【宝塚月組】歴代トップ8人のプロフィールやおすすめ公演を徹底解説

【宝塚月組】歴代トップ8人のプロフィールやおすすめ公演を徹底解説

宝塚歌劇団月組は、別名「芝居の月組」と呼ばれる、演技力の高さが魅力の組です。

最近では、綾瀬はるか・坂口健太郎主演の映画「今夜、ロマンス劇場で」や、レオナルド・ディカプリオ主演の映画「グレート・ギャツビー」や、漫画原作の「応天の門」の舞台化などで人気を集めています。

また、2024年7月8日付けで就任する、次期トップスターコンビ鳳月杏×天紫珠李による新体制への期待も高まっています。

そんな月組の魅力について、これから徹底解説していきます。

宝塚歌劇団 月組とは

宝塚歌劇団 月組の特徴

宝塚歌劇団月組は、公演数と生徒数の増加に伴い、1921年に花組と一緒に誕生した組です。

「雪月花」にちなんで名づけられ、当時は第一部を「花組」、第二部を「月組」が担当したことから、宝塚二番目の組とされました。

イメージカラーは黄色。

2024年6月現在、組長を梨花ますみ(りか ますみ)、副組長を白雪さち花(しらゆき さちか)が務めています。

高い演技力を持つ組子を中心に構成された組であり、大地真央・天海祐希・黒木瞳など、芸能界の第一線で活躍する名女優を多数輩出していることで知られています。

また、宝塚を代表する大ヒット作「ベルサイユのばら」の初演を行った組としても有名です。

歴代トップスターのプロフィール

龍真咲(りゅう まさき)



愛称:まさお
生年月日:12月18日
出身地:大阪府東大阪市
身長:171cm
代表作:「ベルサイユのばら」「風と共に去りぬ」「1789-バスティーユの恋人たち-」等

龍真咲は、2001年に87期生として宝塚に入団、2012年にトップスターに就任しました。

男役としては細身な印象ながら、スタイルの良さと甘い美貌、高く安定した演技力で人気を集めました。

特筆すべきは、2013年に上演された「ベルサイユのばら-オスカルとアンドレ編-」です。

月組準トップスターで後に花組トップスターとなった明日海りおと、オスカル役とアンドレ役を役替わりで演じるという演出に加え、花組トップスターの蘭寿とむと雪組トップスターの壮一帆も特別出演するなど、超豪華な舞台として話題を呼びました。

2016年の退団後はスペースクラフトに所属し芸能活動を再開したものの、2019年には退社し芸能活動を休止、同年に結婚。

現在は子育てをしながら、日本とモナコを行き来する生活を送っています。

珠城りょう(たまき りょう)


愛称:りょう、たまき、たまきち
生年月日:1988年10月4日
出身地:愛知県蒲郡市
身長:172cm
代表作:「エリザベート」「ピガール狂騒曲」「桜嵐記」等

珠城りょうは、2008年に94期生として宝塚に入団、2016年にトップスターに就任しました。

男役として恵まれた堂々とした体格と華のある顔立ちで人気を集め、元月組トップスターの天海祐希に次ぐ、入団9年目での超早期就任となりました。

彼女の魅力は、卓越したダンス能力と男らしさと包容力のあふれる高い演技力。

特にトップスター後期に上演された「ピガール狂騒曲」では双子の兄妹を一人二役で演じただけでなく、男役と女役を自然体で演じ分け、大きな話題となりました。

2021年の宝塚退団後はケイパークに所属、ドラマ「アンチヒーロー」や映画「わたしの幸せな結婚」など、幅広い分野で活躍しています。

月城かなと(つきしろ かなと)


愛称:れいこ
生年月日:12月31日
出身地:神奈川県横浜市
身長:172cm
代表作:「今夜、ロマンス劇場で」「グレート・ギャツビー」「応天の門」等

月城かなとは、2009年に95期生として宝塚に入団、2021年にトップスターに就任しました。

クールな役からコミカルな役まで幅広くこなす芸達者であると同時に、ビジュアル的には正統派の男役で、特にスーツ姿の美しさは必見。

今の月組人気を作り出した立役者として、多くのファンに愛されています。

また、95期の同期である星組トップスター礼真琴(れいまこと)と花組トップスター柚香光(ゆずかれい)に続く3人目のトップスターで、愛称が「れいこ」であるため、「3れい」の1人としても親しまれています。

2024年7月7日の「Eternal Voice/Grande TAKARAZUKA 110!」東京公演千秋楽で、トップ娘役の海乃美月と同時退団することが発表されました。

鳳月杏(ほうづき あん)


愛称:ちなつ、てね
生年月日:6月20日
出身地:千葉県船橋市
身長:172cm
代表作:「桜嵐記」「ELPIDIO」「応天の門」等

鳳月杏は、2006年に92期生として宝塚に入団しました。

男役らしいクールな外見と体格、円熟した大人の色気と包容力で人気を博しています。

女役を演じた時のゴージャスな魅力も持ち味で、「CASANOVA」でのコンデュルメル夫人役では注目を集めました。

2024年7月8日付けで月組トップスター就任が決定し、「琥珀色の雨にぬれて/Grande TAKARAZUKA 110!」で、トップ娘役の天紫珠李と共にトップコンビお披露目を行うことが発表されました。

入団19年目でのトップスター就任は非常に遅咲きですが、その安定感のある演技に多くの期待が寄せられています。

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