ロードレースに青春を捧げる高校生たちの姿を描いた少年漫画『弱虫ペダル』は、累計発行部数が3,000万部突破の大ヒット作で、2023年10月現在で85巻まで発刊されています。
2013年にアニメ化された同作は、原作同様にファンからの熱い支持を受け、2022年10月からはシリーズ5期にあたる『弱虫ペダル LIMIT BREAK』の放送がスタートしました。
劇場版アニメやスピンオフ作品が制作されたほか、実写映画化や舞台版の上演などさまざまなメディアミックスが展開される大人気作です。
本記事では、アニメ版『弱虫ペダル』の主題歌に起用されたOP・ED楽曲を徹底解説します。
目次
『弱虫ペダル』とは
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🚲弱虫ペダル LIMIT BREAK🚲
📣NHK総合テレビにて第2⃣4⃣話放送スタート!!
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本日は最終話まで2話連続放送!まずは24話です!!
ゴールまで残り500m🚲懸命に走る坂道と真波に、先輩たちが最後のエールを送る!!!!https://t.co/OYJDGAJnK1#yp_anime pic.twitter.com/gVtL8IqgU6— 弱虫ペダル LIMIT BREAK (@yowapeda_anime) March 25, 2023
2008年から週刊少年チャンピオンで連載中の『弱虫ペダル』は、自転車競技のロードレースをテーマにした漫画家・渡辺航のスポーツ漫画。別冊少年チャンピオンでは、スピンオフ作品『弱虫ペダル SPARE BIKE』も連載中です。
2023年10月現在で85巻まで発刊される長期連載作品で、2015年には「第39回講談社漫画賞・少年部門」を受賞するなど、名実ともに日本を代表する少年漫画作品のひとつとなっています。
物語の主人公は、千葉県立総北高等学校に入学したオタク少年・小野田坂道。さえない中学時代を過ごした坂道は、オタク友達を作るためにアニメ・漫画研究部に入部するつもりでしたが、部員のあまりの少なさが原因で同部が活動休止中であることを知ります。
活動再開のための部員勧誘にも失敗し、意気消沈する坂道の前に現れたのが、中学時代から自転車競技の有名選手として名を馳せた今泉俊輔でした。自転車通学時に見せる坂道の人間離れした脚力に目を付けた今泉は、坂道に自転車レースを申し込みます。
坂道が勝てば今泉がアニメ・漫画研究部に入部する、という条件で勝負に挑んだ坂道でしたが、エリートアスリートである今泉の壁は厚く、わずかな差で惜敗してしまいます。
しかし、今泉を含む新たな出会いを通じ、自転車競技の面白さに惹かれた坂道は自転車競技部へ入部し、オタクの殻の奥に秘められた潜在能力を開花させていくのでした。