AB6IX(エイビーシックス)メンバーのプロフィールや魅力、経歴を徹底解説

AB6IX(エイビーシックス)メンバーのプロフィールや魅力、経歴を徹底解説

2019年に誕生した期待のアイドルグループAB6IX。日本にも公式ファンクラブを持つほどの人気で、その人気は世界中に広がっています。

今回はAB6IXの経歴やメンバーについて紹介していきます。

AB6IXってどんなグループ?


2019年5月にデビューした5人組ボーイズアイドルグループです。

グループ名の読み方は「AB6IX(エイビーシックス)」です。5人組なのになぜ「6」なのか?これは「5人のメンバーとファンが合わさって初めて完全になる」という意味で、ファンを数えた「6」なんです。

MEMO

愛称は「イェッピ」です。日本のファンからは「えび」「えびちゃん」と呼ばれることも。

また、AB6IXとしてデビューする前はBRANDNEW BOYSとして活動しており、その絶対的な完全体を意味する「ABSOLUTE SIX」と、BRANDNEW MUSICの新たな地平を切り開いていく5人のメンバーとファンの融合を意味する「ABOVE BRANDNEW SIX」の略でもあるそうです。なんだか哲学的な雰囲気です…。

ファンの呼び方は「ABNEW(エビニュー)」です。「AB6IXと一体となって、共に新しい道を歩いていく6番目のメンバー」という意味が込められています。ファンもAB6IXの一員です!

BRANDNEW BOYSと呼ばれていたイム・ヨンミンキム・ドンヒョンパク・ウジンイ・デフィの4人にJYPエンターテインメントの元練習生として活動していたチョン・ウンが加入しAB6IXになりました。

しかし、デビューまでの道のりは簡単なものではありませんでした。彼らがどうやってAB6IXになったのかを解説したいと思います。

2017年にMnetにて放送された公開オーディション番組「PRODUCE 101(Season 2)」に所属事務所BRANDNEW MUSIC代表としてヨンミン、ドンヒョン、ウジン、デフィが出演しました。

BRANDNEW MUSICといえばHIP HOP歌手を輩出している事務所で有名だったので、アイドルグループを作ろうとしていたことに最初は審査員も驚いていました。「ちょっとライマー(代表)に確認するわ!」と言う審査員までいたくらいです。

この番組では、最初に練習生の実力を見てクラス分けを行うのですが、有名アーティストの曲をカバーする練習生が多い中、彼らは完全オリジナルの曲「HOLLYWOOD」を披露して審査員を驚かせました。

しかも、この曲はデフィが作詞・作曲・編曲を、ウジンが振り付けを担当したものだったので、「このままでもデビューできる」と審査員が評価したほどでした。

最終的にヨンミン、ドンヒョンは途中で脱落、合格者のウジンとデフィがWanna Oneとしてデビューすることになりました。その後ヨンミンとドンヒョンは「MXM(エムエックスエム)」としてユニット活動しています。

2019年にWanna Oneとしての活動を終えたウジンとデフィ、MXMとして活動していたヨンミン、ドンヒョンが再び集まることになりました。ファンは、このまま4人でのデビューか!?と考えていたようです。

2019年4月にAB6IXがデビューするまでのリアリティ番組「BRANDNEWBOYS」の放送が決定します。そこで、AB6IXに新たなメンバーを迎えようという話が始まりました。

番組内で、メンバー同士の話し合いが行われます。そこで、4人体制では音楽のバリエーションに限界があると判断。以前からMXMのステージなどでバックダンサーを務めていた練習生チョン・ウンを正式メンバーとして迎え入れることになりました。ウンの加入は事務所が決めたことではなく、メンバーによる推薦でした。

BRANDNEW MUSICの代表であるライマー代表に相談すると、5人での舞台を準備するようにと課題を与えられます。ライマー代表もHIP HOP界の第一線で活躍していたアーティストなので、簡単には許可してくれませんでした。

悩んだメンバーは「PRODUCE 101」でも披露した「HOLLYWOOD」を完全体の状態にして披露することを決め、新メンバー候補のウンを交え練習を始めますが、ウンにとっては初めての曲だったので思うように踊ることができませんでした。

ウンは誰もいない練習室で1人黙々と練習をして、メンバーもそれぞれが足りないところを補い合い、見事ライマー代表の許可をもらうことができました。こうしてAB6IXデビューの準備が整いました。

