楽曲は、まさにライブの定番名曲です。
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ルカルカ★ナイトフィーバー / samfree
作詞・作曲:samfree(サムフリー)
こちらは2009年に投稿されたsamfreeの楽曲。
samfreeはユーロビート系の楽曲で有名なボカロPです。
「SAMナイトシリーズ」と呼ばれるシリーズ楽曲は、現在でもMMDなどの二次創作で使われるほど高い人気を誇っています。
本楽曲は、そんな「SAMナイトシリーズ」の始まりとなったユーロビート曲。
ノンストップで進行する楽曲の疾走感やサビのリズムが心地よく、特徴的な合いの手も相まってテンションが上がる楽曲です。
ライブでも当然盛り上がりますが、samfreeが若くして亡くなっていることから、涙を流すファンも少なくありません。ボカロ界を盛り上げた初期名曲の1つです。
天ノ弱 / 164
2011年に投稿され、ニコニコ動画で890万回再生、YouTubeで3600万回再生を突破しているGUMI代表曲のひとつ。
制作している164は、ロックテイストの楽曲を中心に制作しているボカロPです。
ギタリストでもあり、楽曲のギター音は本人が演奏したものが使われています。
本楽曲も、164演奏のギターフレーズが印象的なボカロック。
ギター、ベース、ドラムによるシンプルながらかっこいいバンドサウンドが魅力です。
また、なめらかで感情の乗ったGUMIの歌声は“神調教”タグがつくほど。
人が歌っているかのようなボーカルのクオリティにも注目してほしい楽曲です。
はやくそれになりたい! / キノシタ
音街ウナ使いとして知られるキノシタの名曲です。
キノシタはポップな電波ソングやロックテイストの楽曲などを制作しているボカロP。
2017年に投稿された本楽曲は、YouTubeで400万回再生を突破しています。
本楽曲は元気っ子・音街ウナのかわいさを全面に押し出したキャッチーな電波ソングで、ウナのセリフが入っているのが特徴。
聞いているだけで笑顔になれる明るい曲調が魅力です。
一方で、歌詞には「この声が届きますように」というボーカロイドらしい願いも込められており、新たなボカロとして活躍していこうとするウナの姿が描かれています。
まとめ
今回は、初音ミクを中心にライブで定番のボカロ名曲を13曲ご紹介しました。
投稿されたのが10年以上前の楽曲も多いため、知らない楽曲があった方も多いのではないでしょうか。
ライブで演奏されているボカロ曲は名曲揃いなので、まだ聞いたことない曲がある方はぜひ聞いてみてください!