水美舞斗 プロフィールや魅力、代表作を徹底解説

水美舞斗 プロフィールや魅力、代表作を徹底解説

水美舞斗のおすすめ公演

東上初主演作品『銀ちゃんの恋』


2021年に上演された、つかこうへいの人気戯曲「蒲田行進曲」を原作とした、宝塚としては異色の昭和を舞台とした、恋と人情の物語です。

水美演じる主人公は、破天荒な映画スター倉岡銀四郎、通称「銀ちゃん」。

現在は落ち目ながら、一時はスターとして活躍していた過去を忘れられず、銀幕の世界を歩み続ける一途な映画バカであり、それゆえに孤独を抱えた人物です。

イケメンだけれど感情的で自己中、しかし一方で、人情家で誰よりも映画を愛している、ダメ男的な可愛らしさを持った難役をコメディタッチで演じ、ダンスだけではない、水美の高いスター性や演技力を証明する代表作として知られています。

花組最後の出演作品『うたかたの恋』


2023年に上演された、19世紀に実際に起こった、オーストリア・ハンガリー帝国の皇太子ルドルフ(柚香光)と男爵令嬢マリー(星風まどか)の心中事件「マイヤーリング事件」をベースに描かれた、宝塚を代表する悲恋物です。

水美が演じるジャン・サルヴァドルは、ルドルフの従兄弟であり、帝国を支配するハプスブルク家の人間ながら、平民の娘ミリー(星空美咲)を恋人に持ち、民衆と共に革命を起こそうとする、明るい自由主義者であり、物語の語り手。

皇太子のルドルフにとって憧れの相手であり、その対照的な生き方は、清涼剤であると同時に、物語の陰影を一層深めています。

「花組の水美舞斗」の集大成に相応しい役柄として、人気を集めました。

専科異動後、初の出演作品『ME AND MY GIRL』

2023年に博多座で上演された星組公演であり、過去何度も再演された人気のミュージカル。

下町生まれながら貴族の血を引くビルと町娘サリー、若い二人のピュアな恋心をコメディタッチで描く、ハートウォーミングなラブストーリーです。

主人公のビル役を、星組男役2番手の暁千星とWキャストで演じたことで話題を呼びました。

水美のビルはその動きやダンスによって、やんちゃで若々しい等身大の若者らしさをアピール。

花組時代に共に舞台に立った経験がある、サリー役の星組トップ娘役・舞空瞳との相性もばっちりで、大好評となりました。

初の外部出演作品『HiGH&LOW THE 戦国』


2024年に上演された、LDHが手掛ける「HiGH&LOW PROJECT」の新シリーズ、水美にとっては初の外部出演作品です。

水美が演じたのは、水の都「乃伎国」の城主・神州崎湧水。

国を治めるために敢えて非情な人物を演じる複雑な人間性と、彼の本心を知る側近であり幼馴染でもある弦流(藤原樹)との秘めた恋は、宝塚、ハイロー、両ファンの心を鷲掴みにし、新たなファン層を獲得しました。

「見た目よりも内面を男性に近づけた」、「男役としてではなく男性として存在したことで、今までと違う自分を発見できた」と語る、水美の新たな魅力が満載の人気作品です。

まとめ

水美舞斗は、元花組の男役2番手であり、専科に異動後、2025年4月28日付けで宙組への組替えが決定しているタカラジェンヌです。

スター揃いの「花の95期生」の一人でもあり、華やかなビジュアルと鍛え上げられた体幹に支えられた高いダンス技術、キザで男くさい男役として人気を博しています。

トップスター就任も視野に入ると噂される彼女のスター性を、ぜひご自身で確かめてみてください。

 

 

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