松田凌のプロフィールや出演作品を徹底解説

松田凌のプロフィールや出演作品を徹底解説

松田凌はミュージカル「薄桜鬼」で舞台デビューを果たし、舞台「刀剣乱舞」の加州清光役やミュージカル「進撃の巨人」のリヴァイ役などさまざまな2.5次元舞台で活躍している俳優です。

2025年4月には人気BL漫画「30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい」のミュージカル版に出演することが発表され、ますます注目を集めています。

今回はそんな松田について、詳しいプロフィールや経歴を解説しましょう。

 

 

松田凌のプロフィール



名前:松田凌(まつだ りょう)
生年月日:1991年9月13日
出身地:兵庫県
身長:169cm
趣味:映画鑑賞、音楽鑑賞
特技:殺陣、アクション、絵画
スポーツ:少林拳空手(西日本優勝)、バスケットボール、水泳

デビューまでの経緯


松田は兵庫県尼崎市出身で、両親が離婚してからは母と弟、叔母、祖父母と暮らしていました。叔母は映画や演劇、音楽など幅広いカルチャーに造詣が深く、松田が舞台の世界に興味を持ったのも叔母の影響です。

14歳の頃に祖母の誘いで初めて舞台を観劇し、それ以降大人計画や劇団☆新感線などさまざまな舞台に触れました。高校2年生の時には、叔母と一緒に東京・下北沢の劇場ザ・スズナリへ足を運んでいます。

その際に観劇したのは、俳優・深沢敦と元BARBEE BOYSのボーカル・杏子による共同プロデュースで制作された舞台「URASUJI・Ⅲ 寵愛—大陸編—」(2009年1月)です。観劇後に「自分も俳優になりたい」と強く思った松田は、2010年4月に上京して俳優養成所であるワタナベエンターテインメントカレッジに入学します。

養成所で演技や歌、ダンスのレッスンを受け、2011年からは晴れてキャストコーポレーションに所属することが決まりました。所属後初めての仕事は、大阪人間科学大学のCM出演です。

松田凌の経歴


2012年以降は、主に舞台を中心に活動している松田。ここからは、舞台俳優としての活動と映像作品への出演に分けて、それぞれの活動経歴を見ていきましょう。

舞台俳優としての活躍


松田の舞台デビューは、2012年4月上演のミュージカル「薄桜鬼 斎藤一篇」の主演・斎藤一役です。初舞台で主演に抜擢されたということもあり、多方面から注目を集めました。

2012年7月には、パルコ・プロデュース公演として制作された舞台「露出狂」に出演。中屋敷法仁が主宰を務める劇団柿喰う客の作品で、劇団ではオール女性キャストだったものをオール男性キャストにアレンジし、柄本時生の主演で上演された公演です。

その後は舞台「理系ヲタが、船上で恋する確率」(2012年9月)や朗読劇「しっぽのなかまたち」(2012年12月)などに出演し、2013年4月上演の舞台「Messiah メサイア 銅ノ章」では主演として国家のスパイ組織に勤める青年・海棠鋭利役を務めました。さらに同年8月上演の「ZIPANGパイレーツ」でも主演を任され、かつて日本に存在した海賊・赤鯱団のお頭であるナギ船長を演じています。

2014年8月には、大人気の異能力バトルアニメを原作とした舞台「K」で主人公・伊佐那社役にキャスティングされました。2015年8月には続編となる「第二章-AROUSAL OF KING-」にも出演し、2016年7月上演の「Lost Small World」では映像出演として参加しています。

やがて2016年4月上演の「ナミヤ雑貨店の奇蹟翔太役や2016年5月上演の舞台「曇天に笑う」の金城白子役を経て、2017年には舞台「男水!」(2017年5月)の榊秀平役、舞台「東京喰種〜或いは、超越的美食学をめぐる瞑想録〜」(2017年6月)の金木研役と漫画を原作とした舞台の主演を2本連続で担当しています。

2.5次元俳優として数多くの舞台を経験してきた松田は、2018年6月に新たなステップとして東宝ミュージカルに初挑戦。フランシス・ホジソン・バーネットによる小説「秘密の花園」が原作のミュージカル「シークレット・ガーデン」の日本初演版で、植物や動物と心を通わせることができる若い庭師・ディコンを演じました。

2020年1月には、舞台「リアルファイティング『はじめの一歩』The Glorious Stage!!」に出演。元プロボクサー・赤井英和がモデルとされている元日本フェザー級チャンピオン・千堂武士役として、本格的なボクシングの演技に挑んでいます。

さらに2021年1月からは舞台「刀剣乱舞 天伝 蒼空の兵 -大坂冬の陣-」の加州清光役に抜擢され、2021年8月にも舞台「東京リベンジャーズ」に出演。原作でも大人気のキャラクター・佐野万次郎を演じています。

2023年1月に上演されたミュージカル「進撃の巨人 -the Musical-」ではリヴァイ役を務め、2024年10月にはニューヨーク・シティ・センターでの公演にも参加しました。

映像作品での活躍


松田が初めて映画に出演したのは、2011年12月公開の映画「Miss Boys! 決戦は甲子園!?編」です。2012年1月に公開された続編「友情のゆくえ編」にも出演しています。

2013年10月からは、特撮ドラマ「仮面ライダー鎧武」への出演が決定。ダンスグループ・チームインヴィットのリーダーであり、仮面ライダーグリドンに変身する城乃内秀保を演じました。2020年10月から東映特撮ファンクラブで配信されているWEBドラマ「鎧武外伝 仮面ライダーグリドンVS仮面ライダーブラーボ」では、仮面ライダーブラーボ役の吉田メタルと共にW主演を務めています。

2.5次元俳優として名が知られるようになってからは、2016年2月公開の映画「ライチ☆光クラブ」に出演。女性らしい見た目と振る舞いが特徴的な少年・雷蔵を演じています。

EXILE TRIBEの総合エンタテインメントプロジェクト「HiGH&LOW」シリーズにも参加しており、2017年8月公開の映画版3作目「HiGH&LOW THE MOVIE 2 END OF SKY」と2018年9月「DTC -湯けむり純情篇- from HiGH&LOW」にCOSETTE(コゼット)役で出演しました。

舞台と連動した映画作品への出演も多く、中でも2023年3月公開の映画「仁義なき幕末 -龍馬死闘篇-」は、松田と和田琢磨のW主演で制作されたことで注目を集めました。松田は村田恭次と坂本龍馬の2役を演じており、2023年4月から「仁義なき幕末 -令和激闘篇-」と題した舞台版も上演されています。

最近ではBL漫画を実写化した2023年10月公開の映画「その恋、自販機で買えますか?」で主演の小岩井歩役に抜擢され、2024年3月公開の映画「舞倒れ」と、2024年10月公開の映画「追想ジャーニー リエナクト」でも立て続けに主演を務めています。

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