2019年4月26日、BRANDNEW MUSICより「HOLLYWOOD」のMVを公開。AB6IXが5月22日にデビューするとSNSを通じて発表されました。さらに、デビュー日までの間にも様々なコンテンツが準備されファンを楽しませました。

2019年5月22日、1stミニアルバム「B:COMPLETE」を発表し、デビューショーケースを行いました。チケットはわずか30秒で完売するなど期待の高さが伺えます。

1stミニアルバムである「B:COMPLETE」は全曲AB6IXが作詞・作曲・編曲に携わっており、振り付けにはウジンが参加しています。ただの「アイドル」ではない、アーティスト+アイドルである「アーティストドル」であることをアピールしました。

また、5月にデビューしたばかりのAB6IXが6月に放送された音楽番組で1位を獲得するという偉業を達成しました。Wanna OneやMXMでの実績があるとはいえ、デビューしてから1ヶ月も経たないうちに1位を獲得するとは、世間の注目度が伺えます。

7月に初のファンミーティングを開催。韓国を皮切りに日本、シンガポール、台湾、香港、タイを周りました。日本のファンミーティングでは慣れない日本語を話す場面も見られました。特にウンは学生時代に日本語を勉強していたこともあり、自分の言葉でABNEWたちに感謝を伝えていました。

10月には1stフルアルバム「6IXENSE」を発売し早くもカムバック。今回のアルバムもAB6IXが制作に大きく関わっています。タイトル曲「BLIND FOR LOVE」はデフィがプロデュースした曲となっており、デビュー曲の「BREATHE」に続きプロデューサーとしての存在を見せつけました。

「BLIND FOR LOVE」でも音楽番組で1位を獲得するという成績を残したAB6IXは11月9日、10日の2日間に渡る初の単独コンサートを開催しました。

ソウルKSPO・DOMEにて行われたコンサートは、パワフルなパフォーマンスやしっとりとしたバラード、ソロ曲を初披露するなどAB6IXの魅力が詰まった舞台となりました。韓国のABNEWはもちろん、日本や海外からのABNEWも駆けつけ大盛況を納めています。

2019年にデビューしたばかりのAB6IXですが、「Asia Artist Awards」では新人賞を、「MMA 2019」ではHot Trend Awardを受賞しています。さらに2020年1月の「The 34th Golden Disc Awards」ではNext Generation Awardを、「第29回ソウル歌謡大賞」では新人賞を受賞。既に評価の高さを証明しました。

12月にはリアリティ番組「BRANDNEWBOYS」の日本版DVD発売を記念したスペシャルファンミーティングが横浜にて行われました。イベントでは歌のパフォーマンスをはじめ、DVDにも収められているワンシーンをメンバーが演じたり、ミニゲームを行なったりと、楽しいイベントになりました。

MEMO

さらに同日には日本公式ファンクラブが設立。日本のABNEWたちへ大きなプレゼントとなりました。

日本では、ABC-MARTのCMに出演したこともあります。当時はABC-MARTの店舗でCMメイキングの映像が流れたり、AB6IXのサインが店内に飾られるなどしていました。実際に店舗まで見に行ったABNEWもいたのではないでしょうか。

2020年2月には昨年の単独コンサートで披露したソロ曲を収録したアルバム「5NALLY」を発売しました。今回のアルバムもAB6IX全員が作詞・作曲・編曲に参加しています。個人のカラーが全面に出されたアルバムで、AB6IXのアルバムとはまた違った一面が見られる曲ばかりです。

MEMO

AB6IXは自身のアルバムの他にフィーチャリングにも参加しています。ぜひそちらも聞いてみてください。

2020年5月には、デビュー1周年を迎え、全世界のファンと動画配信を通じてファンイベントが行われました。約3時間に渡って行われたイベントでは、メンバーが幼稚園児に扮するシーンやメンバー同士のQAなど、ファンも一緒に楽しめる企画が盛り込まれました。そして、6月には新たなアルバムを準備してメンバーとファンで歩んで行こうと約束をしました。

しかし、待望のカムバックを前にリーダーのヨンミンが飲酒運転をしてしまい、警察に検挙されるという事態が起こりました。デビュー1周年記念イベントから約1週間後の出来事であり、ファンの間にも衝撃が走りました。

