今回の記事では、2019年のドラフト会議で東京ヤクルトスワローズが指名した選手をまとめてみました!
毎年、ワクワクするドラフト会議。
今年のスワローズは育成選手での指名は行いませんでした。
今回、スワローズが指名した選手はどんな選手でしょう!
それではみていきましょう!
目次
2019年の東京ヤクルトスワローズ・2019年ドラフト指名選手一覧
2019年にスワローズが指名した選手の一覧は下記の通りです。
明日の入団発表を前に神宮球場を見学! pic.twitter.com/Dpew64NY4o
— 東京ヤクルトスワローズ公式 (@swallowspr) December 2, 2019
- 1位: 奥川恭伸 / 投手 / 星稜高
- 2位: 吉田大喜 / 投手 / 日体大
- 3位: 杉山晃基 / 投手 / 創価大
- 4位: 大西広樹 / 投手 / 大商大
- 5位: 長岡秀樹 / 内野手 / 八千代松陰高
- 6位: 武岡龍世 / 内野手 / 八戸学院光星高
東京ヤクルトスワローズ・2019年ドラフト指名選手紹介
今回、スワローズは6選手を指名しています。
スワローズは上位4名を投手で指名しています。
狙いがわかりやすく、投手陣のテコ入れをしようとしています。
ヤクルトは昨季、チーム防御率が4.78でした。
12球団の中でもワーストの防御率となっています。
高津臣吾新監督も、監督就任会見で「投手陣を再建する。そこがチームを立て直す一歩だと思っている」と話をしていました。
特に奥川選手以外の投手陣は大学出身投手となります。
今回のドラフトでは投手陣の即戦力を多く獲得したという印象です。
投手陣以外で指名した選手は内野手の選手です。
こちらはどちらも高校生からの出身なので即戦力としてではなく、今後の育成を含めての指名となっているという印象です。
レギュラーの外野手が高齢化しています。
そのため、私個人的には、即戦力となる外野手を一人はとっても良かったのではないかと思っていますが…
それでは具体的に各選手の特徴を紹介していきます。
第1位:奥川恭伸選手
午後一番の入寮は
奥川恭伸選手です。
宜しくお願いします。 pic.twitter.com/4nLUYvuQZe— 東京ヤクルトスワローズ公式 (@swallowspr) January 5, 2020
名前:奥川 恭伸 (おくがわ やすのぶ)
生年月日:2001年4月16日
出身地:石川県
出身チーム:星稜高校
ポジション:投手
投/打:右投/右打
ヤクルトの1位指名選手は2019年甲子園準優勝投手でドラフトの目玉選手であった奥川恭伸選手となっています。
特徴はなんといってもストレートです。
最速158km/hを投げることができます。
高校生離れしたプロ顔負けの急速ですよね。
そのほかにもスライダー・チェンジアップ・カーブ・シンカーなどを投げることができます。
これらの変化球も精度が高くて変化球でバッターを三振にとることができます。
奥川選手のこれまでの経歴を紹介しますと中学生時代には全国優勝を経験しています。
高校は星稜高校に進学をすると1年生の春からベンチ入りを果たします。
2年時の春の選抜では144km/hであった急速も夏の甲子園では150km/hまで伸ばしています。
この時点からでもポテンシャルを感じる選手ですよね。
そしてU-18日本代表にも高校2年生で唯一選出されています。
夏の甲子園予選では奥川選手を温存していました。
調整登板として、三回戦の金沢大付戦でリリーフ登板を果たしています。
そこで、自己最速を大幅に更新する158km/hを記 録しています。
奥川選手の活躍もあり甲子園出場を果たしています。
最後の夏は決勝まで駒を進めますが惜しくも負けてしまい準優勝でした。
その後のU-18日本代表にも2年連続で選出をされています。
先発投手部門でベストナインにも選出をされています。
こういった活躍もあり今回のドラフトの目玉となっており、各球団のスカウトから熱視線が送られていました。
前述した通り、ストレートと切れのある変化球が持ち味です。
唯一課題があるとするとクイックです。
プロ野球の世界では1.2秒台が及第点とされますが、奥川恭伸の場合1.6秒前後となっています。
この秒速ですと、プロの世界では通用をしません。
プロ入り後にクイックを改善することでさらに成長していく可能性があります。
5年後には球界を代表するような選手になると私個人的には感じています。
これからの成長が楽しみな選手の1人であることは間違いないです。
第2位:吉田大喜選手
午後の2番手は吉田大喜選手が入寮です。 pic.twitter.com/sEbpHUE35L
