映画『法廷遊戯』あらすじ、キャスト、主題歌を徹底解説

映画『法廷遊戯』あらすじ、キャスト、主題歌を徹底解説

King & Princeの永瀬廉が主演、杉咲花と北村匠海が同級生役という実力派俳優が出演した映画『法廷遊戯』

法律家を目指し同じ大学で学んだ3人の男女が、殺人事件をきっかけに弁護士、容疑者、被害者となってしまうミステリー作品です。

本記事では、映画『法廷遊戯』の概要やあらすじ、主要キャスト、主題歌を詳しく紹介します。

映画『法廷遊戯』とは?

2023年11月10日に公開された映画『法廷遊戯』法曹の道を目指して同じ大学で学んだ3人の男女が、殺人事件により弁護士、容疑者、被害者となり、隠されていた衝撃の真実に向き合っていくミステリーです。

主演の弁護士をKing & Princeの永瀬廉、殺人事件の容疑者を杉咲花、被害者を北村匠海が演じました。

監督は、映画『白夜行』、映画『神様のカルテ』、映画『ドクター・デスの遺産ーBLACK FILEー』、Netflix『桜のような僕の恋人』、ドラマ『星降る夜に』などを手がけてきた深川栄洋です。

原作は、五十嵐律人の同名小説で「第62回メフィスト賞」を受賞しています。

著者の五十嵐は、現役の弁護士。中学高校で学ぶ機会がない法律の魅力を伝えたいと考え、小説の執筆を始めました。

あらすじ

法律家を目指し、法都大学法科大学院に通う久我清義(永瀬廉)織本美鈴(杉咲花)結城馨(北村匠海)たちは、勉強漬けの生活を送っていました。

その後、3人は大学院を卒業。清義は無事、司法試験に合格し弁護士として働いていました。

そんなある日、馨から「無辜(むこ)ゲームを行うから来てほしい」と連絡が入ります。

無辜ゲームとは、大学院時代に学生の間で行われた模擬裁判のこと。在学中に司法試験に合格した馨の発案で始まったゲームです。

馨のもとへと向かった清義は、そこで血のついたナイフを持った美鈴と、息絶えた馨の姿を見つけます。

その後、清義は美鈴に頼まれ、彼女を弁護することに。しかし、弁護を頼まれて以降、美鈴は何も話しません。

謎に包まれた事件に翻弄される清義。そこには過去に起きたある事件が関係していたのでした。

MEMO

無辜とは、罪のないこと。また、その人という意味。

見どころ

映画『法廷遊戯』の法廷シーンは、実際の裁判に近いリアリティがあります。

これまでの弁護士を扱った作品は、どちらかというと弁護士や検察官が一方的に話すことが多かったですが、本作は一問一答を徹底。白熱する法廷シーンではなく、淡々と進められていくのが印象的です。

また、裁判に至るまでの過程や証拠の追加など、裁判がどのように進められていくのかが丁寧に描かれていて、法律に詳しくない人でも理解できる内容でした。

 

そして、結城馨殺人事件に隠された衝撃の結末

なぜ、馨は殺されてしまったのか、馨を刺したのは美鈴なのか……。事件の真相を追うごとに明かされていく3人の隠された裏の顔と過去の事件との関係性など、すべてが繋がったときの衝撃に注目です。

映画『法廷遊戯』の主要キャスト Part.1

久我清義:永瀬廉(ながせ れん)

法都大学法科大学院を卒業後、弁護士となった久我清義。周りからは“セイギ”と呼ばれています。

幼少期から児童養護施設・こころホームで暮らしていて、16歳のときに施設長を刺した過去がありました。

同じ大学へと進学した美鈴とは幼なじみで、児童養護施設で出会ってから、ずっと一緒にいます。

学生時代の親友・馨が刺され亡くなった事件で容疑者となった美鈴に頼まれ、弁護を担当することに……。彼女を弁護するために勤めていた弁護士事務所を辞めて、個人事務所・フィオーレ法律事務所を開設します。

正義感が強い清義を演じたのは、アイドルグループ・King & Princeのメンバー永瀬廉

2018年に「シンデレラガール」でCDデビューしました。

個人では俳優としても活躍しており、2019年には映画『うちの執事が言うことには』で映画初主演。さらに2020年には、映画『弱虫ペダル』で「第44回日本アカデミー賞 新人俳優賞」を受賞しています。

主な出演作品は、映画『真夜中乙女戦争』、ドラマ『わげもん~長崎通訳異聞~』、NHK連続テレビ小説『おかえりモネ』、ドラマ『新・信長公記~クラスメイトは戦国武将~』、ドラマ『夕暮れに、手をつなぐ』など。

織本美鈴:杉咲花(すぎさき はな)

織本美鈴幼少期に育児放棄をされ、児童養護施設・こころホームへと入所。そこで出会った清義と仲良くなり、今では幼なじみという関係性です。

彼と同じく弁護士を目指して法都大学法科大学院に入学。

施設長を刺した清義の事件の関係者で、彼を守るためにある証言を行い救います。しかし、この事件をきっかけに、美玲は清義に対して強い執念を持つように……。

大学を卒業後、彼女は大学の同級生である馨を刺した容疑で逮捕され、清義に弁護を依頼します。

演じたのは、女優の杉咲花

味の素「Cook Do」のCMで山口智充と親子役で出演し、注目を集めました。その後、ドラマ『夜行観覧車』映画『湯を沸かすほどの熱い愛』で女優として評価されていきます。

主な出演作品は、映画『十二人の死にたい子どもたち』、映画『市子』、ドラマ『恋です!〜ヤンキー君と白杖ガール〜』、NHK連続テレビ小説『おちょやん』、ドラマ『アンメット ある脳外科医の日記』など。

結城馨:北村匠海(きたむら たくみ)

清義の大学の同級生で親友結城馨

大学在学中に司法試験に合格した天才で、学生たちの間で行われていた模擬裁判・無辜ゲームの主宰者です。

卒業後は研究者として大学院に残り、奈倉教授のもとで「同害報復」を扱った司法制度改革の論文を執筆していました。

ある日、清義に無辜ゲームを行うと連絡を取りますが、その後、美玲に刺されて亡くなってしまいます。

演じたのは、アーティスト、俳優の北村匠海

4人組バンド・DISH//のメンバーで、ボーカルとギターを担当しています。

2017年に出演した映画『君の膵臓をたべたい』では「第41回日本アカデミー賞 新人俳優賞」を受賞しました。

主な出演作品は、映画『君は月夜に光り輝く』、映画『東京リベンジャーズ』シリーズ、ドラマ『星降る夜に』、Netflix『幽☆遊☆白書』、ドラマ『アンチヒーロー』など。

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