ヨンミンは知人と食事をしたあと、車を運転して宿舎へ帰ろうとしましたが、途中で警察の摘発を受けました。飲酒運転という罪の重大さと新型コロナウィルスで自粛が続いている中での飲食ということで、この出来事はニュースでも取り上げられました。

翌日からAB6IXのファンサイトには、ヨンミン脱退を求める書き込みが殺到しました。もちろん中には「AB6IXは5人である」「反省して戻ってきてくれることを待っている」といった書き込みも見られました。

また、AB6IXが新しいアルバムでカムバックする直前での出来事ということもあり、このままではAB6IXとして新曲活動ができないまま終わってしまうのでは?という不安もありました。

2020年6月4日、AB6IXが所属するBRANDNEW MUSICは、6月8日に発売予定だったアルバムを6月29日へと延期することを発表し、同時にヨンミンのAB6IXからの脱退も併せて発表しました。

ヨンミンは直筆の手紙を公開し、飲酒運転をしたことを反省していること、メンバーやスタッフ、ファンに迷惑をかけたことについて謝罪しました。そして「取り返しのつかない僕の行動に対するすべての叱責を頭を下げて深く受け止めて反省しながら生きていく」と締めました。

あまりにも突然の脱退だったためにファンの気持ちも追いつくことができませんでした。常にファンに対して感謝を伝えてくれていたAB6IXのリーダーであるヨンミンが、明日からいなくなるという事実を受け止められないと誰もが感じたと思います。

ヨンミンの脱退を受け、完成していたCDは新たに録音がし直され、ポスターなどからヨンミンの姿が消えました。しかし、タイトル曲のMVやCDのブックレットにはヨンミンの姿が残されたままになっており、最後の5人でのパフォーマンスを少し見ることができます。

コンサートや音楽でABNEWの想像以上の反応を返してくれるAB6IX。自分たちに今何ができるのかを常に考え、形にしてくれる彼らをこれからも応援していきたいです。

 

AB6IXメンバー紹介

歌のときとは違い、普段は個性が強いメンバーが揃っているAB6IX。これを見てから歌っているAB6IXを見たらびっくりすること間違いなしです!

JEON WOONG(チョン・ウン)

  • 本名:전 웅(チョン・ウン)
  • 生年月日:1997年10月15日
  • 出身地:韓国 大田広域市</li
  • 身長:172cm
  • 血液型:B型
  • ポジション:メインボーカル、リードダンサー
  • ニックネーム:ワンイップン(かわいい王)、ウンドゥンイ

ウンは練習生期間が6年程と長く、YGエンターテインメントやJYPエンターテインメントなどを練習生として渡ってきました。そのため、デビュー前から世間の認知度が高かったメンバーです。

学生時代は芸能人が多く通う学校に在籍していたため、クラスメイトに現在GOT7やPENTAGONなどで活躍するメンバーがいました。当時は他のクラスから女の子が自分たちを見に来るくらいの人気だったようです。

しかし、次々と友達がデビューしていく中、ウンは出口の見えない練習生。家族に申し訳なくて正月やお盆も練習があると嘘をついて実家に帰らなかったこともあったそうです。

練習生時代は、実力を発揮して認めてもらえたと思ったのに「来月から来なくていい」と言われ、家で泣く日々もあったようです。それでもデビューへの夢を諦めず、練習に明け暮れる日々を過ごしました。やっと掴み取ったデビューは、今までの努力が実った証拠ですね。

加入当初は「自分のことを気に入らないファンがいたらどうしよう」とか「自分が失敗したらメンバーに申し訳ない」など、どこか控えめな発言が多かったウンですが、今では率先してふざける姿がよく見られます。

MEMO

リアリティ番組では、デビューが決まったことを家族に電話で報告するシーンがありましたが、涙なしでは見られませんでした。

性格は明るく、よく愛嬌をします。愛嬌といえばデフィの専売特許でしたが「自分より愛嬌が多くなっている」とウンにライバル心を見せていました。デフィとは一緒に騒ぐ姿も見られ、お兄さんメンバーに入るウンですがAB6IXの末っ子のような存在です。笑い声に特徴があり、メンバーから真似されることも。

