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門別啓人のプロ入り後の成績について解説!
高卒1年目から一軍デビューを果たした門別啓人。
プロ入り後、どのような成績を残しているのかチェックしていきます!
【2023年】高卒1年目から掴んだ一軍デビュー!
2023年シーズンの一軍登板成績
登板数:2登板(リリーフ1回、先発1回)
投球回:8.0回
被安打:13本
与四球:1四球
奪三振:5奪三振
失点数:3失点(自責点3)
防御率:3.38
阪神タイガースに入団後、二軍戦で12試合に登板し、2勝2敗2セーブ、防御率2.78という成績を残します。
また、通算55イニングを投げ、43奪三振、防御率2.78を記録するなど首脳陣にアピールし、阪神タイガースがリーグ優勝を決めた翌日の9月15日に初の一軍昇格を果たします。
そして、同日に行われた広島東洋カープ戦でリリーフ投手として登板しますが、3回6安打3失点とプロの洗礼を浴びる結果となってしまいます。
しかし、流石は期待のサウスポー門別啓人。
課題点を修正し、9月30日に行われた広島東洋カープ戦で5回7安打無四球無失点の好投をみせるなどリベンジを果たし、2023年シーズンを締めくくりました。
一軍定着へ期待がかかる2024年シーズン
門別啓人の2024年シーズンは一軍定着に期待がかかります。
2024年シーズンは開幕一軍を勝ち取り、3月30日対読売ジャイアンツ戦、4月2日対横浜DeNAベイスターズ戦、4月19日対中日ドラゴンズ戦にそれぞれ中継ぎで登板し、打者16人に対し、被安打3本、与四球1、防御率0.00を記録しています。(2024年4月25日現在)
投球回数は少ないものの、立派な数字といえるでしょう。
また、二軍戦では打者56人に対し、被安打10本、与四球2、防御率1.13を記録するなど、昨年度に比べて成長した姿をみせています。
また、起用方法は今のところリリーフが中心で、じっくり時間をかけて育成していきたいという、球団の意図を汲み取ることができます。
まずは一軍に定着し、中継ぎや敗戦処理でもいいので、一軍の雰囲気や打者のレベルに慣れることで経験を積むのがいいかもしれません。
門別啓人の今後の課題は?
門別啓人の今後の課題は2点あると考えています。
1点目は、プロ野球の世界で戦える身体づくりです。
門別啓人は183cm、86kgという恵まれた体型を持っていますが、柔軟性の向上やさらなる筋力アップも必要です。
また、自身の身体についてよく知り、ケアの方法についても学び、身につけて欲しいと思います。
2点目は、持ち球であるツーシームの精度向上です。
キレのある直球と鋭く曲がるスライダーのコンビネーションは抜群ですので、スクリュー気味に沈むツーシームの精度を高め、カウントを整える時、三振を狙いにいく時など、シチュエーション別に投げ分けることができれば手が付けられない投手になるでしょう。
まとめ
阪神タイガースの次世代のエース候補である門別啓人。
一軍での登板数は少ないですが、すでに大器の片鱗を見せており、阪神タイガースファンからの期待は高まるばかりです。
2024年シーズンにブレイクが予想される投手ですので、注目していきましょう。