柚希礼音 プロフィールや経歴、宝塚時代から現在の活動まで徹底解説

柚希礼音 プロフィールや経歴、宝塚時代から現在の活動まで徹底解説

柚希礼音の代表作

星組男役2番手時代『THE SCARLET PIMPERNEL(スカーレット ピンパーネル)』

2008年に上演された、星組トップスター安蘭けいが主役を務めた舞台。

1997年にブロードウェイで大ヒットしたミュージカルの宝塚版であり、その後再演もされた人気作品です。

フランス革命真っ只中のパリを舞台に、無罪の貴族たちを逮捕・処刑しようとする革命政府と公安委員会から彼らを救い出す、謎の一団「スカーレット・ピンパーネル団」の活躍を描いた愛と友情・冒険の物語で、柚希が演じたのピンパーネル団を捉えようとする悪役ショーヴラン。

明るくコメディタッチな舞台でありながら、屈折した内面を抱いたショーヴランという影の存在があってこそ、より舞台の魅力が輝くという内容だったため、文字通り24時間ショーヴランになりきって練習に励んだそうです。

また、この舞台をきっかけに、「稽古場というのは舞台に向かうための場所であって、仲のいい仲間たちと楽しく時間を過ごす場所ではない」ということに気付き、稽古場でのあり方を学んだとも語っています。

トップスター柚希礼音の集大成『眠らない男・ナポレオン』


2014年に上演された柚希礼音×夢咲ねねの大劇場公演であり、宝塚歌劇創立100周年を記念する第一作として、「宝塚から世界へ発信するオリジナル作品」を目指した超大作ミュージカル。

柚希の代表作の一つでもあり、彼女の男役としての魅力が最大限に発揮された作品です。

フランスの英雄として多くの戦いに明け暮れ栄光の絶頂に輝く一方で、皇妃ジョセフィーヌへの愛に苦しみ、最後には全てから見捨てられ没落していきながら、それでもなおプライドを保ち続ける男らしさの溢れた英雄の姿は多くのファンを魅了しました。

大人気ハリウッド映画のミュージカル化『ボディガード』


本作は、同名の大人気ハリウッド映画を原作とした海外ミュージカルの日本版です。

柚希は2020年・2022年の2回にわたり、ヒロインの歌姫レイチェル・マロンとして出演しました。

ショースターであるレイチェルの役柄は、ダイナミックなダンスを得意とし、宝塚ではトップスターとして常に舞台の中心を張っていた柚希にとってまさに当たり役。

堂々とした彼女の姿にこれぞスター!と感動したファンも多かったのではないでしょうか。

ダンスを中心としたソロコンサート『REON JACK』


退団後の2016年からスタートし、2017年・2018年・2021年・2024年と5度にわたり公演されている、ダンス中心のソロコンサート。

宝塚在団中の2012年・2013年・2014年に3度に行われたスペシャルライブ「REON!!」の系譜を引き継いでいますが、そこからパワーアップした内容となっています。

初回は元宝塚のメンバーのみの出演でしたが、回を重ねるにつれて共演者の幅も次第に広がっていき、2024年は演劇界を代表する俳優・井上芳雄や人気アーティスト・西川貴教など豪華なゲストが多数出演する人気コンサートとして注目を集めています。

まとめ

柚希礼音は、男役として恵まれたビジュアルと高い歌唱力と演技力、そしてなにより卓越したダンススキルで多くのファンを虜にした、元・宝塚歌劇団星組の「トップ・オブ・トップ」であり、現在は舞台を中心に活躍しています。

芸歴も25年を超え、ますます輝いていく彼女の姿をぜひ多くの舞台や映像でご覧ください。

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