2015年シーズン、ヤクルトの山田哲人と共にトリプルスリーを達成した選手が誰なのかまだ皆さんも覚えていることでしょう。
福岡ソフトバンクホークスの柳田悠岐選手です。
走攻守三拍子揃った選手であることから多くのファンがいます。
そんな柳田選手を紹介します。
目次
柳田悠岐選手の魅力
188cm92kgの恵まれた体を持ち、球界トップクラスのフルスイングでホームランを量産します。
走っては50mを5秒台、投げては遠投125mとどれをとってもトップレベルです。
全てのプレーでファンを驚かせてくれるのが、柳田選手の魅力です!
柳田選手の人物像
広島県出身のため、幼少期からカープファンでスクワット応援をしていたそうです。
少しスクワット応援の姿を見てみたいですね。
柳田選手はももいろクローバーZのファンであり、ライブに行ったり、登場曲に使用するほどです。
登場曲でももいろクローバーZが流れた直後にサヨナラホームランを打ったこともあり、柳田選手にとってももクロパワーは絶大であることがわかります。
柳田選手の特技はボーリングで、大学時代は練習後によくボーリング場に行っていました。
自己ベストは267とプロボウラー並みの実力を持っています。
柳田悠岐選手・プロフィール
名前:柳田 悠岐 (やなぎた ゆうき)
生年月日:1988年10月9日
身長・体重:188cm・92kg
出身地:広島県広島市
出身校:広島経済大学
所属チーム:福岡ソフトバンクホークス
ポジション:外野手
投球・打席:右投左打
1988年10月9日、広島県広島市で柳田選手は生まれました。
1988年生まれには他にも巨人の坂本勇人選手、メジャーリーガー田中将大投手、前田健太選手、秋山翔吾選手など多くのトッププレーヤーがいる世代です。
小学校3年生のとき、西風五月が丘少年野球クラブで野球を始め所属した当初は右打ちでしたが6年生の時今と同じ左打ちに転向しました。
中学生時代は、軟式野球チームの八幡少年野球クラブシニアに所属しました。
プロ野球選手の多くは中学時代から硬式野球を始めますが柳田選手は軟式でプレーしていました。
高校は広島商業高校に進学。
プロ野球選手を数多く輩出している広島県の強豪校です。
今の柳田選手のイメージだとホームランを量産したのだろうと皆さんは考えると思いますが、高校通算は11本とあまりホームランを打つことができませんでした。
しかし、広島経済大学に進学すると柳田選手の打撃は開花します。
大学通算82試合で打率.428、ホームラン8本、60打点の大活躍をしました。
この成績の裏に有名な話があります。
柳田選手は大学時代に金本知憲さんらが通うジムでトレーニングをし、体重を増やしたことで長打力が磨かれました。
その長打力はソフトバンクスカウトにナンバー1と言わせたほどです。
2010年秋に行われたプロ野球ドラフト会議にて、柳田選手はソフトバンクホークスから2巡目で指名を受けました。
柳田選手のプロ入り後の活躍とエピソード
1年目の2011年シーズンは2軍での出場がメインでした。
77試合に出場し規定打席に届いていないものの、リーグトップの13本のホームランを放っています。
2011年は1軍でホームランを放っていないものの、フジテレビのすぽると!内のコーナー『プロ野球選手100人が選んだプロ野球選手ベスト5・パワーヒッター部門』で中日の井端選手から、パワーはちょっと桁外れだと思いました。と評価されました。
無名の2軍選手がこのコーナーで扱われるのはほぼあり得ません。
2年目となる2012年シーズンには、推定135mのプロ初本塁打、生涯初のサヨナラホームランなどを放ち徐々に持ち前のパワーを発揮していきました。
2013年シーズンはオープン戦で6本塁打と大爆発したものの、怪我に悩まされ一軍で出続けることはできませんでした。
しかし、2桁本塁打と2桁盗塁を記録しました。
数少ない出番で結果を残すことは難しいですが柳田選手は好成績を残すことができています!
2014年シーズンから、好打者の証のインコース攻めをされるようになります。
最初は苦しみましたが徐々に対応していきます。
この年はトッププレーヤーの祭典、オールスターゲームに初選出されました。
チームは日本一となり、守備の名手に贈られるゴールデングラブ賞、ベストナインを獲得。
オフシーズンには日本代表に選ばれます。
2015年は、有名な横浜スタジアムのバックスクリーン破壊弾を放ちます。
多くのスポーツニュースで取り上げられました。
プロ野球ファンの皆さんはこのニュースを鮮明に覚えていることでしょう。
そして打率.363、34本塁打、32盗塁でトリプルスリーをヤクルト山田哲人と達成。
このトリプルスリーで柳田選手は一気に有名になります。
この年の流行語大賞にトリプルスリーが選ばれています。
オフには一般女性との結婚が発表されました。
2015年は柳田選手の飛躍の年となりました。
2016年は前年の成績から徹底的にマークされ、四球も多くなり成績は落ちてしまいます。
2017年は怪我に悩まされながらも、31本のホームランを打つなどチームの日本一に貢献しました。
この年の契約更改ではホークスの日本人選手とした初の5億円越えの5億5000万円で更改します。
金額は推定ですが、ホークスは絶対に柳田選手を手放さないという意図が伺えますね。
2018年、柳田選手は4月の日ハム戦でサイクル安打を記録します。
前半戦からの好調を維持し、打率.352、36本塁打の好成績を残しました。
柳田選手はポストシーズンに強くこの年のクライマックスシリーズファイナルステージで打率.450、2本塁打、8打点を記録します。
その後の日本シリーズではバットを折られながらもサヨナラホームランを打ち活躍しました。
2019年は左膝の怪我で38試合のみの出場となりました。
しかしホークスは柳田選手と7年契約の生涯契約を結びました。
柳田選手自身も生涯ホークスを宣言しています。
柳田選手がホークス以外のチームのユニフォームを着るということは無さそうですね。
最新情報
まとめ
ソフトバンクホークスの柳田悠岐選手について紹介させていただきました。
抜群の身体能力から生み出されるプレーには今後も注目していただきたいと思います。
怪我に悩まされてしまうことも多々あるので、怪我なしの1年間フル出場フルスイングを期待しましょう。