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宮城大弥はメジャーに挑戦する?
世界中から熱い注目を集めている宮城ですが、どうやら海外移籍はまだ先になりそうな様子。彼は2024年2月時点のインタビューでメジャー挑戦の意向は「まだない」と明言しており、「今の成績だけでは行けない」と語っていました。
また宮城は現在22歳なので、25歳未満の海外選手を獲得する際に契約金や年俸が制限される規定、通称「25歳ルール」が適用されてしまいます。つまり宮城がポスティングを利用して移籍したとしても、大型契約は手に出来ず、オリックスへの譲渡金も安価になってしまうのです。
チームへの恩義を熱く語っている宮城が、そんな不義理をするとは思えません。移籍をするとしても25歳ルール適用外になる約3年後、あるいは海外FA権を最短で取得できる5年後あたりになるのではないでしょうか。
宮城大弥の年俸はいくら?
これまでの年俸推移
ドラフト1位選手として入団した宮城は、1年目の推定年俸が770万円だったと言われています。
2年目はほぼ横ばいでの契約になったものの、2桁勝利を達成した翌年の2022年には5000万円まで大幅アップ。さらにそこからも順調に増額を勝ち取り、2024年には1億6000万円という大型契約を締結しました。
オリックスの高卒5年目選手では、イチローの2億円に次ぐ歴代2位の金額となっており、現在ロサンゼルス・ドジャースで活躍している山本由伸のペースさえも上回っています。宮城はチーム優勝の原動力、そして将来の絶対的エースとして高い評価を手にしているのでしょう。
ちなみに2019年のドラフト1位選手のなかで、1億円の大台を突破しているのは宮城と広島東洋カープの森下暢仁のみ。森下の推定年俸は1億3000万円と言われているので、宮城が同期No.1の稼ぎ頭ということになります。
宮城大弥と佐々木朗希の意外な関係とは
NPB史上16人目の完全試合達成者として、その名を大きく轟かせている佐々木朗希。実は宮城と佐々木は同い年で、球界でも1、2を争うほど仲が良いコンビと言われています。
彼らが初めて出会ったのは、高校時代のU‐18日本代表チーム。2人はかつてチームメイトとして、世界を相手に戦っていたのです。そして2019年のドラフト1位選手としてともにパ・リーグの球団に指名され、それ以降はライバルとして切磋琢磨していくことに。
プロとして大きな成長を見せた2人は、2023年のWBCで日本代表メンバーとして再会し、世界一獲得の原動力として活躍。大会期間中は2人でじゃれあう姿も話題になり、若手のスターコンビとして大きな注目を集めました。ちなみに宮城は過去のインタビューで佐々木と仲が良いと認めており、「野球選手としてすごい」とリスペクトしている様子も見せています。
現在NPBで無双を続ける佐々木は、近いうちにメジャーへ移籍すると囁かれています。彼がポスティングによる早期移籍を決断すれば、それに触発され宮城が動き出す可能性もあるかもしれません。今後世界を舞台に戦っていくであろう、2人の動向に要注目です。
宮城大弥の兄弟は有名人?
宮城は7人兄弟の下から2番目の子どもだと判明しています。ただし両親が再婚同士のため、兄や姉たちとは別々で暮らしていた様子。学生時代は宮城本人と両親、そして妹の4人暮らしだったと明かされています。
その妹にあたる宮城弥生が、2023年のWBCで「応援する姿が可愛すぎる!」と大きな話題になったのです。これにより各種メディアに取り上げられるようになった彼女は、2023年からホリプロ所属のタレントとして活動をスタートさせることに。
ちなみに宮城は妹の芸能界デビューについて質問されたとき、「頑張るんなら頑張ってくれれば」とそっけない雰囲気で回答。しかし妹に無関心というわけではなく、「僕は野球でいっぱいいっぱい」と今は自分のことで手一杯だと語っていました。
そしてそのことを妹も理解しているのでしょう。彼女はことあるごとに兄の応援に行き、彼を深く慕っている様子を見せています。宮城は全身全霊で野球に打ち込む姿を見せ、その背中で妹を励ましているのかもしれませんね。
最後に
NPBを代表する期待の若手選手として、圧巻のピッチングを披露している宮城大弥。オリックス4連覇のカギを握っているのは、間違いなく彼です。
いずれ世界を舞台に戦うであろう宮城のプレーに注目し、その活躍ぶりを目に焼き付けましょう!