今回の記事では、2019年のドラフト会議、東北楽天ゴールデンイーグルスが指名した選手をまとめてみよう!
今回、東北楽天ゴールデンイーグルスが指名した選手は育成選手も含め11選手だね
毎年、色んなドラマが生まれるドラフト会議。
今回、東北楽天ゴールデンイーグルスが指名した選手はどんな選手だろう?
みていってみよう!
目次
指名選手一覧
2019年に東北楽天ゴールデンイーグルスが指名した選手の一覧は下記の通りです。
今回、指名した選手は高校生6人、大学生3人、社会人2人です。
新人選手のポジションは、投手4人・捕手2人・内野手4人・外野手2人となっています。
投手と内野手が4人づつと多めの補強ですが、どのポジションもまんべんなく獲得した印象を受けます。
もともと1位指名は高校BIG4の大船渡高校、佐々木朗希選手でしたが、ハズレてしまいました。
しかし、小深田大翔選手をハズレ1位で指名し、獲得に成功しています。
楽天ゴールデンイーグルスは球団創設時は守備面に課題を抱えエラーの山を築いていました。
しかし、年を追うごとに守備面の課題は克服されエラー数も減少しています。
2019年のシーズンはというと試合を追うごとに打撃面で貧打に悩み課題を抱えました。
特に先制点がなかなか獲得できず流れを呼び込めない展開が続きました。
野手を8名指名した点もこれらの課題の対策だと考えられます。
平石監督が退任され、三木新監督が就任した東北楽天ゴールデンイーグルスのドラフト指名選手と経歴・特徴は以下のようなものになっています。
彼らの活躍で楽天がもう一度日本シリーズを優勝する日が楽しみですね。
第1位:小深田大翔選手(こぶかたひろと)
・生年月日:1995年9月28日
・身長体重:168㎝69㎏
・出身チーム:神戸国際大付属高等学校→近畿大学→大阪ガス
・出身地:兵庫県
・ポジション:内野手
・投/打:右投/左打
東北楽天ゴールデンイーグルスのドラフト指名第1位は小深田大翔選手です。
小深田選手は小学校1の時にソフトボールを始め、中学校時代は佐用スターズに所属していました。
中学卒業後は、神戸国際大学付属高校に進学。高校時代は甲子園出場経験はありませんが、兵庫県大会で決勝進出を果たしています。
高校卒業後は、近畿大学に進学し1年生春からベンチ入り。近畿大学リーグでは3度のベスト9を受賞し、第66回全日本大学野球選手権にも出場経験しています。
大学通算記録は打率・305、107安打、1本塁打、22盗塁と好記録。
大学卒業後は大阪ガスに入社。1年目からレギュラーを獲得し都市対抗野球の初優勝に貢献する活躍を見せています。
身長168㎝体重67㎏と小柄ながら、俊敏性を生かし守備と打撃両面で活躍を目指す。1塁到達4.0秒前後を記録する足の速さに注目をしましょう。
楽天の時期、クリーンアップとして期待の逸材。
第2位:黒川史陽選手(くろかわふみや)
・生年月日:2001年4月17日
・身長体重:182㎝86㎏
・出身チーム:智弁和歌山高校
・出身地:奈良県
・ポジション:内野手
・投/打:右投/左打
東北楽天ゴールデンイーグルスのドラフト指名第2位は黒川史陽選手です。
黒川選手は小学校1年生の時から軟式野球を始めています。そして中学校に進学後シニアチームに入り硬式野球を開始しました。
また、中学時代はその才能がかわれ野茂ジャパンに選出されアメリカ遠征を経験するなどしています。
中学卒業後は、野球の名門校で甲子園の常連である智弁和歌山高校に進学。
智弁和歌山高校では、強豪校にもかかわらず1年生の春よりベンチ入り、1年夏の大会では7番ライトで県大会に出場しチームの県大会優勝に導いています。
翌2年生の春には春の選抜で打率.368の活躍でチームも甲子園準優勝の活躍をおさめています。
大舞台でも心の強さが魅力的な選手。また、打撃のみならず、二塁到達タイムの平均が7秒87と先輩である、オコエ選手に匹敵する俊敏性も兼ねそろえています。
