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『ロキ』シーズン2を考察!
『ロキ』は現在のMCUドラマの中で、唯一続編が決定している作品です。
シーズン1のストーリーはシルヴィとの出会いや、マルチバースの誕生が描かれましたが、かなり中途半端なところで幕を閉じました。
ここからは『ロキ』シーズン1のストーリーと、MCU全体の流れを踏まえたうえで、シーズン2について考察していきます。
『アントマン』3作目と配信時期
現在のところ、『ロキ』シーズン2の配信時期は決定していません。
しかし、他のMCU作品との関係を考えると、『アントマン』シリーズ3作目、『アントマン&ワスプ: クアントゥマニア(原題)』が公開される2023年前半までには配信開始になると予想されます。
理由としては、『ロキ』で初登場した在り続ける者(征服者カーン)が、『アントマン』3作目に登場するためです。シーズン1では在り続ける者が顔見せ程度に登場しただけで、変異体であるカーンに関する話題はほぼありませんでした。
シリーズの流れを考慮すると、『ロキ』シーズン2で時間をかけてカーンを紹介したうえで、『アントマン』3作目に引き継ぐ流れが、もっともスムーズでしょう。
シルヴィの役割は?
在り続ける者を殺害し、シルヴィは人生をかけた壮大な復讐を達成しました。しかし、親しい関係にあったロキとは、考え方の違いから決別してしまいます。
また、彼女の復讐によって世界の調和は完全に崩壊したため、シルヴィの性格を考えると、何かしらの責任を感じていることは確かです。
そのまま在り続ける者の仕事を引き継ぎ、独裁者になるとは考えにくいため、ロキと再び協力する流れが自然といえます。
ロキは仲間たちと合流できるのか?
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— マーベル・スタジオ[公式] (@MarvelStudios_J) October 4, 2021
MCUファンの誰もが望んでいることは、亡くなったロキが再びアベンジャーズと合流する展開です。正確には同一のロキではありませんが、ソーとロキのコンビがもう一度観られるだけでも、ファンにとっては感動モノでしょう。
可能性があるとすれば『ソー ラブ・アンド・サンダー(原題)』となりますが、ロキ役のトム・ヒドルストンは、出演自体を否定しています。
しかしながら、多くのヒーローが集結する『アベンジャーズ』シリーズとは異なり、単独作ではソーの精神面を描写する時間が十分にあります。
そのため、『ソー ラブ・アンド・サンダー』は若干駆け足にも感じられたロキの死を、あらためてソーの視点から描ける絶好のチャンスです。
ロキ自身の登場はなくとも、ロキの死に対するソーの想いなどは語られる可能性が高いと思われます。
また、『マイティ・ソー バトルロイヤル』で偽者のロキを演じた、マット・デイモンがキャスティングされていることもあり、これまでとは異なる形で兄弟の共演が実現するかもしれません。
前述した『アントマン&ワスプ: クアントゥマニア(原題)』も、『ロキ』と関連が深い作品ですが、ロキの参戦は難しいといえます。
実はアントマンとロキは面識がありません。シリーズでは顔を合わせたことがなく、まさに未知数のコンビです。
征服者カーンとの戦いに、ロキやシルヴィが駆けつけたら、ファン歓喜の熱い展開になるでしょう。しかし、現在の『アントマン』シリーズはバディムービーともいえる作品のため、アントマンとワスプの間に入る余地があるのか疑問が残ります。
どちらにせよ、神聖時間軸にとって「一度死んだ」ロキを復活させるのは容易ではありません。合流させるには、ファンもキャラクターも納得できる理由が必要になります。
最後に
『ロキ』はフェーズ4の方向性を定めた、超重要作品です。今までとは異なり、ドラマ作品もシリーズに含まれるフェーズ4らしい作品ともいえるでしょう。
また、今作で誕生したマルチバースは、MCU全体のストーリーに関わる概念となりました。
現在のMCUはなにが起きても不思議ではない状況です。
シーズン2配信までは、まだまだ時間がかかりますが、今のうちにフェーズ4の流れをつかんでおく必要がありますね。