MEMO

挨拶では、画面から消えるくらい深いお辞儀をするところも注目ポイント!礼儀正しい性格が細かいところに垣間見れます。

メンバーにスキンシップをする姿もよく見られます。特にヨンミンとドンヒョンへのスキンシップは激しく、時には嫌がられることも。無意識にメンバーの身体を触ってしまう可愛らしい癖があるようです。過去には初対面のウジンにも自然とスキンシップをしており、ウジンが戸惑う場面もありました。

愛嬌たっぷりで可愛らしいウンですが、ステージの上ではセクシーな表情を見せます。ハスキーな声も相まって、ファンをドキッとさせる仕草が最高にかっこいい。ライマー代表も、このセクシーさに高い評価をしています。

練習生期間が長いだけあって、ダンスの基礎がしっかりとしているのでしょうか。ダンスの能力も高いメンバーです。また特技はアクロバットで「HOLLYWOOD」ではバク宙を披露しています。

日本語が上手なことでも有名です。嵐の大野くんのファンで学生時代に日本語を専攻していたこともあったそうです。そのため、AB6IXの中では1番日本語がうまいメンバーです。日本ツアーやV LIVEなどの動画配信で日本語で挨拶する姿が見られています。メンバーもわからない日本語があると、ウンに「日本語で何だっけ?」と聞く姿も見られます。

努力家でメンバーからも「性格がいい」と認められているウン。AB6IXの立派な一員として、これからも素敵な姿を見せてください。

KIM DONG HYUN(キム・ドンヒョン)

  • 本名:김 동현(キム・ドンヒョン)
  • 生年月日:1998年9月17日
  • 出身地:韓国 大田広域市
  • 身長:180cm
  • 血液型:O型
  • ポジション:リードボーカル
  • ニックネーム:ドンドン、ドンドンイ、王子

幼い頃はよくスポーツをしていたそうですが、学生時代に組んだバンドの影響でギターを始めることになりました。独学で覚えたようです。

その後、歌手になりたいと思いましたが両親に反対されてしまいます。それでも夢を諦められなかったドンヒョンは約2年間、自ら演奏する映像を両親に見せ、許可をもらいます。

最初に入った事務所はJYPエンターテインメントでした。そこの講師がBRANDNEW MUSICと縁があったそうで、事務所のオーディションを受け見事合格。練習生となりました。今の事務所に入った理由は、ドンヒョンがよく聞いていた曲がBRANDNEW MUSICのアーティストだったからのようです。

オーディション番組「PRODUCE 101」に出演しますが途中で脱落、デビューはできませんでした。その後、ヨンミンとMXMとしてデビューすることになりました。

「PRODUCE 101」でドンヒョンの知名度は上がりましたが、よりその存在感を見せつけたのがアイドルが出演する運動会でのことでした。周りのアイドルに引けを取らない外見に視聴者は「あのイケメンは誰だ?」と注目したようです。

MEMO

メンバーのデフィもドンヒョンのすっぴんを見て、その整った顔に驚いていました。

外見だけではないのがドンヒョンの魅力です。甘い歌声が心地よくてもっと聞きたくなってしまいます。ファンカフェというファンと交流できる場所では、得意のギターを弾きながら歌うドンヒョンの姿も見ることができます。

ダンスには苦手意識があるようでしたが、できないところは振り付け担当のウジンにアドバイスをもらって何度も練習するなど熱心な姿が見られました。AB6IXのダンスは繊細な動きがたくさんあり、それが魅力でもあるので相当の努力をしたと思います。

性格は優しく思いやりがあります。そして気遣いもできるパーフェクト男子です。いつも落ち着いており、自分が前に出るというより後ろでメンバーが騒いでいるのを笑顔で見ていることが多いです。愛嬌もしますが、恥ずかしい気持ちのほうが出てしまい、恥ずかしがっている姿がまた可愛い!それがドンヒョンです。

ドンヒョンはデビューについて聞かれたインタビューで、学生時代に友達と遊ぶことも旅行に行くことも全て我慢してきたと涙を見せたことがあります。その我慢と努力が今の華やかな道へと繋がったのかと思うと、さらに応援したい気持ちが出てきました。

MEMO

ウンと出身地が同じドンヒョンはAB6IXの中で「大田ズ(テジョンズ)」と呼ばれています。普段も2人で遊ぶ姿が見られるなど仲がいいです。

PARK WOO JIN(パク・ウジン)