18歳ながら、中学から日本代表に選出され、さらに甲子園でも大活躍を果たすなど経験は十分。
その経験をいかしてシーズンを通してチームを引っ張り打撃面での活躍を果たしてほしいものですね。
黒川選手の活躍に期待しましょう。
第3位:津留崎大成選手(つるさきたいせい)
・生年月日:1997年10月10日
・身長体重:177㎝86㎏
・出身チーム:慶応義塾高校→慶応義塾大学
・出身地:千葉県
・ポジション:投手
・投/打:右投/右打
東北楽天ゴールデンイーグルスのドラフト指名第3位は鶴留崎大成選手です。
鶴留崎選手は、小学校1年生の時から中部ユニオンで野球を始め、6年生の頃には千葉ロッテマリーンズジュニアに選出されています。
中学時代は、佐倉リトルシニアでプレーをし、投手の他に捕手や内野手としても活躍を見せています。
そして、中学卒業後は慶応義塾高校に進学1年生春より公式戦に出場。しかし、高校時代は内側側副靭帯損傷などのケガがあり、大きな活躍を見せれませんでした。
高校卒業後は慶応義塾大学に進学。入学後も1年はリハビリに専念をしています。
このリハビリの期間に地道なウエイトトレーニングを行った結果、筋力強化と球速アップに成功しています。
大学4年時には、最速153km/hを記録するまで成長を果たしています。
リーグ戦では、13試合に登板して防御率0.98の驚異の成績を残す。
逆境をばねに努力ができるまじめさが持ち味。ストレートの他にスライダー、カットボール、カーブなどの変化球も使いこなします。
楽天ゴールデンイーグルスの時期エース候補として期待がかかる選手です。期待しましょう
第4位:武藤敦貴選手(むとうあつき)
・生年月日:2001年6月15日
・身長体重:178㎝73㎏
・出身チーム:都城東高校
・出身地:福岡堅
・ポジション:外野手
・投/打:左投/左打
東北楽天ゴールデンイーグルスのドラフト指名第4位は武藤敦貴選手です。
武藤選手は小学生の時に野球を始め、中学校時代はフレッシュリーグ・若松ダイナマイトというチームに所属していました。
中学校卒業後は、都城東高校に進学。1年生の秋より新チームで4番として活躍しています。
甲子園には出場経験はなく、県大会はベスト4が最高位。
知名度はまだまだですが走攻守三拍子そろったイチロー選手タイプの選手になります。
高校通算20本塁打とパワーも持ち合わせ、投手としても最速142km/hを記録するなど肩の強さも武器。
楽天の大久保スカウトからは、「プロの世界で成長を積んで3~4年後に外野手のレギュラーとして活躍してほしい選手」とのコメントもうけています。
今後の成長を期待して、センターの定位置獲得を目指して頑張ってほしいですね。これからの成長に期待しましょう。
第5位:福森耀真選手(ふくもりようま)
・生年月日:1997年9月27日
・身長体重:178㎝87㎏
・出身チーム:北九州高校→九州産業大学
・出身地:千葉県
・ポジション:投手
・投/打:右投/右打
東北楽天ゴールデンイーグルスのドラフト指名第5位は福森耀真選手です。
福森選手は、小学生1年生の時から軟式野球を始め、小4の時に北九州市へ転居しています。守垣中では、軟式野球に所属。
中学卒業は、北九州高校へ進学し1年生夏からベンチ入りを果たしています。甲子園経験はありませんがエースとしてチームで県大会4回戦まで進んでいます。
そして、高校卒業後は九州産業大学に進学し、1年生春よりベンチ入り。
1・2年生時はひじ痛に悩まされたが、3年生ではひじ痛を克服しマックス151km/hを記録。さらには4年生の時には、154km/hを記録。
大学4年時のリーグ戦では、防御率0.69とリーグナンバーワンの記録を残しています。全日本大学野球選手権には大学1年生と4年生の時に出場。
常時140km/h後半のストレートとスライダー、カーブ、チェンジアップを使いこなします。
プロ入団後、課題であるコントロールを高めて聞くことができれば、1軍での活躍が近いと思います。
