石川凌雅のプロフィールや出演作品を徹底解説

主な出演作品

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ここからは、石川がこれまでに出演してきた作品の中から特に注目度の高い3作品をご紹介しましょう。

ミュージカル「刀剣乱舞」肥前忠広役

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日本刀の付喪神”刀剣男士”が活躍するゲームを原案としたミュージカル「刀剣乱舞」シリーズは、2015年から続く人気作品です。石川は2022年1月上演の「江水散花雪」に、肥前忠広役で出演しました。

肥前忠広は、岡田以蔵が使用していたとされる脇差をモチーフにしたキャラクターです。好戦的で口が悪く、敵を斬ることでしか自分の存在価値が見いだせない孤独な男士として描かれています。

「江水散花雪」では、土方歳三の刀として有名な和泉守兼定をはじめ、大包平、小竜景光、山姥切国広、南泉一文字、肥前忠広の6振りが出陣。幕末の時代を生きた近江彦根藩十五代藩主・井伊掃部頭直弼と長州藩士・吉田大次郎の出会いを中心に、日米和親条約締結や大政奉還に向けて動き始める歴史の物語が繰り広げられました。

肥前忠広にとっても自分の存在意義を揺るがすような出来事が起こり、石川は彼の抱える孤独感や葛藤、悲哀の感情を迫真の演技で表現しています。

2025年3月には新作となるミュージカル「坂龍飛騰」の上演が決定しており、公開されたビジュアルでは田村心扮する陸奥守吉行を中心に肥前忠広、南海太郎朝尊、笹貫、後家兼光、大慶直胤の6振りが集結しました。

陸奥守吉行は坂本龍馬の愛刀として知られる打刀で、肥前忠広とも縁の深い存在。ファンの間では陸奥守吉行と肥前忠弘、そして土佐勤王党の首領・武市半平太の愛刀だった南海太郎朝尊の3振りを「土佐組」と呼んでいる人も多く、シリーズで初めて3振りがそろう公演としても注目が集まっています。

舞台「炎炎ノ消防隊 」森羅日下部役

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「週刊少年マガジン」で連載されていた大久保篤の漫画「炎炎ノ消防隊」は、人体自然発火現象によって全身が炎の怪物になってしまった”焔ビト”と戦う特殊消防隊の活躍を描いた作品です。

2020年7月に舞台「炎炎ノ消防隊」として初めて舞台化され、2022年1月に第2弾となる「破壊ノ華、創造ノ音」が上演されました。石川は2022年9月に上演された第3弾「地下からの奪還」から、主人公の森羅日下部を演じています。

森羅は第8特殊消防官隊に配属された新人隊員であり、過去に人体発火現象による火災事故によって母と弟を失っている少年です。事故の影響で恐怖や緊張を感じると引きつった笑顔になってしまうため、周囲からは「悪魔」と呼ばれて恐れられていました。しかし胸の奥には人々を救うヒーローになりたいという信念があり、足から自在に炎を出せる特殊能力を駆使して様々な事件に立ち向かっていきます。

「地下からの奪還」では、第8特殊消防官隊がネザーと呼ばれる地下施設へ突入。森羅は死んだはずの弟と瓜二つな少年・象（ショウ）を連れ戻すため、彼と戦うことになります。

石川は公演前に「過去2作品の熱量をきちんと継承しつつ、謎に包まれているネザーという地下世界や、シンラと弟ショウの直接対決など本作ならではの臨場感をお届けしたいです」と意気込みを明かしていました。

舞台「マッシュル-MASHLE- THE STAGE」ランス・クラウン役

2023年7月に上演された舞台「マッシュル-MASHLE- THE STAGE」で、石川はランス・クラウン役を務めています。

同作は、誰もが当然のように魔法を使って生活している魔法界で、魔法が使えないのに名門魔法学校イーストン校に通うことになった主人公マッシュ・バーンデッドの活躍を描いた物語です。マッシュは魔法の代わりに自身の体を鍛え続けており、その筋力を武器にイーストン校の優秀な生徒にのみ与えられる称号”神覚者”を目指すことになりました。

石川が演じたランスはマッシュと同じアドラ寮の同級生であり、名門家系の生まれで学業もトップクラスの優等生です。マッシュに勝負を挑むライバルとして登場しますが、戦いの中でお互いを認め合い親友同士になっていきます。

石川はランスというキャラクターについて、「孤高な存在ではあるけれど、と同時にアドラ寮のメンバーと一緒にいることで成立しているキャラクターだと演じていて強く感じます」と分析。クールなイケメンなのに実は重度のシスコンという意外なギャップも持ち合わせており、ランスを忠実に再現した石川の演技は原作ファンからも高く評価されています。

まとめ

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2025年3月上演予定のミュージカル「坂龍飛騰」をはじめ、今後もさらなる活躍が期待されている石川。

今回紹介した作品以外でもさまざまなキャラクターを演じているので、気になった方は是非チェックしてみてくださいね。