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名前:吉田 大喜 (よしだ だいき)
生年月日:1997年7月27日
出身地:大阪府
出身チーム:日体大
ポジション:投手
投/打:右投/右打
2位で指名した吉田大喜選手は大学生からの指名になります。
最速150km/hの速球とスライダー、フォークなど幅広い球種をなげることができます。
制球力も良く、即戦力として期待できます。
これほどの素晴らしい投手なのですが、甲子園出場経験は意外にもないです。
最高成績は高校2年生時の府大会3位です。
この大会でも吉田選手は活躍をしています。
しかし、プロ志望届を出すも、指名漏れという形になっています。
大学は日体大に進学をします。
1年生の秋からリーグ戦に出場をしています。
4年生の春に防御率に関しては リーグ1位の成績となっています。
そういった活躍もあり、大学野球日本代表にも選出をされています。
吉田選手の特徴は最速150km/hのストレートに加えて、カーブ、フォーク、スライダー、チェンジアップという多彩の変化球にもあります。
特にフォークは通常の落ち方と違いジャイロ気味に落ちていきます。
そのため、簡単に打つことができなく決め球としても使うことができます。
さらに制球力も高く、四死球を出さない ピッチングができます。
大学に入り球速を伸ばしている点からまだまだプロ入り後も伸びていく可能性があります。
今後が楽しみな選手の1人です。
第3位:杉山晃基選手
あけましておめでとうございます。
入寮一番乗りは
杉山晃基選手
宜しくお願いします。 pic.twitter.com/n2keenN06U— 東京ヤクルトスワローズ公式 (@swallowspr) January 5, 2020
名前:杉山 晃基 (すぎやま こうき)
生年月日:1997年6月25日
出身地:東京都
出身チーム:創価大
ポジション:投手
投/打:右投/右打
続いての指名選手も投手です。
こちらも大学生を指名しています。
最速154km/hを投げることができる杉山晃基投手です。
中学時代には全国大会の準優勝経験があります。
しかし、高校時代は甲子園出場の経験はないです。
高校時代の最高成績は岩手県大会でのベスト8となっています。
高校卒業後はプロ入りできずその後、創価大に進学をしています。
1年生の春からリーグ戦出場を果たしています。
大学2年生の時に自己最速となる154km/hをオープン戦ですが投げています。
リーグ戦でも大学2年生ながら秋季リーグMVPにも選出されています。
それだけでなく最優秀投手とベストナインにも選ばれています。
特徴は前述した通り、最速154km/hのストレートです。
変化球もスライダー・フォーク・ツーシーム・カーブを投げることができます。
特にフォークに関しては、ストレートが150㎞/h前後、フォークが130㎞/h台と球速差があるので、打者にとってタイミングがとりにくい球種といえます。
課題としては制球力に難がありそうです。
キャッチャーが構えたところに投げ込めないシーンもあります。
この制球力が改善されていけばスワローズでも先発 ローテを任される投手になること間違いなしです。
今後が楽しみな選手の1人です。
第4位:大西広樹選手
続々と入寮してます。
3番手は
大西広樹選手が入寮です。 pic.twitter.com/ZrouKJ3cjo— 東京ヤクルトスワローズ公式 (@swallowspr) January 5, 2020
名前:大西 広樹 (おおにし ひろき)
生年月日:1997年11月8日
出身地:奈良県
出身チーム:大商大
ポジション:投手
投/打:右投/右打
スワローズが4位指名したのも大学生投手の大西広樹選手です。
大西選手は大商大出身の投手です。
高校時代も付属高校である大商大高に進学をしていました。
甲子園出場はないものの1年生の夏からベンチ入りをしています。
3年生の夏の大阪府大会予選では、3回戦で16奪三振を記録しています。
こういった活躍もありスカウトに注目をされていましたが、プロ志望届を出さずに大商大に進学をしています。
大学1年時からリーグ戦に出場をし、2年生の時には最終戦の京都産業大学戦で完投勝利し、リーグ優勝を成し遂げています。
また、大西選手個人としても最優秀投手賞と新人賞の2つを獲得しています。
4年生春のリーグ戦でも優勝を成し遂げる活躍をしています。
大学のリーグ戦での防御率は1.65と安定をしており、変化球もフォークやスライダーと多彩な球種を投げることができます。
まだまだ、22歳と若いのでこれからが楽しみな選手の1人です。
今後の成長に期待していきましょう!