これからの成長に期待しましょう。
第6位:瀧中瞭太選手(たきなかりょうた)
・生年月日:1994年12月20日
・身長体重:180㎝93㎏
・出身チーム:高島高校→龍谷大学→Honda鈴鹿
・出身地:滋賀県
・ポジション:投手
・投/打:右投/右打
東北楽天ゴールデンイーグルスのドラフト指名第6位は瀧中瞭太選手です。
瀧中選手は、小学校3年生の時から新旭北スポーツ少年団で三塁手として野球を始めています。
中学時代は湖西中で三塁手兼投手として県大会ベスト4にチームを導いています。
中学卒業後は高島高校に進学し、1年秋よりベンチ入りを果たし2年秋からエースとしてチームをけん引しています。
甲子園への出場経験はありませんが、高3の夏にはチームを県ベスト8入りに導いています。
高校卒業後は、龍谷大学に進学。1年時は右ヒジ靭帯損傷手術によりリハビリに励み2年春からエースとして登板。
大学時代は最速152km/hを記録し関西六大学リーグ通算16勝をあげています。
大学卒業後は、Honda鈴木に入団。
ストレートに加え、フォークを武器に三振の山を築いています。
高校、大学、社会時と学んだ投球技術をプロの世界でもいかんなく発揮してもらいたいです。
第7位:水上桂選手(みずかみけい)
・生年月日:2001年7月5日
・身長体重:172㎝75㎏
・出身チーム:明石商業高校
・出身地:兵庫県
・ポジション:捕手
・投/打:右投/右打
東北楽天ゴールデンイーグルスのドラフト指名第7位は水上桂選手です。
水上選手は、幼稚園の頃に野球を始め、小学校時代も野球三昧の日々を送りました。中学時代は三田ヤングでプレーをしています。
中学卒業後は、明石商業高校へ進学。高校2年生の時に甲子園に出場、高校3年生の時には甲子園ベスト4に入る活躍を見せています。
捕手としては二塁早急タイムは1.80秒をマークし全国トップレベルの強肩。
さらに守備だけでなく打撃としても活躍を見せ、兵庫県大会で打率.471を記録。
高校野球は相手のレベルによっても打率は変わりますが、県大会を通して個人で5割弱を打っていれば強打者といっても過言ではないと思います。
侍ジャパンU-18 にも選出され、正捕手を任された経験も持つ。身長172㎝体重72㎏と小柄ではありますが、国際大会でもホームランを放つパワーの持ち主。
まだまだ18歳と若い水上選手ですので彼からの成長に期待したいですね。
育成第1位:江川侑斗選手(えがわゆうと)
・生年月日:2001年6月29年
・身長体重:177㎝81㎏
・出身チーム:大分高校
・出身地:大分県
・ポジション:捕手
・投/打:右投/右打
東北楽天ゴールデンイーグルスの育成枠第1位指名は江川侑斗選手です。
江川選手は、小学校2年生から野球を始めました。小学生時代は捕手の他、投手・三塁手・一塁手をこなしてきました。
中学時代は、大分明野シニアに入部し捕手として専念しています。中学時代は春夏と全国大会に出場。さらに日本代表にまで選ばれています。
中学校卒業後は、大分高校に進学しています。捕手として九州トップの評価を受けており、野村克也元監督からはテレビでべた褒めされるなどディフェンス面では高い実力を誇っています。
高校3年生の春には甲子園に出場を果たし、松山聖陵高校との一回戦で勝利し母校の甲子園初勝利に貢献しています。
身体に馬力があり、とってからのスローイングの速さが強み。バッティングに関しても不利が力強く、木製バッドへの対応力があります。
勉強熱心で努力家な性格をいかしてプロの世界でも向上心を持って成長を遂げ活躍をしてほしいですね。
期待しましょう。
育成第2位:小峯新陸選手(こみねしんり)
・生年月日:2001年12月1日
・身長体重:189㎝90㎏
・出身チーム:鹿児島城西高校
・出身地:鹿児島
・ポジション:投手
・投/打:右投/左打
東北楽天ゴールデンイーグルスの育成枠第2位指名は小峯新陸選手です。
