HoneyWorks(ハニーワークス)【人気曲解説】 青春がすべて詰まったハニワの神曲を徹底解説

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告白実行委員会~恋愛シリーズ~ Part3

初恋の絵本/feat.合田美桜(CV:豊崎愛生)

2017年11月24日に放送されたテレビアニメ『いつだって僕らの恋は10センチだった。』

「初恋の絵本」は、この作品のメインキャラクターである合田美桜と芹沢春輝の高校時代を歌った楽曲です。大人になった美桜の目線で、過去の恋を振り返っています。

告白実行委員会シリーズ第1弾の映画『ずっと前から好きでした。~告白実行委員会~』で、瀬戸口優と榎本夏樹の友だちとして登場した美桜と春輝。

2人とも春生まれで、名前に春を連想させる「桜」「春」という文字が入っていることから、親近感を覚え仲を深めていきます。

MEMO

春という共通点から美桜と春輝は“春カップル”と呼ばれています。

美術部でおとなしい美桜と、金髪という派手な見た目だが面倒見がいい春輝。正反対に見える2人ですが、いつの間にか一緒に下校するほど仲良くなっていました。

周りからもカップルと勘違いされる2人。しかし、その関係は友だち以上恋人未満止まり。お互いに「好き」という気持ちを持っていましたが、なかなかその想いを伝えられません。

「残り10cmの勇気があったなら “未来”が変わってたのかな」

届く距離にいるのに、なぜか届かないこの想い……。そんな切ない想いが歌詞につづられています。

そして、もう1つ紹介するのが、春輝目線で描かれた「さよなら両片想」です。

お互いの気持ちを伝えることなく、高校を卒業した美桜と春輝。春輝は映画監督になるという夢を叶えるため、アメリカに留学しました。

美桜を選べなかったことへの悔しさ。そして、絶対に夢をかなえて美桜のもとへ必ず帰るという、彼の強い決意がつづられています。

東京スプリングセッション/feat. 瀬戸口優・榎本夏樹・望月蒼太・早坂あかり・芹沢春輝・合田美桜(CV:神谷浩史・戸松遥・梶裕貴・阿澄佳奈・鈴村健一・豊崎愛生)

「東京スプリングセッション」は、映画『ずっと前から好きでした。〜告白実行委員会〜』に登場する瀬戸口優と榎本夏樹、望月蒼太と早坂あかり、芹沢春輝と合田美桜の3組のカップルの完結編となっています。

こちらの楽曲で注目してほしいのが、美桜と春輝の“春カップル”高校での出会いからずっとお互いを想い続けていた2人が再会し、空白だった時間を埋めるように恋人として過ごす様子がかわいらしいです。

「可愛いって言って? 世界一だよ 大好きって言って? 毎日言うよ」
「お願い聞いて? 何でも聞くよ お揃い着たい 少し照れるね」

そして、2人がついに結婚します。

「ああ ああ 家族増やそうね しっかりしなきゃな 今はゼロセンチ」
「聞いてお父さん 幸せにします もう幸せよ 結婚します」
「君と私の物語が 繋がって一つになって 宿り産まれたこの命に 春に咲く 花の名前を」

“春カップル”の新しい未来がつづられた歌詞に「ようやく2人が一緒になれた!」と感動させられます。

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