Ado【人気曲解説】シーンに衝撃を与えた名曲10選を徹底解説

阿修羅ちゃん / Neru

作詞・作曲：Neru

こちらはテレビドラマ『ドクターX～外科医・大門未知子～』の主題歌として起用された楽曲。
YouTubeの再生回数は5900万回を超え、Ado楽曲の中でも高い人気を誇ります。

楽曲を提供しているのは、ロック系のボカロ曲を制作しているNeru。
本楽曲もNeruらしいキャッチーなロックとなっており、Adoの「ねぇ あんたわかっちゃいない」という叫びから始まるインパクトのある楽曲です。

疾走感のある楽曲と力強いAdoの歌声が噛み合っており、かっこよさとポップさを兼ね備えているのが魅力。
また、一口に「力強い歌声」と言っても、本楽曲からはどこか楽観的な雰囲気や明るさが感じられます。
MVも相まって、ドライブで聞きたい1曲です。

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ギラギラ / てにをは

作詞・作曲：てにをは

メジャー３作品目として、2021年２月に投稿された楽曲です。
楽曲を提供しているのは、『ヴィラン』で有名なボカロP・てにをは。
本楽曲では、「孤独のラブソング」をテーマに、容姿にコンプレックスを持つ少女が描かれています。

少女の心情を表現するような歌声と、ボーカルを引き立てるベースラインが特徴。
ゆったりと進む楽曲の中で、Adoは“コンプレックスを抱えながら生きる少女の強さと脆さ・美しさ”を繊細かつパワフルに表現しています。

特に「神様が左利きならどんなに幸せか知れない」という歌詞は印象的。
多数派である“右利き”になりたいと願うのではなく、世界のスタンダードが“左利き”になればいいのにと思うところに、少女の逞しさを感じられます。

緩急のある歌声につい聞き入ってしまう1曲です。

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夜のピエロ / biz

作詞・作曲：biz

落ち着いたAdoの歌声から始まる人気の楽曲です。
テレビドラマ『初情事まであと1時間』オープニング主題歌となっており、YouTubeでは2000万回再生を超えています。

楽曲を制作しているのは、ボカロP・biz。
シティ感があり、きらびやかな”夜の都会”を連想させるおしゃれな楽曲となっています。
左右で流れる楽器の音が心地よく、いつまでも聞いていられるような柔らかい音楽が魅力です。

歌声も、代名詞であるがなりや叫ぶようなものではなく、歌詞や曲の展開に合った緩急のある声となっているのが印象的。
歌唱力と表現力の高さが感じられ、思わず聞き入ってしまいます。

何度も聞いているうちに気づいたらハマってしまう、いわゆるスルメ曲です。

金木犀 / くじら

作詞・作曲：くじら

こちらは、Adoが有名になるきっかけとなった楽曲です。
ボカロPのくじらが制作した楽曲のボーカリストとしてAdoは参加し、ボカロバージョンと同時公開。再生数は2800万回を超えています。
この楽曲を機に、Adoはボーカリストとしてさまざまな楽曲へ参加するようになりました。

楽曲は、シティポップの雰囲気を感じるおしゃれなもの。
どこか切なさや寂しさも感じる楽曲と落ち着いたAdoの声が合っており、耳なじみの良い仕上がりとなっています。

また、本楽曲でAdoは、大人っぽい歌声を使った歌唱をしており、楽曲によって異なる声を使い分ける技量や表現力の広さを感じられるのもポイント。
まだ聞いたことのない方は、ぜひ力強い歌声とのギャップを感じてみてください。

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