  • 本名:박 우진(パク・ウジン)
  • 生年月日:1999年11月2日
  • 出身地:韓国 釜山広域市
  • 身長:176cm
  • 血液型:A型
  • ポジション:メインラッパー、メインダンサー
  • ニックネーム:パグーツ、チャムセ(韓国語で雀)

小学生のころから釜山にあるダンススクールに通っていたようです。そこでヨンミンと知り合い仲良くなったようですね。

ダンスの実力はその頃から定評があり、後に防弾少年団(BTS)として活躍するジミンや、カン・ダニエルとステージに上がってダンスバトルをしていたそうです。当時のステージをぜひ見てみたいと思いました。

また、「SUPER STAR K」という人気オーディション番組に出演し、ラップを披露しています。BIG BANGの曲を歌っており、T.O.Pのラップを担当していました。まだ子供だったウジンでしたが大人顔負けのパフォーマンスで周囲を驚かせました。

JYPエンターテインメントのオーディションに合格したウジンでしたが、その後デフィと一緒にBRANDNEW MUSICに移籍しています。

人見知りな性格で、オーディション番組「PRODUCE 101」に出演した際には自分の意見をメンバーに上手く伝えられずアピールもあまり出来ない状態でしたが、持ち前のラップとダンスを披露したことがきっかけで周りの関心を集め、最終的には6位でデビューメンバーに入ることができました。

AB6IXでは振り付けをウジンが担当することも。ウジンはHIP HOPだけではなく、様々なジャンルのダンスを踊ることができます。AB6IXの曲調はハウスが強めなのですが、細かく繊細な振り付けをして曲を引き立たせています。

一方でHIP HOPが強めの曲調のときはダイナミックでパワフルな振り付けをするなど、バリエーションの幅が広いことがわかります。自分が得意とするダンスに偏りがないということはウジンにとってもAB6IXにとっても強みになっていると感じました。

また、重低音のラップは迫力があり、曲の締め色になっています。これでもかというくらいに言葉を詰め込んだラップが魅力で、即興でも見事なラップを作ることができる能力を持っています。AB6IXのラップ部分はウジンも作詞に参加しています。

メンバーに対するいたずらが大好きなウジン。標的は主にヨンミンです。メンバーに目配せをしてヨンミンへのいたずらやドッキリを仕掛けるのがお決まりのパターンとなっています。ステージでは完璧な姿を見せるウジンですが、このときはまるで子供のようです。

デビュー後は、足の怪我のためステージで満足にパフォーマンスができない日々もありました。努力家で情熱的で才能あふれるウジンですから、困難があっても素晴らしい舞台を見せてくれると信じています。

LEE DAE HWI(イ・デフィ)

  • 本名:이 대휘(イ・デフィ)
  • 生年月日:2001年1月29日
  • 出身地:韓国 ソウル特別市江南区
  • 身長:172cm
  • 血液型:A型
  • ポジション:リードボーカル
  • ニックネーム:でぴ、でぴ子

子供の頃に日本で生活していたこともあるデフィ。2年くらい大阪に住んでいたそうです。その後、アメリカのロサンゼルスへ渡っています。英語名は「Davit Lee」で、英語が堪能なメンバーです。

JYPエンターテインメントのグローバルオーディションに参加して合格。単身で韓国へ戻ることになりました。途中でBRANDNEW MUSICへ移籍しています。

AB6IXデビュー前はWanna Oneメンバーとして活動していました。そのメンバーを決めた「PRODUCE 101」ではずっとデビュー圏内をキープしており、練習生の投票で決めた順位では1位を獲得。番組主題歌「PICK ME」初のセンターを務めるなど練習生からも認められるアイドル性を発揮していました。

BRANDNEW MUSIC代表のライマー代表も「アイドルになるために生まれてきた」と認めるほど自己管理を徹底しているデフィ。頭の回転が早く、自分に今何が求められているのかを瞬時に判断し実行することができます。

AB6IXの末っ子(マンネ)のデフィですが、AB6IXの敏腕プロデューサーでもあります。オーディション番組「PRODUCE 101」では、自分が作詞・作曲・編曲を行なった「HOLLYWOOD」を披露しています。当時デフィは高校生でした。すごい才能です。

