目次
荒牧慶彦の代表的な出演作厳選5作
ミュージカル「忍たま乱太郎」シリーズ 立花仙蔵 役
ブログを更新しました。
「忍たま 6弾 振り返って」 http://t.co/18w1HnZqC3お時間あるときに読んでくだされば嬉しいです。
せんぞーより。 pic.twitter.com/b03vK3peJI
— 荒牧慶彦 (@ara_mackey) January 26, 2015
荒牧慶彦が2.5次元俳優として成功した理由の1つに、キャラビジュアルの見事な再現度が挙げられます。
荒牧の活動初期の出演作で、これを裏付けたのがミュージカル「忍たま乱太郎」です。
荒牧は、2014年から2015年にかけて同シリーズの第5弾・第6弾に出演し、6年生の立花仙蔵(たちばな せんぞう)を演じました。
サラサラのポニーテールに白い肌、切れ長のアンニュイな瞳が特徴的な立花仙蔵は、忍術学園の中でもトップクラスの美しいビジュアルを持ったキャラクターです。
さらに、立花は容姿端麗・成績優秀でありながら、後輩たちに振り回されるとヒステリーを起こしてしまうギャップも持っています。
ビジュアルならびに演技の両面で、荒牧はこの高いハードルを見事に乗り越え、立花仙蔵ならではの魅力を演じ切りました。
作中では女装した仙子姿も披露し、その美しさはファンの間で大きな反響を呼びました。
見事な衣装替えや焙烙火矢をもちいたダイナミックなアクションも見逃せません。
舞台「刀剣乱舞」シリーズ 山姥切国広 役
荒牧慶彦が演じたキャラクターで最も高い人気を誇るのが、 舞台「刀剣乱舞」シリーズの山姥切国広(やまんばぎり くにひろ)です。
この役を通して、2.5次元俳優として不動のポジションを確立したと言っても過言ではありません。
ファンの間では「もうそこに山姥切国広がいた」と大絶賛されるほど完璧な役作りで挑み、舞台上では圧倒的な存在感を放っていました。
本作において特筆すべきは、荒牧の殺陣の美しさです。
迫力満点でありながら、その洗練された動きに目を奪われた観客も多いのではないでしょうか。
また、山姥切国広は霊剣「山姥切」を模して作られたとされることから、オリジナルでないことにコンプレックスを抱えています。
本当は周りに認めてほしいのに、プライドの高さゆえにやや卑屈でこじらせた性格をしています。
複雑な設定のキャラクターですが、荒牧の丁寧なアプローチによって、どこか憎めない愛すべき存在へと昇華しました。
あまりの人気ぶりに、2023年10月には「舞台『刀剣乱舞』山姥切国広 単独行 -日本刀史-」を開催。
同公演にて、荒牧は1人10役を演じ切り、2.5次元界に新たな歴史を打ち立てました。
舞台『刀剣乱舞』山姥切国広 単独行
-日本刀史-
台本にて本気か…?
と思ったページ pic.twitter.com/LEZUn9cYm6
— 荒牧慶彦 (@ara_mackey) November 12, 2023
「あんさんぶるスターズ!オン・ステージ」朔間凛月 役
朔間凛月。
誕生日おめでとう(´ω`)
凛月に出会えて、凛月として舞台に立ててとても幸せです😊
今日はたくさんの人に祝ってもらってね。#朔間凛月生誕祭2017 pic.twitter.com/g912bDIznD— 荒牧慶彦 (@ara_mackey) September 21, 2017
「あんさんぶるスターズ!オン・ステージ」の原作は、2015年4月にリリースされたスマートフォン向けゲームアプリ。
アイドル養成学校の男子高校生達と共にトップアイドルを目指すという、アイドル育成プロデュースゲームです。
荒牧が演じた朔間凛月(さくま りつ)は、マイペースでまわりに無関心ですが、一度心を許した相手にはとことん甘えるまさに猫のような性格です。
この役で印象的なのは、荒牧が実際に舞台で演じた際の再現度の高さです。
徹底的な役作りを経て生まれた朔間の動きやしぐさは、原作ファンをも納得させるクオリティで、キャラクタービジュアルの第一印象をはるかに超えていたという声も上がっています。
荒牧の研究熱心な部分と、それを実際に表現できる技術力の高さが証明された作品でした。
MANKAI STAGE「A3!」月岡紬 役
MANKAI STAGE『A3!』~WINTER 2021〜
無事初日の幕が開きました!
ご観劇、ご視聴くださった方々ありがとうございます✨
楽しんでもらえましたか??
カントクの心に満開の花が咲いていてくれたら嬉しいです。写真はつむぎ。
無表情になっちゃった pic.twitter.com/MXnaD2XAep— 荒牧慶彦 (@ara_mackey) May 20, 2021
続いてご紹介するMANKAI STAGE「A3!」は、ダウンロード数800万突破のイケメン役者育成ゲーム「A3!(エースリー)」を舞台化した作品です。
荒牧演じる月岡紬(つきおか つむぎ)は、学生演劇で活躍していたものの、ある出来事を境に自分の芝居に自信を持てなくなってしまった過去を持つキャラクター。
それでも夢をあきらめきれず、MANKAIカンパニーに入団すると、冬組のリーダーを任されます。
月岡紬は謙虚で気弱な性格ですが、舞台には人一倍熱い思いを抱いているキャラクターです。
荒牧は稽古シーンから劇中劇のシーンを通して、この役が持つギャップを丁寧に表現しました。
「ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-」Rule the Stage シリーズ 白膠木簓 役
10月31日。
白膠木簓、誕生日おめでとう🎉🎊
これからも、よろしゅう☺️ pic.twitter.com/RisXU0v3nE
— 荒牧慶彦 (@ara_mackey) October 30, 2020
最後にご紹介するのは「ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-」Rule the Stage シリーズからオオサカ・ディヴィジョン”どついたれ本舗“の白膠木簓(ぬるでささら)です。
本作の世界では、“ヒプノシスマイク”という特殊なマイクを通してリリックを発することで、他人の精神に干渉することができます。
ラップスキルはもちろんのこと、ダンス、ビジュアル、歌と様々な要素を高い水準で要求される特殊な作品です。
さらに、白膠木はコテコテの関西芸人ということで、荒牧は全編通して関西弁に挑戦しました。
荒牧の明るく明瞭なラップは、白膠木の天真爛漫な雰囲気を体現しています。
コミカルさの中に見え隠れする爆イケ感が癖になること間違いありません。
最後に
今回は、2.5次元界の第一線を走り続ける俳優・荒牧慶彦のプロフィールや出演作品をご紹介しました。
原作へのリスペクトや徹底した役作り、観客に対する謙虚な姿勢等、荒牧のプロフェッショナルな一面を知ることができました。
2024年4月5日からは、明治座にて剣劇「三國志演技〜孫呉」に出演中の荒牧。
幕間をはさみますが、1公演3時間越えという長丁場の本作。最後まで無事に完走できることを祈りつつ、荒牧の新たな魅力に注目していきましょう。