【保存版】2.5次元舞台のおすすめ公演10選!

【保存版】2.5次元舞台のおすすめ公演10選!

2.5次元舞台は、アニメやゲームなどの2次元作品を舞台上に再現したエンターテインメントです。

これまでにさまざまな作品が舞台化されており、中には20年以上続いているシリーズもあります。

今回は、数ある公演の中から特におすすめの作品を厳選してご紹介。舞台芸術の迫力とストーリー、そしてキャストの魅力を存分に味わえる作品ばかりです。

2.5次元舞台とは

2.5次元」とは、アニメや漫画などの2次元的な世界観を3次元の役者が演じる作品のこと。さまざまなメディアで展開されていますが、演劇やミュージカルなど舞台上で演じられる作品は「2.5次元舞台」と呼ばれています。

衣装やメイクでキャラクターのビジュアルを原作通りに立体化させるだけでなく、プロジェクションマッピングなど舞台ならではの工夫で2次元の世界を再現した演出が特徴。目の前で繰り広げられる演技やアクションは映像とは違った迫力があり、独特の没入感が楽しめます。

今回は、これまでに上演されてきた2.5次元舞台の中からおすすめ公演10選をご紹介しましょう。

2.5次元舞台のおすすめ公演10選 Part.1

舞台「刀剣乱舞」

PCブラウザ・スマホアプリゲーム「刀剣乱舞ONLINE」を舞台化した作品は、ストレートプレイ版ミュージカル版の2種類があります。

ストレートプレイ版の脚本・演出は、D-BOYSやハロー!プロジェクトなど若手俳優やアイドルの演劇公演を数多く手掛けてきた末満健一が担当。これまでに再演を含めて15作品が上演されてきました。

物語の中心となるのは、刀剣の付喪神・刀剣男士たち。作品ごとに主人公となる刀剣男士や描かれる時代は変わり、どの公演から見ても楽しめるような工夫が凝らされています。

これまでに登場した歴史上の人物は、織田信長伊達政宗坂本龍馬細川ガラシャなど誰もが知る偉人ばかり。

2023年10月上演の「山姥切国広 単独行 -日本刀史-」では、荒牧慶彦演じる打刀・山姥切国広厩戸皇子、北条政子、明智光秀といった偉人を劇中劇形式で演じるという斬新な演出で注目を集めました。数多くの2.5次元舞台を経験し、長年「刀剣乱舞」と山姥切に寄り添ってきた荒牧だからこそ演じきれた作品と言えるでしょう。

2024年6月には、新選組とゆかりのある刀剣男子が集結した「心伝 つけたり奇譚の走馬灯」の上演が決定。沖田総司を元主とする打刀・加州清光松田凌が演じ、植田圭輔田淵累生小西詠斗松田岳砂川脩弥内藤大希といった俳優陣がキャスティングされています。
さらに沖田総司役として大衆演劇や劇団☆新感線などで大人気の俳優・早乙女友貴が出演 することも発表され、多くの演劇ファンから注目を集めている公演です。

あわせて読みたい!

ミュージカル「刀剣乱舞」

「刀剣乱舞」のもう一つの舞台化作品であるミュージカル「刀剣乱舞」は、2015年10月上演のトライアル公演「阿津賀志山異聞」から始まったシリーズです。

公演は基本的に2部構成となり、1部がミュージカル、2部がライブという形式で上演されています。
ミュージカルパートでは歴史や人間の営みといった重厚なテーマを繊細に描き、ライブパートになると惜しみないファンサービスで観客を魅了。2部ではペンライトやうちわなどの応援グッズが使用可能なので、“推し”の刀剣男士に心ゆくまで声援を送れる点が大きな魅力です。

またストレートプレイ版との大きな違いと言えるのは、ライブのみに特化した公演の数々。「真剣乱舞祭」(2016~2018、2022)「歌合 乱舞狂乱2019」「壽 乱舞音曲祭」(2021)「㊇ (すえひろがり)乱舞野外祭」と、ミュージカル公演の合間に年に1回のペースで実施されてきました。

2023年12月に実施された「江 おん すていじ ぜっぷつあー」では、田村升吾立花裕大福井巴也笹森裕貴山﨑晶吾永田聖一朗雷太小西成弥といったキャスト陣が全国6都市のライブハウスを巡回。刀剣男士を演じながらアーティストさながらのライブパフォーマンスを披露し、2.5次元舞台の新たな境地を切り開きました。

あわせて読みたい!

ミュージカル「テニスの王子様」

ミュージカル「テニスの王子様」は、許斐剛の漫画「テニスの王子様」を舞台化した作品。2.5次元舞台の中でも特に歴史が古く、2023年に初演から20周年を迎えました。
過去に城田優や志尊淳、斎藤工などの人気俳優が出演していたこともあり、若手俳優の登竜門のように語られることも多い人気シリーズです。

物語は主人公・越前リョーマがテニスの名門校・青春学園中等部 (青学) に入学するところから始まり、初めての地区予選から全国大会までをワンシーズンとして展開。

1stシーズン完結後もキャストや演出を変えて2ndシーズン3rdシーズンと続き、2021年から始まった4thシーズン越前リョーマ役の今牧輝琉手塚国光役の山田健登大石秀一郎役の原貴和不二周助役の持田悠生といったキャスティングで上演されました。

4thシーズンの脚本・演出は3rdシーズンで演出助手を務めていた三浦香が担当しており、舞台美術の大掛かりな変更やこれまで以上に原作を忠実に再現した脚本など、新たな切り口で「テニミュ」の世界が掘り下げられています。

次回公演は未定ですが、越前を始めとする青学キャスト12名が一新される予定。今後の4thシーズンを担うキャストに誰が抜擢されるのかにも期待が寄せられています。

あわせて読みたい!

この記事をシェアをしよう!

この記事に関連するタグ

関連記事

新着記事