映画『ある閉ざされた雪の山荘で』キャスト、あらすじを徹底解説!

映画『ある閉ざされた雪の山荘で』キャスト、あらすじを徹底解説!

人気作家である東野圭吾が1992年に発表したミステリー小説「ある閉ざされた雪の山荘で」が実写化されて話題になりました。

劇団に所属する7人の役者が、新作舞台の主演の座を争う4日間の合宿の中で、架空の設定で起こる連続殺人事件のシナリオを演じます。しかし、出口のない密室で参加者が1人ずつ消えていく恐怖に、互いに疑心暗鬼に陥っていくサスペンスミステリーです。

本記事では、「ある閉ざされた雪の山荘で」のキャスト、あらすじを解説していきます。

映画『ある閉ざされた雪の山荘で』とは

作品概要

2024年1月12日に公開された、映画「ある閉ざされた雪の山荘で」は、人気ミステリー作家・東野圭吾が1992年に発表したミステリー小説を実写映画化した作品です。

劇団に所属する7人の役者が、新作舞台の主演の座を求めて最終オーディションの地を目指す場面から始まります。

オーディション参加者の中で、1人だけ別の劇団に所属する役者を重岡大毅が熱演し、中条あやみ、岡山天音、西野七瀬、堀田真由、戸塚純貴、森川葵、間宮祥太朗が同じ劇団に所属する個性豊かな役者たちを演じています。
また、「荒川アンダー ザ ブリッジ THE MOVIE」で注目を集め、「笑う招き猫」「虹色デイズ」など幾多の作品を手掛けた飯塚健監督によって、映像化不可能といわれた名作を見事に映画化した作品です。

あらすじ

劇団「水滸(すいこ)」に所属する6人と、水滸に憧れをもつ外部の役者1人が招待状に導かれ、あるペンションで4日間の合宿を行うことになります。
彼らは、新作舞台の主演の座を勝ち取るため、最終オーディションが行われるペンションに集められたのです。

ペンション内の天井に文字が浮かび上がり、演出家の東郷から「大雪で閉ざされた山荘」の設定で、1つの推理劇を作り上げてほしいと最終オーディションの内容が告げられます。

7人以外は誰もいないペンションの中、携帯電話などのデバイスの利用とペンションから出ることを禁じられます。
おのおの架空のシナリオを使って役を演じ始めますが、夜が更けるにつれて団員が1人ずつ姿を消してしまうのでした。
翌朝、姿を消した団員が殺されてしまったこと、凶器や現場の状態など推理に必要な情報が残された団員たちへ伝えられるのです。

役者たちは、シナリオの一環だと信じて素直に推理を行いますが、人数が減るにつれて「劇」なのか、それとも本当に「殺人事件」が起きているのかわからなくなっていきます。
疑心暗鬼に陥る団員たちは、朝を迎えることに恐怖を覚え、周りを信じられなくなっていくのです。

全員が役者で、全員が容疑者。演技と嘘が渦巻く中、それでも新作舞台の主演の座を求めて模索する団員たちと幾重にも張り巡らされたトリックに目が離せないサスペンス・エンターテインメントです。

この記事をシェアをしよう!

この記事を書いた人

この記事に関連するタグ

関連記事

新着記事