2021年に投稿された『キャットラビング』がYouTubeにて800万回再生を超え、今注目を集めている話題のボカロP・香椎(かしい)モイミ。
そのキャッチーかつダークな雰囲気の楽曲には一度聞けば耳に残ってしまう中毒性があり、ファンから根強い人気を獲得しています。
また、現在はボカロPのほか、VTuberや歌い手に楽曲提供を行うアーティストとしても活動中。
ジャンルに囚われない音楽が魅力のひとつです。
今回は、ボカロPとアーティストの2本柱で活動する香椎モイミのプロフィールや経歴、おすすめの楽曲をご紹介します!
▼あわせて読みたい!
目次
【プロフィール】ボカロP・香椎モイミが作る楽曲とは
キャットラビング500万再生ありがとうございます🎉 pic.twitter.com/pu6ntrBv2k
— 香椎モイミ (@moi__moimi) March 12, 2022
- 読み方:かしい もいみ
- 性別:女性
- 誕生日:4月29日
- 所属:KAMITSUBAKI STUDIO
- 使用ボーカロイド:KAITO、初音ミク、鏡音リン・レン、可愛ユキ、flower、可不(KAFU)、Ken(VOCALOID5)
香椎モイミは、2018年12月にデビューしたボカロP。
KAITOや鏡音リン・レン、初音ミクなどのVOCALOIDを使った楽曲が多く、初投稿からニコニコ動画では「もっと評価されるべき」タグがついていた期待のクリエイターです。
楽曲は、キャッチーな曲調ながらどこか薄暗さを感じるものが多く、「覗いてはいけない」と言われたものを見たくなるような、怪しげな雰囲気すら感じる魅力があります。
一度ハマってしまえば、耳から離れない中毒性もポイントです。
また、歌詞では繊細な心の動きや愛について語られることが多く、曲の主人公とも言える人物の感情が楽曲全体で表現されているのも魅力。
楽曲・歌詞・ボカロの調声・MVと随所にこだわりが詰めこまれ、1つの芸術作品のような趣さえ感じられます。
引退宣言は300曲投稿後!?
また、香椎モイミはボカロPを始める時に「300曲投稿するまではやめない」と決まりを設けて活動を開始しており、熱心な音楽活動がうかがえます。
ボカロp始める前に「とりま300曲投稿するまではやめない」と決めたのでそれが私の指針なのだけと、見通し甘すぎた(現在36曲)
— 香椎モイミ (@moi__moimi) March 12, 2022
ちなみに、ニコニコ動画に300曲以上の楽曲を投稿している有名ボカロPは、『家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。』などで知られるほぼ日Pです。(2022年6月1日現在)
2009年から10年以上活動するほぼ日Pでも約400曲なため、大変な道のりであると分かります。
ファンとしてはまだまだたくさんの楽曲を聞けるということなので、嬉しい目標ですね!
香椎モイミの活動・経歴
香椎モイミは、これまでに40曲以上の楽曲(ボカロ曲以外も含む)を制作・投稿しており、活動当初から2021年4月頃まではほぼ毎月投稿が行われていました。
現在もコンスタントにボカロ曲の投稿が行われており、精力的な活動がうかがえます。
ボカロPの中でも、かなりハイペースで楽曲投稿を行っているクリエイターです。
初投稿はKAITO歌唱『そっか』
歌唱:KAITO
2018年12月に、ニコニコ動画へ初投稿された楽曲です。
1作目ながら、曲もKAITOの調教もクオリティが高く、「期待の新人」タグや「もっと伸びるべき」タグで評価されていました。
香椎モイミ楽曲の特徴でもある「キャッチーさ」が本楽曲にも顕著に現れており、伸びやかなKAITOの声とマッチしています。
歌詞は、学生時代の抑圧された環境下にいる息苦しさを書いたもので、明るく耳馴染みのいい音とのアンバランスさが魅力です。
また、毎年2月にKAITOの誕生日記念楽曲を投稿しており、KAITOに思い入れのあるボカロPという一面もあります。
KAITO好きにもおすすめしたいボカロPです!
▼あわせて読みたい!
1stアルバム『渇愛』をリリース
2020年8月には、1stアルバム『渇愛』を音楽配信サイト限定でリリース。
投稿されている楽曲も含め、11曲が収録されました。
また、アルバム発売に先駆けて、同年6月にはネットシーンの注目曲を紹介する音楽番組『GAKUON!』(ABCテレビ)で香椎モイミがピックアップ。
ダークで繊細な楽曲が注目され、世間にもその存在が知られていきます。