2019年の埼玉西武ライオンズドラフト指名選手まとめ

2019年の埼玉西武ライオンズドラフト指名選手まとめ

今回の記事では、2019年のドラフト会議、埼玉西武ライオンズが指名した選手をまとめてみよう!


今回、埼玉西武ライオンズが指名した選手は育成選手も含めて9選手だね


毎年、色んなドラマが生まれるドラフト会議。
今回、埼玉西武ライオンズが指名した選手はどんな選手だろう?


みていってみよう!

指名選手一覧

今シーズンは、CSでソフトバンクに敗れてしまいましたが、1997年と1998年以来のリーグ連覇を達成したライオンズ。

そんな埼玉西武ライオンズが2019年にドラフト会議で指名した選手一覧は下記の通りです。

今回、指名した選手は高校生2人、大学生1人、社会人6人の計9名となっています。

若い選手の指名というよりは、即戦力の補強といった指名内容といえます。

また、ポジション別でみると、投手6人、捕手1人、内野手1人、外野手1人となっており、圧倒的に投手の指名数が多い結果となっています。

これらの指名から、今回のドラフト指名は投手の獲得に重きを置いている印象ですね。

もともと1位指名は高校BIG4の大船渡高校、佐々木朗希投手でしたがハズレてしまいました。

このことからも、即戦力となる投手が欲しかったことが想像できます。

1位指名を外しはしましたが、宮川選手をハズレ1位で指名し、獲得に成功するなど投手の補強はまずまず。

来年度のローテーション入りを期待したいですね。

MEMO


2019年のシーズンは、打撃が好調でリーグ優勝を果たしたものの投手陣のチーム成績は平均防御率4.35とリーグ最下位。さらに、与四球は93とパリーグ6チームの中でダントツのワースト記録となっています。


このような結果からも、今回のドラフトで投手陣を補強しました。

来シーズンは新人の活躍で投手陣の再建をはかりたいですね。彼らがどこまで成長しチームを支えることができるのか楽しみですね。

第1位:宮川哲選手(みやがわてつ)



・生年月日:1995年10月10日
・身長体重:177㎝83㎏
・出身チーム:東海大山形高校→上武大学→東芝
・出身地:奈良県
・ポジション:投手
・投/打:右投/右打

2019年のドラフト会議で埼玉西武ライオンズが1位指名した選手は、宮川哲選手です。

宮川選手は、兄の影響で小学校の時から軟式野球を始め、中学時代には生駒ボーイズで内野手として硬式野球を始めています。

中学卒業後は、東海大山形高校に進学。進学後は1年生春よりベンチ入りを果たし、高校3年生の夏にはエースとしてチームを引っ張りました。

最高成績は県大会ベスト8。甲子園への出場経験はなし。高校時代はまだまだプロから注目される選手ではありませんでした。

高校卒業後は、上武大学に進学。投手として1年生春より試合に登板し先発と中継ぎで活躍しました。

さらに、大学4年の春季リーグ戦では、最多勝・最優秀防御率(0.65)・ベストナインと多くのタイトルを受賞しています。

大学卒業後は東芝に入社。1年生秋より全日本社会人選手権で先発を任されるまで成長しています。

最高速球は154m/hのストレートを投げ、さらに、スライダー、カットボール、カーブ、フォークなどの変化球も使いこなす。

速球と変化球はプロでも即通用するレベル。後はプロ入り後コントロールを磨けばチームを代表する投手となるに違いありません。今後の成長が楽しみな選手。

第2位:浜屋将太選手(はまやしょうた)



・生年月日:1999年1月26日
・身長体重:175㎝77㎏
・出身チーム:樟南高校→三菱日立パワーシステムズ
・出身地:鹿児島県
・ポジション:投手
・投/打:左投/左打

2019年のドラフト会議で埼玉西武ライオンズが2位指名した選手は、浜屋将太選手です。

浜屋選手は、小学校2年生の時にソフトボールを始め、中学時代は鹿児島大隅ボーイズに所属し野球をプレーしていました。

中学卒業後は、樟南高校に進学し、1年生夏より控え投手としてベンチ入りを果たしています。

そして、3年生の夏の県大会ではチームのエースとして登板して優勝。3年ぶりの甲子園出場を果たしています。ちなみに、甲子園では2回戦で7回途中5失点で敗退しています。

高校卒業後は三菱日立パワーシステムズに入社。1年目より中継ぎで公式戦に出場、2年目からはチームの主力として活躍。

第71回JABA九州大会ではチームの優勝に貢献し、3年目の社会人野球選手権大会出場を果たしています。

最高148km/hを記録するストレートを武器に鋭いスライダーで三振を奪う。

変化球は、スライダーに加え、チェンジアップ、カーブ、フォークを操ります。

社会人野球で培った経験をプロの世界で存分に発揮してもらいたいですね。

第3位:松岡洸希選手(まつおかこうき)



