有澤樟太郎のプロフィールや出演作品を徹底解説

有澤樟太郎のプロフィールや出演作品を徹底解説

2025年に、ミュージカル「キンキーブーツ」で主演を務めることが明かされた有澤樟太郎

有澤は舞台「ハイパープロジェクション演劇 ハイキュー!!」やミュージカル「刀剣乱舞」など、2.5次元舞台への出演で一躍脚光を浴びた俳優です。

最近ではグランドミュージカルの世界でも注目を集めている有澤について、詳しいプロフィールや主な出演作をご紹介していきましょう。

有澤樟太郎のプロフィール



名前:有澤樟太郎(ありさわ しょうたろう)
生年月日:1995年9月28日
身長:184cm
サイズ:B85cm, W78cm, H90cm
趣味・特技:野球観戦(オリックスファン) 、音楽鑑賞、野球、バレーボール

デビューまでの経緯


兵庫県出身の有澤は、幼いころから「仮面ライダーアギト」や「百獣戦隊ガオレンジャー」などの特撮作品や「筋肉番付」「SASUKE」などのテレビ番組が大好きな少年でした。筋肉自慢のタレントである照英やケイン・コスギの身体能力に憧れて、幼稚園の年長から小学5年生まで体操を習っていたこともあります。

小学5年生からは野球チームに所属していたのですが、怪我が原因で中学2年生の時点で引退することに。引退後は反抗期も重なり遅くまで遊び回るような生活をしていたところ、母から芸能事務所のオーディションを受けることを勧められました。

最初に受けたオーディションではいい結果が出なかったものの、その後も意欲的にオーディションに挑み、スカウトされるために夜行バスで原宿へ出かけたことも。高校3年生の夏休み前に受けたオーディションで「養成所から始めるのはどうですか」とアドバイスを受け、俳優としての基礎を学べる養成所に通い始めます。

通い始めた当初はテレビでの仕事を目指していた有澤でしたが、養成所の卒業生が2.5次元舞台で活躍しているのを見て舞台俳優を志すことを決意。通い始めて1年後に晴れて所属事務所が決まり、2015年8月上演の舞台「K 第二章 -AROUSAL OF KING-」のアンサンブルとして舞台デビューを果たしました。

有澤樟太郎の経歴


舞台俳優としての活動を始めた有澤は、目標通り2.5次元舞台で活躍することになります。ここからは、デビュー以降の経歴について詳しく見ていきましょう。

2.5次元俳優としての活躍


アンサンブルを見事にこなした有澤が次に挑んだのは、2015年11月上演の舞台「ハイパープロジェクション演劇 ハイキュー!!」の国見英役です。その後2016年9月にはミュージカル「刀剣乱舞 〜幕末天狼傳〜和泉守兼定役に抜擢され、2.5次元俳優として一躍有名になりました。

そんな有澤がひとつのターニングポイントになった作品として挙げているのが、2017年6月上演の舞台「厨病激発ボーイ」です。ニコニコ動画で人気のボーカロイド楽曲および楽曲から生まれた小説をもとにした舞台であり、有澤は”天使か悪魔の生まれ変わり”を自称する厨二病の少年・中村和博を演じています。

有澤は独特な世界観で生きる和博について「僕にもそういう『カッコいい言葉を言ってみたい』みたいな時期がありました」と語り、「表に出していなかっただけで、僕自身もかなり厨二病だったんだなって感じさせてくれる作品でした」と振り返っています。

その後も舞台「クジラの子らは砂上に歌う」(2018年1月)、舞台「七つの大罪 The STAGE」(2018年8月)、舞台「どろろ」(2019年3月)など数多くの2.5次元舞台に出演してきた有澤。やがて2019年6月に、演出家・高橋悠也と東映によるシアタープロジェクトTXTの第1弾作品「SLANG」で舞台初主演を務めました。

また2020年1月には、有澤の連続ドラマ初主演作である「田園ボーイズ」の放送がスタート。田んぼばかりの田舎町に開店したホストクラブを描いた作品で、有澤のほかには伊万里有、田中尚輝、松浦祐也といった俳優陣が名を連ねています。

グランドミュージカルへの進出


2.5次元俳優として人気を博し、舞台にとどまらずドラマや映画など映像作品への出演も相次いでいる有澤。2020年頃からはさらなる新境地として、グランドミュージカルにも挑戦しています。

きっかけとなった作品は、2020年4月に上演予定だったブロードウェイ・ミュージカル「ウエスト・サイド・ストーリー Season3」です。有澤はシャーク団のリーダー・ベルナルド役として稽古を重ねていましたが、新型コロナウイルスの影響により全公演が中止になってしまいました。

そんな逆境にもめげず、2021年11月にはシカゴでの初演がトニー賞の最優秀ミュージカル作品賞など7部門にノミネートされ、超ロングランを記録したミュージカル「GREASE」への出演が決定。主人公・ダニーの親友ケニッキー役を演じています。

さらに2022年10月に上演されたミュージカル「ジャージー・ボーイズ」では、60年代のアメリカ音楽界を席巻したザ・フォー・シーズンズのボブ・ゴーディオを演じることに。ザ・フォー・シーズンズは2チーム制のダブルキャストとなっており、有澤は花村想太、尾上右近、spiと共に”チームGREEN”としてキャスティングされました。

その後2023年10月には上野樹里主演のミュージカル「のだめカンタービレ」で峰龍太郎役を演じ、2024年2月に上演されたミュージカル「ジョジョの奇妙な冒険 ファントムブラッド」では松下優也とのダブル主演でジョナサン・ジョースターを演じています。

「ジョジョの奇妙な冒険」は、東宝による本格的な2.5次元ミュージカルとして多くの舞台ファンから注目を集めていた作品です。2.5次元舞台からグランドミュージカルへと活動の幅を広げてきた有澤の演技は、原作ファンからもミュージカルファンからも高く評価されました。

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