目次
主な出演作品
ここからは、崎山がこれまで出演してきた作品の中から特に人気の高い2.5次元舞台3作品をご紹介していきます。
ミュージカル「刀剣乱舞」石切丸役
2015年から2016年にかけて上演されたミュージカル「刀剣乱舞」シリーズは、ブラウザゲーム「刀剣乱舞」を原案とした作品です。2015年10月に「トライアル公演」が上演され、2016年5月から東京・大阪・京都を巡る公演「阿津賀志山異聞」がスタートしました。
「刀剣乱舞」で描かれているのは、日本の刀剣をモチーフにしたキャラクター・刀剣男士の活躍。「阿津賀志山異聞」では”三条派”と呼ばれる刀剣男士を中心とした物語が描かれており、崎山は石切劔箭神社に伝わる宝刀がモチーフの刀剣男士・石切丸を演じています。
「阿津賀志山異聞」は開幕直後から大好評を博し、2016年11月には嚴島神社での特別公演「in 嚴島神社」が開催されることに。特別公演には「阿津賀志山異聞」に出演していた刀剣男士に加え、2016年9月に上演された本公演第2弾「幕末天狼傳」の出演メンバーも参加しています。
石切丸はその後、2017年3月上演の「三百年の子守唄」や、2018年7月にパリで上演された「阿津賀志山異聞2018 巴里」などに出演。2018年12月には「紅白歌合戦」の企画コーナーに刀剣男士19人で出演し、大きな話題を呼びました。
ミュージカル「ROCK MUSICAL BLEACH 〜もうひとつの地上〜」阿散井恋次役
◆阿散井恋次役◆崎山つばささん
必ずあなたの心に突き刺さる作品にします。なぜだかわかるか?
誓ったんだよ。絶対に面白くするってな。ただ俺の
魂にだ!!! pic.twitter.com/5EBVQWhTzt
— ROCK MUSICAL BLEACH (@RM_BLEACH2024) May 30, 2016
「週刊少年ジャンプ」の人気漫画「BLEACH」を原作としたミュージカル「ROCK MUSICAL BLEACH」は、2005年から上演されているシリーズです。崎山が出演した「もうひとつの地上」は、前作「新生 ROCK MUSICAL BLEACH REprise」以来4年ぶりの新作として2016年7月に上演されました。
内容は2008年3月上演の「ROCK MUSICAL BLEACH THE ALL」を改定したもので、脚本・演出は2008年版と同じ堤泰之が担当。死神の力を授かった主人公・黒崎一護が、自分に力をくれた死神の少女・ルキアを救うために死神の世界である尸魂界(ソウル・ソサエティ)へ乗り込む物語が描かれています。
崎山が演じた阿散井恋次は、数多くの死神が所属する組織・護廷十三隊の六番隊副隊長を務める青年です。一護との出会いを機に幼馴染であるルキアへの想いを自覚し、彼女を救うため一護と行動を共にすることになります。
公演は東京と京都で開催されたのですが、京都公演が始まる直前に原作が最終話を迎えました。最終話ではルキアと恋次がどんな結末を迎えたのかも描かれていたため、崎山は「京都公演ではちょっとそのラストにつなげられるような恋次でやりました」と明かしています。
舞台「幽☆遊☆白書」浦飯幽助役
2019年8月に上演された舞台「幽☆遊☆白書」は、1990年から1994年まで「週刊少年ジャンプ」で連載されていた漫画を舞台化したものです。ミュージカル「刀剣乱舞」シリーズや舞台「文豪ストレイドッグス」シリーズなどの脚本を手がけている御笠ノ忠次が脚本・演出を担当し、崎山が主人公の浦飯幽助役を務めました。
物語は、幽助が交通事故にあって死んでしまうところから始まります。死んだ幽助は幽霊となって霊界へ辿り着き、生き返るための試験を受けることに。舞台の前半では霊界案内人のぼたんや霊界の長の息子・コエンマ、幽助の幼馴染・螢子、幽助の母・温子といったキャラクターが登場し、幽助が生き返るまでのストーリーが描かれています。
舞台後半では、霊界探偵となった幽助が飛影・蔵馬・剛鬼という盗賊3人組と対峙することに。原作本編に加えて外伝として執筆された読み切り短編「TWO SHOTS」のエピソードも取り入れられ、舞台ならではの構成と演出で「幽☆遊☆白書」の世界観が再現されました。
崎山は不良少年である幽助に少しでも近づくため、電子たばこを吸いはじめたり足を乱暴に組んで座ったりと素行の悪い立ち振る舞いを意識することから役作りをはじめています。原作を再現しながら舞台としてのオリジナリティも求められる難しさについては、「『幽助ならそうするかも』と思ってもらえるギリギリのラインを攻めたいんです」と語っていました。
まとめ
2024年10月からは、崎山が35歳の誕生日を迎えることを記念した「崎山つばさ 35th Birthday Event」が実施される予定です。10月26日は大阪の朝日生命ホール、11月3日は東京証券会館での開催となります。
さらに2024年12月には、稲垣吾郎主演ミュージカル「No.9 -不滅の旋律-」に出演予定。詳しい情報はぜひ公式サイトや崎山のSNSなどをチェックしてみてください。