・生年月日:2000年8月31日
・身長体重:180㎝81㎏
・出身チーム:桶川西高校→BCL/武蔵
・出身地:埼玉県
・ポジション:投手
・投/打:右投/右打

2019年のドラフト会議で埼玉西武ライオンズが3位指名した選手は、松岡洸希選手です。

松岡選手は、ヤクルトスワローズに所属する青木選手にあこがれて小学校1年生の時に浦和ビッグウェイブで野球を始めています。

中学時代も野球を続け、高校は桶川西高校に進学。高校入学当時は身長154㎝と非常に小柄でしたが高校3年間のあだで身長179㎝にまで成長。

また、高校時代より投手として登板するようになり、最速143km/hの速球を投げるようになりました。

高校時代は県大会で目立った活躍ができず甲子園への出場経験もありません。

そして、高校卒業後、BC埼玉武蔵に入団。入団後サイドスローに転向したことで才能が開花。

球速も最高149km/hを記録するまでに成長しました。

元ヤクルトの林昌勇を参考にした投球フォームが特徴的で、サイドスローから繰り出されるスライダー、チェンジアップ、カットボール、カーブは切れ味抜群。

成長著しい選手のため、プロ入り後もさらなる成長が見込める逸材。今後の成長も楽しみな選手ですね!

第4位:河野涼多選手(かわのりょうた)



・生年月日:2001年6月28日
・身長体重:178㎝78㎏
・出身チーム:九州学院高校
・出身地:熊本県
・ポジション:内野手
・投/打:右投/両打

2019年のドラフト会議で埼玉西武ライオンズが4位指名した選手は、河野涼多選手です。

河野選手は、野球に励む兄の影響で小学校4年生のときに城南クラブで野球を始めています。城南クラブでは6年生の時に投手としてエースを努めました。

中学時代は、詫麻中学校で遊撃手兼投手として活躍。軟式球ながら最速135km/hをマークしましたが、熊本県大会では準優勝どまり。

そして、中学卒業後は、九州学院高校に進学。1年生の夏よりレギュラーとして夏の大会前6試合に出場を果たし、21打数6安打5打点の活躍を見せています。

高校三年間で甲子園への出場の夢はかないませんでしたがスイッチヒッターから繰り出される思い切りのよりスイングでホームランを量産。

高校通算21本塁打の記録を残しています。

また、バッティングのみならず、遠投105m、50m5.9秒と投げても走っても素晴らしい。

身体能力が高く将来性豊かな選手。これからの成長と活躍が楽しみな選手ですね。

第5位:柘植世那選手(つげせな)



・生年月日:1997年6月3日
・身長体重:174㎝83㎏
・出身チーム:健大高崎高校→Honda鈴鹿
・出身地:群馬県
・ポジション:捕手
・投/打:右投/右打

2019年のドラフト会議で埼玉西武ライオンズが5位指名した選手は、柘植世那選手です。

柘植選手は、小学校1年生の時より矢中ビクトリーズで野球を始めています。矢内中学校時代は藤岡ボーイズに所属し、捕手として全国大会ベスト8に貢献。

中学卒業後は、健大高崎高校に進学。1年生秋より正捕手の座を勝ち取り活躍。2年夏にはレギュラーとしてチームを引っ張り県大会優勝、甲子園ベスト8入りを果たしています。

高校3年生の春と夏にも甲子園に出場を果たし、甲子園10試合で打率.295、13安打の大活躍を見せています。

高校通算本塁打は32本。

高校卒業後は、Honda鈴鹿に入社。社会人2年目より正捕手として活躍。社会人野球日本選手権大会ではベスト8入りに貢献しています。

2塁到達タイム1.8秒に強肩と思い切りのいいフルスイングが持ち味。

さらに守備力も高く即戦力として期待がかかる捕手。

開幕1軍を目指してキャンプで周りの評価を高めてほしいですね。今後の活躍に期待しましょう。

第6位:井上広輝選手(いのうえこうき)



・生年月日:2001年7月17日
・身長体重:182㎝82㎏
・出身チーム:日大三高
・出身地:神奈川県
・ポジション:投手
・投/打:右投/右打

2019年のドラフト会議で埼玉西武ライオンズが6位指名した選手は、井上広輝選手です。

井上選手は、小学校1年生の時より恩名ソフトでソフトボールをプレーしました。小1から小6まではソフトボールのみの経験でしたが6年生の時には日本代表として世界大会に出場した経験があります。