小峯選手は小学校4年生の時に軟式野球を始めています。そして、中学時代は、鹿児島ヤングタイガーに所属。
中学業後は、鹿児島城西高校に入学し、1年夏からベンチ入りを果たしています。
甲子園経験はありませんが、身長189㎝と体格に恵まれ、2年生の頃よりスカウト人から注目がされていました。
高3の時は右肩のケガによりアピール不足に終わりましたが、それでも、将来性がかわれ育成枠としてドラフトに選ばれています。
長身から繰り出すストレートには角度があり、球質も良く将来性が買われてのことだと思います。
楽天の大久保スカウトは「3年後くらいには先発のローテーション入りする可能性がある」と述べています。
今後の成長に期待しましょう。
育成第3位:山崎真彰選手(やまさきまあき)
・生年月日:1995年9月26日
・身長体重:182㎝84㎏
・出身チーム:東京学館浦安高校→ハワイ大学
・出身地:東京
・ポジション:内野手
・投/打:右投/左打
東北楽天ゴールデンイーグルスの育成枠第3位指名は山崎真彰選手です。
山崎選手は、幼稚園の頃よりサッカーを始め小学校までサッカー少年であたったようです。
本格的に野球を始めたのは小学校6年生の頃。永谷北リトルで硬式野球を始めました。
中学時代は瀬戸シニアで控え選手。
高校は、誉高校に入学し、1年生秋からレギュラーとして3番サードの座をつかみ取っています。
それまで野球で弱小校であった誉高校への入学ですが、高校3年間の地道の努力で成長を果たし、チームを甲子園出場へと導いています。
身長183㎝体重84㎏とたくましい体格を誇り、高校通算26本の本塁打を放ています。
さらに、パワーのみならず、50Mを6.0で走る俊足の持ち主。遠投も110ⅿと身体能力が高く、走攻守すべてで活躍できます。
本格的な野球スタートが小6の頃と始まりが遅い分、まだまだこれからの成長が期待できます。
プロ入り後に様々な指導を受けて自身の成長に取り入れこれからの活躍に期待したいですね。
育成第4位:澤野聖悠選手(さわのきよはる)
https://www.youtube.com/watch?v=jQBY_c9OjAM
・生年月日:2002年3月9日
・身長体重:184㎝85㎏
・出身チーム:誉高校
・出身地:愛知
・ポジション:内野手
・投/打:右投/左打
東北楽天ゴールデンイーグルスの育成枠第4位指名は澤野聖悠選手です。
小学校から野球を始め、中学時代は大田シャークボーイズで硬式野球を行ってきました。
中学卒業後は、東京学館浦和に進学。主に遊撃手と三塁を守りレギュラーとして活躍。
2年生の冬には千葉県選抜に選ばれ渡米遠征経験を積んでいます。
3年夏の千葉県大会も2回戦で敗れてしまい甲子園経験はありません。
高校卒業後は2018年からハワイ大学でプレー。1年目からレギュラーを勝ち取り、通算で打率.3216、安打数118本、本塁打4本打点43得点の活躍を見せています。
身長183㎝体重86㎏と体格に恵まれ、バットコントロールが良く広角に打ち分ける技術を持ちます。
来年で26歳と時間はあまり残されていませんが、海外で培った経験を生かして日本のプロ野球界で活躍してほしいですね。
東北楽天ゴールデンイーグルス2019年指名選手まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は東北楽天ゴールデンイーグルスの2019年指名選手一覧を紹介していきました。
前述した通り、今回の東北楽天ゴールデンイーグルスは各ポジションバランスよくドラフト指名をしています。
彼らが今後成長して東北楽天ゴールデンイーグルスの中心となりチームを背負う日が楽しみですね。
個人的には指名1位の小深田大翔選手に注目をしています。
打撃に課題をもつ東北楽天ゴールデンイーグルスを救う救世主として活躍が期待したいですね。。
最後までお読みいただき誠にありがとうございます。