第5位:長岡秀樹選手
2番手は、長岡秀樹選手です。宜しくお願いします。 pic.twitter.com/f51ORdDaSP
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名前:長岡 秀樹 (ながおか ひでき)
生年月日:2001年9月26日
出身地:千葉県
出身チーム:八千代松陰高
ポジション:内野手
投/打:右投/左打
スワローズが5位指名した選手は内野手の長岡秀樹選手です。
5位指名で初めて野手の選手を指名した形になります。
八千代松陰高でプレーをしていた選手です。
高校時代の最高成績は県予選準優勝で惜しくも甲子園出場とはなりませんでした。
長岡選手は1年生の時からベンチ入りを果たしています。
3年時にはZOZOマリンスタジアムで右中間にホームランを放っています。
プロでもホームランを打つことが 難しいといわれている球場でホームランを打っているのでパワーはあります。
ショートの選手で、守備力もあり千葉県内NO1ショートとも呼ばれていました。
バッターとしてのセンスと守備のセンスもあるのでこれからが楽しみな選手の1人です。
期待していきましょう。
第6位:武岡龍世選手
入寮の大トリは武岡龍世選手でした。宜しくお願いします。 pic.twitter.com/DWcCQp4R38
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名前:武岡 龍世 (たけおか りゅうせい)
生年月日:2001年5月28日
出身地:徳島県
出身チーム:八戸学院光星高
ポジション:内野手
投/打:右投/左打
スワローズが6位で指名した選手は長岡選手と同じく高校出身の内野手の武岡龍世選手です。
武岡選手は中学・高校時代に年代別の日本代表に選出されている有望株です。
高校時代は1年時からレギュラーとして活躍をしています。
2年生の秋の大会からキャプテンを任されており、明治神宮大会にも出場をしています。
夏の県予選では6割近い打率をマークし、チームを甲子園出場に導いています。
甲子園ではホームランを放つ活躍をみせU-18日本代表にも選出されています。
身体能力も高く、50m走5秒9と俊足の持ち主です。
また、守備範囲も広く攻守にわたって活躍ができる選手です。
バッティングも左右に打ち分けができ、パワーもあります。
走攻守揃っている選手となっています。
今回のドラフトでも各球団のスカウトからの評価も高く、今後の成長が楽しみな選手です。
今後の活躍 次第でさらに成長する可能性が大きい選手です。
東京ヤクルトスワローズ2019年指名選手・まとめ
いかがでしたでしょうか?
スワローズの2019年ドラフトまとめについて紹介してきました。
補強ポイントである投手陣を多く指名した印象です。
他の球団と比較しても野手ではなく投手の指名が全体的に多くなっています。
投手は即戦力として期待のできる選手を中心に指名していますね。
まだまだこれからの選手も多いと思いますのでこれからの成長が楽しみですね!!
以上が、たすくすがまとめる2019年スワローズの指名選手一覧まとめでした。
最後まで読んでいただき誠にありがとうございます。