また、AB6IXのデビューアルバムのタイトル曲である「BREATHE」を始め、AB6IXのほとんどの曲に携わっています。さらに元Wanna Oneメンバーや、他の歌手への楽曲提供も多数行っています。

MEMO

ワンフレーズだけのものも含めると、ストックしてある曲は数えきれないくらいあるそうです。

性格は明るく、誰とでも仲良くなれます。そのため、芸能界でも友達が多いようです。そして、いつも歌を歌っている印象です。動画配信でも急に歌い出したりと、本当に歌うことが好きなんだなと思います。歌唱力が高いため、ハッピーバースデーソングや童謡ですら上手に歌い上げます。

愛嬌もよくしますが、ビジネス愛嬌であることを公言しています。そのため、天然で愛嬌をするウンに「自分より愛嬌が多い」と苦言を言うことも。また、お兄さんメンバーに対して「1番大好きなのは?デフィでしょ??」と聞いたり可愛い弟らしさがあります。

また、テンションがいきなり高くなるのが特徴で、一度高くなると止められません。これもビジネスかと思いきや、天然らしいです。宿舎でも1人で部屋にいるはずなのにいきなり大声をあげることがあるそうで、メンバーもびっくりしていると言っていました。

身体が細く、女性と間違われそうなくらい華奢ですが意外と肩幅が広いため「この肩幅で助かっている」と本人も認めています。しかし、そのしなやかな身体から魅せる繊細なパフォーマンスは芸術作品を見ているような感覚になります。

AB6IXの中で1番マルチに活躍しているのがデフィです。音楽番組の司会やドラマやCMにも出演しています。出演しているCMの炭酸飲料は、普段の食生活でも常にその商品を飲むなどの徹底ぶり。

MEMO

言葉遣いは常に敬語を使っており、礼儀正しいところも魅力です。

マンネのデフィですが、将来は家主になって福祉センターを作りたいと立派な夢を持っています。しっかりとした将来設計をしていることに驚きました。お年寄りに無料で食事が提供できる場所を作りたいそうです。

デフィが言うことは全て実現可能な気がしてきますね。これからもプロデューサーとして、AB6IXの可愛いマンネとして活躍してほしいです。

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旧メンバー

LIM YOUNG MIN(イム・ヨンミン)

  • 本名:임 영민(イム・ヨンミン)
  • 生年月日:1995年12月25日
  • 出身地:韓国 釜山広域市
  • 身長:183cm
  • 血液型:O型
  • ポジション:リーダー、リードラッパー
  • ニックネーム:パンミン、ゼロミン、アルパカなど

中学生の頃からダンスにハマり、釜山にあるダンススクールに通っていました。メンバーのウジンもこのスクールに通っており、その頃からよく遊んでいたようです。

MEMO

ヨンミンとウジンのことはAB6IX内で「釜山ズ(プサンズ)」と呼ばれています。

それと同時にHIP HOPについても興味を持ち始め、様々なオーディションを受けていました。現在の事務所に入るきっかけとなったのもオーディションでした。

3,500人の中から見事1位に輝いたヨンミンは、HIP HOP歌手を輩出していることで有名なBRANDNEW MUSICに所属することになります。

しかし、すぐにデビューできるわけではありませんでした。そんなときにオーディション番組「PRODUCE 101」への出演が決まりました。最終結果は15位でデビュー組としては残ることができませんでしたが、ドンヒョンとMXMとして活動することになりました。

ヨンミンの性格は明るく優しい、温厚な性格です。AB6IXの中ではいじられ役となっています。特にウジンは昔からの付き合いだからか、ヨンミンを標的としたいたずらを仕掛けることが度々見受けれられます。

しかし、どんないたずらでも笑って許してしまう神様のようなヨンミン。少し天然なところもあります。そんなヨンミンの性格を知っているからメンバーたちも安心していたずらができるのでしょうね。ときどき釜山訛りが出てしまう可愛い一面も。

普段は温厚なヨンミンですが、ステージの上では立派にリーダーとしての力を発揮しています。ウジンが足を怪我してしまいステージに上がれなかったときは、ヨンミンがウジンのパートもしっかりと歌い上げ、頼もしい姿を見せていました。

また、ソロの演出で本番直前まで成功するかどうかわからなかったところを見事成功させるなど、度胸と技術の高さも見せています。このときは別ステージでスタンバイ中だったAB6IXメンバーもお互いの顔を見合わせて「さすがリーダー!」という表情をしていました。

