ミュージカル「刀剣乱舞」シリーズの石切丸役で脚光を浴びて以来、2.5次元舞台を中心とした幅広い分野で活躍している俳優・崎山つばさ。
最近ではアーティスト活動やカレーのプロデュースなど、俳優以外の活動でも注目を集めています。
今回はそんな崎山について、詳しいプロフィールや主な出演作などをご紹介しましょう。
目次
崎山つばさのプロフィール
名前:崎山つばさ(さきやま つばさ)
生年月日:1989年11月3日
出身地:千葉県
血液型:B型
身長:175cm
サイズ:B85cm, W78cm, H90cm
趣味・特技:野球、サッカー、神社巡り、乗馬
崎山が初めて芸能界に触れたのは、中学3年生の時です。子どもの頃からテレビの世界に憧れていたため、高校受験が終わったタイミングで芸能事務所に入りました。事務所では映画やドラマのエキストラ、CMの端役などさまざまな仕事をしていましたが、大きな役のオーディションではなかなか結果を出せず、大学進学を機に一度事務所を離れることに決めます。
ちなみに高校時代には、”桜井翼”名義で小説の投稿をしていた時期も。「週刊SPA!」で連載されていた読者投稿企画「バカはサイレンで泣く」や、WEBメディア「デイリーポータルZ」内の「書き出し小説大賞」などが主な応募先でした。
大学では経済学部・商学科で経営学について学び、周りと同じように大学3年生から就職活動を開始。しかし「自分がやりたいことは、自分のタイミングで決めたい」と考えるようになり、もう一度芸能界に挑戦しようと決意します。
いくつかの芸能事務所に履歴書を送った結果、大学卒業とほぼ同時期にスペースクラフトへの所属が決まりました。所属して1年ほど経った頃、事務所の先輩が出演していた舞台に衝撃を受けて本格的に舞台俳優を目指すことに。記念すべき舞台デビュー作は、2014年4月に上演された「プレゼント◆5 -恋するオトコは眠れない」です。
スペースクラフトは2020年5月に退所しており、約半年のフリーランス期間を経て2021年1月からはStar Dream Companyに所属しています。
崎山つばさの経歴
デビュー以来、目標通りに舞台俳優として活躍を続けている崎山。ここからは、俳優としての活躍と舞台以外での活動について詳しく掘り下げていきましょう。
俳優としての活躍
舞台俳優としてのデビューを飾った舞台「プレゼント◆5 -恋するオトコは眠れない」は、数多くの2.5次元舞台を制作しているネルケプランニングのオリジナル舞台シリーズです。アイドルをテーマに若手俳優が多数起用されている作品で、崎山は2014年5月上演の「オレは絶対悪くない」にも出演しました。
2014年8月からは、同じくネルケプランニング制作の「CHaCK-UP」シリーズでアイドルグループ・CHaCK-UPのメンバーである土星人★ドット役を演じています。2015年8月には、りぼん60周年記念公演である舞台「こどものおもちゃ」にCHaCK-UP全員がそのままのキャラクターで出演。小学生タレントとして活躍する主人公・紗南のタレント仲間として舞台を盛り上げました。
その後2015年10月に、崎山にとって大きなターニングポイントとなるミュージカル「刀剣乱舞 トライアル公演」が開幕します。崎山はオーディションの末に勝ち取った石切丸役で出演し、2.5次元俳優として広く名が知られるようになりました。
ミュージカル「刀剣乱舞」以降も、舞台「クジラの子らは砂上に歌う」(2016年4月)やミュージカル「ROCK MUSICAL BLEACH 〜もうひとつの地上〜」(2016年7月)、舞台「煉獄に笑う」(2017年8月)などの2.5次元舞台に出演。2018年ごろからはドラマ「御茶ノ水ロック」の逢坂翔平(SHO)役や映画「クロガラス」の主演・黒斗役など、映像作品への出演も増えています。
2019年4月には舞台初主演作となる「幕末太陽傳 外伝」で居残り佐平次役を務め、2019年6月にはTEAM NACSの第10回公演「LOOSER〜失い続けてしまうアルバム〜」の再演版で戸次重幸が演じていたシゲ役を担当したことでも話題に。
2022年9月から放送がスタートした特撮ドラマ「仮面ライダーギーツ」では、仮面ライダー・パンクジャックに変身するバンドマン・晴家ウィン役に抜擢されました。ウィンが主人公となるWebドラマ「ギーツエクストラ 仮面ライダーパンクジャック」も制作され、ウィンがギター兼ボーカルを担当するバンド・ウェザーハーツの楽曲「ROLLIN’ ROLLIN’ PUNK KING」が主題歌に起用されています。
舞台以外の活動について
2017年11月に、崎山つばさ with 桜menとして舞台「煉獄に笑う」の劇中歌「月花夜」をリリース。これを機にアーティストとしての活動も盛んになり、恋愛ゲーム「イケメンヴァンパイア◆偉人たちと恋の誘惑」の1周年テーマタイアップ曲「Crescent Moon」や「それって!?実際どうなの課」のエンディングテーマに起用された「太陽系デスコ-崎山つばさver.-」などをリリースしました。2018年12月には、Zepp DiverCity TOKYOにて初のワンマンライブ「崎山つばさ PREMIUM CHRISTMAS NIGHT〜UTOPIA〜」が開催されています。
また崎山は”芸能界きってのカレー通”を自称するほどのカレー好きで、2020年10月には自らプロデュースを手がけたレトルトカレー「崎山ツバサの純喫茶ビーフカレー」を発売。通販限定での販売にもかかわらず3万個以上の売り上げを記録し、2024年7月からは全国84か所の店舗で販売されています。2023年12月には、和食・洋食・デ ザートに至るまで全てカレー味の料理を取り上げた異例のレシピ本「つばさ食堂」が発売されました。