響かさね(ひびきかさね)のプロフィールや魅力、おすすめ曲を徹底解説!

響かさね(ひびきかさね)のプロフィールや魅力、おすすめ曲を徹底解説!

響かさねのおすすめ曲

鳥の詩

2000年に発売された恋愛アドベンチャーゲーム「AIR」の主題歌をカバーした動画。響かさねがソロとして活動を再開した後、新たな道のりの第一歩として選んだ楽曲です。

「鳥の詩」は、人形使いの青年・国崎住人(くにさきゆきと)と、神尾観鈴(かみおみすず)を取り巻く運命や、親子の愛を描いた物語を彩るバラードナンバー。響かさねによるカバーではしっとりとしたピアノアレンジが施されており、楽曲の切なくも美しい魅力がより引き立てられています。

言葉の一つひとつを丁寧に、今にも透き通って消えてしまいそうな儚さも織り交ぜながら表現する歌声は、思わずうっとりと聴き入ってしまうほど。空や海といった、鮮やかな夏の風景が印象的な「AIR」の世界観にもぴったり調和しています。

響かさねの歌を初めて聴く人や、彼女の歌声の魅力を存分に味わいたい人にぜひ聴いてほしい1曲です。


本人コメント:再出発の気持ちと、大好きで思い入れのある曲だった為、ずっと歌いたかったピアノアレンジにて歌唱しました。

1.0

ロックバンド・amazarashiが2022年3月にリリースした楽曲のカバー動画。配信でも繰り返し歌われており、響かさねを代表するカバーのひとつとして愛されています。

ココツキの解散、そしてVsingerとしての活動休止という大きな環境の変化を経験した響かさね。目指すべき道に迷い、不安やプレッシャーを抱えていた時に出会ったこの「1.0」は、彼女にとって大きな支えとなったのだとか。

大切な人へ綴った手紙を思わせる歌詞と、響かさねの低く芯のある歌声は親和性が抜群。傷付いた記憶や後悔を捨てきれず、それでも微かな希望を探し求めようとする心を力強く歌い上げるサビにも、聴き手の琴線に触れる力がこもっています。

深い悲しみや不安に襲われた時、暗闇の中で光(=「あなたにとっての1」)を見つけ出す助けとなってくれる歌声です。


本人コメント:ソロで活動再開するまでに何度も聴いていた曲です。私の存在とは何なのか、足が止まってしまった今何を考え動けばいいのか全く分からない時期でした。そんな息が詰まってしまった私を支えてくれた曲がこの曲です。

アスノヨゾラ哨戒班~piano ver~

ボカロP・Orangestarによるオリジナル楽曲をカバーした動画。聴く人の胸を打つ真っ直ぐなメッセージが、優しいピアノの音色に乗せて歌われています。

投稿日から2日後の2月14日は、響かさねが所属していたユニット・ココツキの活動開始日。共に歩んできた大切な仲間との思い出や、3人がそれぞれ進んでいく未来への強い想いが感じられる選曲です。

疾走感溢れる原曲とは異なり、このカバーは澄んだ夜の空気を思わせる落ち着いた雰囲気が魅力。透き通った高音の歌声や、切々と心情を綴るように歌う表現力にも惹き込まれます。

思い切って踏み出した新しい場所も、かつて自分が居た場所も、自分を形づくる大切な要素なのだと教えてくれるカバーです。


本人コメント:ソロになった今、そしてそれぞれの夢へと進んで分かれ道へと歩んだ皆へ向けてカバーしました。今までの歩いてきたことを、また未来の私達も思い出しますように気持ちを込めて。

幸せにするね

2023年6月にYouTubeで公開された、ソロとして初のオリジナル曲です。

響かさねのキャラクター・衣装デザインを担当したイラストレーターであり、彼女が「ママ」と呼んで慕う存在でもある【yae】狼ト生キルが楽曲を書き下ろしました。

この楽曲で印象的なのが、聴き手にさまざまな風景を思い描かせてくれる歌詞。愛しているのに離れてしまった恋人へのメッセージにも受け取れる一方、アーティストとリスナーという、“発信する側と受け取る側”の距離を巧妙に表現しているようにも感じられる楽曲です。

切なげに声を震わせたり、強く訴えかけるように歌ったりと、絶えず聴き手の心を揺さぶる響かさねの歌声は、胸の奥にしまい込んでいた感情を引き摺り出すような力があります。

【yae】狼ト生キルによる温かなイラストとあわせて、ぜひ繰り返し味わってみてください。


本人コメント:私のVのママが曲を書いて下さってます。今までの活動を一番近くで見て下さっていたからこその曲です。

GASSHOW

2024年3月に投稿されたカバー動画。原曲は、RADWINPSのボーカル&ギター・野田洋次郎によるソロプロジェクト“illion(イリオン)”のオリジナル曲です。

東日本大震災をきっかけとして生まれた「GASSHOW」で描かれているのは、海や大地といった自然が持つ残酷なまでの力と、その力に翻弄されながらも希望を抱いて生きる人間の姿

響かさねの神秘的な歌声は、遥か昔から脈々と続いてきた自然と人の営みや、災害の恐ろしさを主題としたこの楽曲のパワーに負けない力があります。

暗闇の中でも微かな光を探し求め、祈りを捧げる人々の声を思わせる荘厳なハーモニーも必聴。魂を揺さぶるような、力強い彼女の歌に圧倒される1曲です。


本人コメント:ショートで投稿していたこの曲をフルで歌い直しました。2024年新たな年を迎え、改めて歌おうと思い、気持ちを更に込める為にMIXも自身で行ったカバー曲です。

永夜

2023年11月に投稿されたオリジナル曲第2弾。無力Pとしてボカロ曲も制作している作曲家・Powerlessが作曲を担当しました。

「永夜(えいや)」というタイトルにも表れている通り、この楽曲では、誰もが抱えることのある孤独や悲しみが、永遠に続くかのような夜に見立てて歌われています。

いつか朝が来ると分かっていても、受けた傷が深ければ深いほど簡単に「前を向こう」とは割り切れないもの。響かさねの歌声は、そんな心をそっと包み込む温かさに満ちています。

自分の中の弱さや迷いと戦う全ての人に寄り添ってくれる、壮大なバラードナンバー。美しい夜の風景を描き出すMVと共に、ぜひ繰り返し聴いてみてください。


本人コメント:私が理想としている曲・こういう曲が歌いたい・こういう気持ちの曲を歌いたいという想いを沢山込めた曲です。

2024年4月に1stCD・「Resonate」を発売

響かさねは2024年4月、ソロとして初めてのCD「Resonate」を発売しました。

記念すべき発売日は、響かさねの誕生日である4月4日。作曲家・Powerlessと制作したオリジナル3部作「永夜」「白光」「心響」が収録されています。

「Resonate」は、気持ちが沈みこんでしまう瞬間に優しく寄り添ってくれる「永夜」からスタートし、「白光」「心響」と物語が繋がっていく構成。

響かさねが活動を再開してから経験してきたことや、彼女自身が抱いた感情が綴られています。

公式BOOTHでは現在、CD単品のみ購入可能。

彼女が歌にどのような想いを込めたのか、手に取って体感したい作品です。

最後に

音楽を心から愛し、楽曲の持つメッセージを丁寧に表現する響かさねの歌声は、聴く人の心にまっすぐ突き刺さる力があります。

今回の記事をきっかけに彼女の歌をもっと聴いてみたいと感じた人は、ぜひ公式YouTubeチャンネルやXアカウントをチェックしてみましょう。

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