中学進学後は、相模ボーイズという硬式野球チームに入部。2年生まで相模ボーイズに所属し3年生の時には海老名シニアに移籍しました。

また、中3の時には南関東選抜にも選ばれています。

中学卒業後は、日大三高に進学。名門校である日大三高で1年生の夏よりベンチ入りを果たしています。

高2の春と夏には甲子園出場を果たし速球も最速151km/hをマークするまでに成長。

さらに、甲子園での活躍が認められU-17日本代表にまで選出されています。

常時140km/h台のストレートに加え、スライダー、チェンジアップ、シンカーと変化球も多彩。

コントロールも良く投手としてすべての面でハイレベル

まだまだ伸びしろがある井上選手の今後の成長と活躍が楽しみですね。

第7位:上間永遠選手(うえまとわ)



・生年月日:2001年1月31日
・身長体重:180㎝79㎏
・出身チーム:柳ヶ浦高校→四国IL/徳島インディゴソックス
・出身地:沖縄県
・ポジション:投手
・投/打:右投/右打

2019年のドラフト会議で埼玉西武ライオンズが7位指名した選手は、上間永遠選手です。

上間選手は、小学校1年生の時より野球をスタートし、小学校4年時に投手を始めました。そして、中学入学後には沖縄ダイヤモンドベースボールクラブで硬式野球を始めています。

中学時代は全国大会で準優勝を経験。

高校は柳ヶ浦高校に進学。速球を最速144km/hまで伸ばしたが、3年夏の最後の県大会は決勝戦で惜しくも敗れ甲子園出場は果たせませんでした。

その後、四国アイランドリーグ徳島インディゴソックスに入団。

徳島インディゴソックスでは2019年シーズンで15試合に登板して4勝4敗、防御率1.40、奪三振64の成績を記録し優秀防御率のタイトルと投手ベストナインに選出されています。

140km/h台後半のストレートとカットボール、シンカーが武器。

これからの活躍に期待。

第8位:岸潤一郎選手(きしじゅんいちろう)



・生年月日:1996年12月8日
・身長体重:174㎝78㎏
・出身チーム:明徳義塾高校→拓殖大学→四国IL/徳島インディゴソックス
・出身地:兵庫県
・ポジション:外野手
・投/打:右投/右打

2019年のドラフト会議で埼玉西武ライオンズが8位指名した選手は、岸潤一郎選手です。

岸選手は、小学校2年生の時成徳イーグルスで野球を始め、6年生の時には金楽寺少年野球クラブに所属を変えています。

中学時代は、部活ではなく西淀ボーイズに所属ここではキャッチャーや内野手として活躍していたそうです。

中学卒業後は、明徳義塾高校に進学。1年生の春よりベンチ入りを果たし夏には4番ライト兼投手で甲子園にも出場。

また、2年に夏にも甲子園を経験。高校通算24本塁打を放ち、U-18日本代表としてアジア選手権にも出場するなどの活躍をみせています。

そして、高校卒業後は拓殖大学に進学。進学後、すぐに肩やひじの故障に見舞われ3年秋には大学を中退し、四国アイランドリーグ徳島インディゴソックスに入団しています。

2019年外野手としてリーグ戦69試合、全試合出場を果たし、打率.265、3本塁打、25打点、35盗塁の成績を残しチームの総合優勝に貢献。

50m5.8秒の俊足が持ち味。プロの世界でも俊足を生かして攻守にわたって活躍が期待したい。

岸選手の今後の活躍に目が離せませんね。

育成第1位:出井敏博選手(でいとしひろ)



・生年月日:1997年4月29日
・身長体重:185㎝70㎏
・出身チーム:埼玉栄高校→神奈川大学
・出身地:栃木県
・ポジション:投手
・投/打:右投/右打

2019年のドラフト会議で埼玉西武ライオンズが育成枠1位指名した選手は、出井敏博選手です。

出井選手は父親のすすめにより小学校3年生の時に野球を始めています。中学時代も乙女中学校で野球を経験。

そして高校は野球の強豪校である埼玉栄高校に進学。高校1年生の時からベンチ入りをはたしています。

埼玉県大会ベスト8が最高成績で甲子園への出場は果せませんでした。

高校卒業後は神奈川大学に進学。1年生の秋よりリーグ戦に出場。大学4年間で計12試合に登板し1勝1敗防御率3.03の記録を残しました。

身長186㎝と角度のあるストレートは最速143km/hを記録し、スライダー、フォーク、ツーシームなどの変化球も使いこなす。

将来性が高くこれからの活躍が楽しみな選手。まずは支配下登録を目指します。

埼玉西武ライオンズ2019年指名選手まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は埼玉西武ライオンズの2019年指名選手一覧を紹介していきました。

前述した通り、今回の埼玉西武ライオンズは即戦力となる投手を数多く獲得しました。

彼らが今後、成長していき、埼玉西武ライオンズの投手陣の再建として活躍するのが楽しみですね。

個人的には指名6位の井上広輝選手に注目をしています。

最速151km/hのストレートとコーナーを投げ分ける制球力をもとにチームの主力として活躍してほしいですね。

最後までお読みいただき誠にありがとうございます。

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