「おかわり君」こと埼玉西武ライオンズ・中村剛也選手について解説!

「おかわり君」こと埼玉西武ライオンズ・中村剛也選手について解説!

みなさん、球界で「おかわり君」といえば誰だか分かりますか??

そう、プロ野球ファンなら必ず知っている、埼玉西武ライオンズの中村剛也(なかむら たけや)選手です!

今回はファンから「おかわり君」の愛称で親しまれ、日本屈指のホームランバッターとして長年活躍している中村剛也選手について紹介したいと思います。

経歴

中村剛也選手の出身校はあの大阪桐蔭高校!大阪桐蔭高校といえば高校野球の超強豪校で、最近では中日ドラゴンズ・根尾選手、千葉ロッテマリーンズ・藤原選手を輩出していますね。

ただ、中村剛也選手自身は甲子園に出場することはできませんでした。

当時の大阪桐蔭はPL学園などの強豪校に比べると大阪府内ではまだまだ発展途上で、中村剛也選手が大阪桐蔭に進学した理由も「家から5分で行けるから」だとか。。。

それでも持ち前の長打力は高校時代から非凡なもので、自身最後の大阪府予選では大会中に6本のホームランを放ち、高校通算ホームラン83本の記録を残しています。

その長打力を買われ、2002年ドラフト2位で埼玉西武ライオンズに入団しました。

MEMO

年間60本塁打を目指してほしいという願いから背番号は「60」を与えられ、プロ19年目を迎える今年までずっと変わらず背番号「60」を付け続けています。

活躍すると小さい数字に変える選手が多い中、中村剛也選手には何か強い意志を感じますね!

プロ野球選手としての活躍 1

プロ1年目こそ一軍出場はありませんでしたが、2年目には二軍戦で22本塁打を記録しイースタン・リーグ本塁打王に輝き、シーズン終了間際に一軍初出場を果たすと、初打席でいきなり二塁打を放って打点も記録。華々しいデビューを飾ります。

しかしそれでいきなりスター選手になれないのがプロの厳しさ、、、数年は半レギュラーとしての出場にとどまり、目立った成績を残すことはできませんでした。

そんな中村剛也選手がブレイクしたのはプロ7年目の2008年のこと、その年に就任した大久保コーチのアドバイスをきっかけに本塁打を量産するようになります。

結果、2008年シーズンはなんと46本塁打を放ち、ホームラン王に輝きます!

埼玉西武ライオンズの日本人選手で40本塁打を放ったのはあの秋山幸二選手以来で、これを機に中村剛也選手はスター街道をかけあがります。

MEMO

中村剛也選手はプロ野球選手としてブレイクした2008年、元タレントの村上麻里恵さんと結婚しています。レースクィーンとしても活躍された方で、イケイケの美人さんです。さすがプロ野球のスター選手ともなると奥さんになる方のレベルも違いますね。

プロ野球選手としての活躍 2

さて、中村剛也選手のキャリアの中で特に輝いているのは2011年の成績です。

このシーズンはいわゆる”飛ばないボール”が導入された年で、「統一球問題」として騒がれました。

実際、プロ野球全体で得点力が落ち、本塁打を含む長打が激減していました。

そんな中、なんと中村剛也選手は48本もの本塁打を放ったのです!

この年のパ・リーグ本塁打数2位はソフトバンク松田選手の25本だったので、中村剛也選手の48本という記録がどれだけ抜きん出ていたものだったのかが分かると思います。

また、千葉ロッテのチーム合計本塁打は46本で、中村剛也選手1人でチーム合計を上回るという珍記録まで生まれています。真のホームランバッターは”飛ばないボール”をもものともしない、それを証明したシーズンになりました。

驚異の2011年シーズンを含め、中村剛也選手はホームランバッターとして華々しいキャリアを歩んできました。

2019年には通算400本塁打をサヨナラホームランで決めるという偉業を成し遂げています。

また、中村剛也選手の特長として見逃せないのが、史上稀に見る「満塁男」だということです。

MEMO

昨年2019年シーズンの満塁時の成績は35打席32打数17安打、打率.531、4本塁打、49打点という驚異的な記録を残しており、通算満塁本塁打20本はプロ野球記録です。

最後に

今回、「おかわり君」こと中村剛也選手について紹介させてもらいましたが、その愛称に反して凄まじい成績を残している選手だとお分かりいただけたかと思います。

プロ19年目を迎える今年も中村剛也選手の活躍に目が離せませんね!

では、最後までお読みいただきありがとうございました。

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