オリックス・バファローズのエースとして活躍する宮城大弥(みやぎひろや)。所属チームはもちろん、日本代表メンバーとしても結果を残している期待の若手投手です。
この記事ではそんな宮城の成績や年俸について徹底解説!さらにプレイヤーとしての特徴や佐々木朗希との意外な関係も紹介し、様々な角度からその魅力に迫っていきます。
これを読めば宮城の気になる情報をしっかりチェックすることができますよ。
目次
宮城大弥のプロフィール
-
生年月日:2001年8月25日
年齢:22歳(2024年5月現在)
身長:171cm
体重:80kg
出身:沖縄県宜野湾市
投打:左投左打
ポジション:投手
オリックス・バファローズに所属し、先発の柱として活躍している宮城大弥。プロ生活5年目を迎える若手選手ですが、チームを代表するエースとして圧巻のピッチングを披露しています。
身長171cmとかなり小柄な体格をしているものの、その実力は球界でも随一。繊細なコントロールと多彩な変化球により、強打者たちを手玉に取っています。
宮城は各所から完成度の高い投手として評価されていますが、実際はまだまだ成長を続けている発展途上中の選手です。今後さらなるパワーアップを果たし、オリックスどころか日本を代表する好投手になってくれるのではないでしょうか。
宮城大弥はどんな選手?
選手としての強み
宮城は最速155km/hを記録したこともある剛腕投手ですが、2023年のストレート平均球速は145.2km/hとかなり控えめになっています。
しかしタイミングの取りづらいモーションや変化球により、直球の威力を何倍にも増幅させているのです。緩急を巧みに使い分ける投球術は彼が持つ最大の武器。チーム内外からも「まるでベテラン投手のようなテクニックだ」と高く評価されています。
また好投手に必須とされる、精密なコントロールも長所のひとつです。失投が少ないため大崩れすることもなく、これまでも常に安定したピッチングを披露してきました。
そしてこれから練習や試合経験を積んでいけば、これらの能力はさらにパワーアップしていくはず。宮城は今後も成長を続け、長きに渡り球界を盛り上げてくれることでしょう。
宮城大弥の高校時代
高校時代の成績
沖縄県宜野湾市出身の宮城は、4歳の頃から野球人生をスタートさせます。中学時代は硬式野球沖縄選抜でも活躍し、数多くの名門校から声をかけられるなか、地元の興南高等学校へ進学しました。
宮城は1年の春から早速ベンチ入りし、1年と2年の夏に甲子園出場を達成します。また3年の夏には甲子園出場は果たせなかったものの、予選で圧巻のピッチングを披露。46イニングを投げ61奪三振と、大器の片鱗を見せつけていました。
そしてこれらの活躍が大きく評価され、同年にはU‐18の日本代表メンバーに選出されることに。WBSC U‐18ワールドカップで3試合に登板した宮城は、防御率1.04と安定感抜群の数字をマークしました。
華々しい活躍を見せた彼の注目度はさらに上昇し、2019年のドラフト会議でオリックス・バファローズから1位指名を受けることになります。
宮城大弥のNPB時代
NPBでの個人成績
1年目の終盤に1軍初勝利をあげた宮城は、翌年から早速開幕ローテ―ション入りを勝ち取ります。その年は前半戦だけで9勝をあげ、オールスターに初選出されることに。
オリックス所属の10代選手がファン投票で選出されたのはなんと67年ぶりのことで、これにより宮城の注目度はさらに上昇していきます。後半戦も活躍を続けた宮城は、この年13勝4敗と好成績をマーク。若手のホープとして大きな期待を寄せられることになります。
さらにそこから3年連続で2桁勝利を達成し、2023年には12球団トップタイとなる3完封を記録しました。彼は22歳の若手選手でありながら、圧倒的な実力でチームを牽引し続けているのです。
NPBでのチーム成績
1年目のシーズンとなる2020年に最下位という残念な結果を残したオリックスですが、その翌年になんと25年ぶりとなるリーグ優勝を達成します。宮城は日本シリーズで好投を見せたものの、ここでは東京ヤクルトスワローズに敗北を喫することに。
しかしその翌年に2年連続優勝を果たしたオリックスは、再びヤクルトと激突。宮城は日本シリーズでの初勝利をマークし、ついに日本一の座を獲得します。さらに2023年も優勝を勝ち取り、オリックスは驚異のリーグ3連覇を成し遂げました。
その期間毎年2桁勝利を記録してきた宮城は、チーム躍進の原動力と言っても過言ではありません。オリックスが46年ぶりの4連覇を達成するためには、宮城の活躍が必須になると思われます。
NPBで獲得したタイトル
初の2桁勝利を達成した2021年に新人王に選ばれた宮城ですが、実は主要タイトルを獲得した経験はありません。月間MVPや月間最優秀バッテリー賞に選出されたことはあるものの、最多勝や最優秀防御率に輝いたことは1度もないのです。
しかしながら彼がこれまで残してきた成績は、シーズンによっては1位になっていてもおかしくない数字ばかり。今後さらなる成長を遂げることができれば、主要タイトルはもちろん、投手最大の名誉とも言われる沢村賞の獲得も夢ではないはず。
2024年は宮城の初タイトルにも期待がかかる重要なシーズンです。その活躍ぶりをしっかりとチェックしていきましょう。
2023年のWBCで日本代表メンバーに選出
2023年に開催された第5回WBCで日本代表メンバーに選出された宮城。
本大会で登板したのは1試合のみとなっていますが、そのチェコ戦では5回1失点と安定したピッチングを披露し、日本の優勝にしっかりと貢献していました。世界での戦いを経験した宮城はさらなる成長を見せ、その年はレギュラーシーズンでも大活躍。
彼に対する注目度は着々と上昇していき、アメリカのメディアでも「いつかメジャーで活躍するかもしれない日本人選手」としてピックアップされることに。NPBで大活躍を見せる宮城に、メジャー移籍という次なるステージが見え始めてきたのです。