打ち合わせのときには自分の意見を主張することはあまりありませんが、上手く後ろで舵取りをしながら正しい方向に導いてくれます。カバーしてくれるヨンミンのおかげで、様々な意見交換ができているのではないでしょうか。

そして、ラップパートをヨンミンが作詞することもあります。MXMでも作詞経験があるヨンミン。曲を聞きながらどんどん言葉を繋いでいく姿にプロらしさを感じました。

MEMO

似ている動物は「アルパカ」で、本人も認めています。

2020年5月に自身が起こした飲酒運転により、AB6IXを脱退しています。突然の脱退だったため、今後の活動は決まっていません。ずっとデビューに向けて頑張ってきたヨンミンなので、新たな環境でも音楽を続けていて欲しいと感じます。

AB6IXの定番曲・おすすめ曲

AB6IXの曲はHIP HOPやバラード、可愛らしい曲などおすすめが多すぎるのですが、その中でも代表的な曲を紹介します。

BREATHE


2019年5月に発売されたAB6IXのデビューミニアルバム「B:COMPLITE」のタイトル曲です。ディープハウス調の曲です。聞きやすい曲調なのでAB6IXの曲を初めて聞くという人にもおすすめです。

歌詞の内容は窮屈な社会から自由を求め解き放たれたいという願いや、PM2.5についての環境問題にも触れています。曲の最初にある息を吐き出す部分が印象的です。後半のボーカルグループの声の重なりも聞いてほしいところです。

BLIND FOR LOVE


2019年10月に発売された1stフルアルバム「6IXENSE」のタイトル曲です。

MVでは、片目を覆うシーンやアイテムに眼帯を使うなど「盲目の愛」を連想させています。大人っぽく変化するAB6IXを楽しんでください。ギリギリまで言葉を繋げるウジンのラップと、曲後半のヨンミンからウジンへのラップの繋ぎがかっこいいです。

HOLLYWOOD


AB6IXの始まりとなった曲でもあります。「PRODUCE 101」出演時から歌われている曲なので、ファンにとっても思い入れがある曲です。

MVではMXMとして活動していたヨンミンとドンヒョンがウジン、デフィ、そして新たなメンバーであるウンと出会ってAB6IXになるという演出が加わっています。

MEMO

この曲はAB6IXが出演した日本のCM曲にも使われています。

SHINING STARS(별자리)


ドンヒョンが作詞・作曲・編曲を行なったファンへの感謝を込めて作られた曲です。ドンヒョンが得意としているギターサウンドから始まります。

歌詞には「君に向けていつでも明るく輝いているから」「美しい僕らの場所を作るから」などドンヒョンらしいあたたかい言葉がたくさん詰まっています。AB6IXの歌唱力の高さも光る曲です。後半のウンのソロが彼の声域が広いことを証明していると思います。

답을 줘(THE ANSWER)


2020年6月に発売された2ndミニアルバム「VIVID」のタイトル曲です。

友達以上恋人未満な関係に「答えをちょうだい!」という主人公の気持ちが描かれています。この曲は男性アイドルグループ「Block B(ブロックビー)」のメンバーであるZICO(ジコ)が提供してくれた曲です。

サビの部分の振り付けを「ダンスチャレンジ」としてTik Tokやインスタグラムを通じて募集をしたところ、様々な投稿が寄せられました。また、カムバック後の活動では、音楽番組ごとに「野球チーム」「学生テイスト」など様々な衣装を着て登場するメンバーにも注目が集まりました。

AB6IXのここに注目!


デビュー前から数々の試練を乗り越えてきたAB6IX。歌唱力の高さ、ダンスやラップの技術力など既に実力が備わったメンバーばかりです。

また、「アーティストドル」を公言しているだけあって、全員が作詞作曲を手がけることができるのも魅力です。与えられたものを発表するのではなく、自分たちで思いを形にできる能力を持っています。

個人的にすごいと思うのは、イベントに出演するときAB6IXはメンバーがイントロ曲に合わせてパフォーマンスをしてから自分たちの曲へとスタンバイするという「intro」を準備しています。このintroが毎回違うんです。

デフィがピアノを披露したり、ウジンやヨンミンがソロダンスを披露したりと凝った演出を加えています。同じものを使えばメンバーの負担も少ないのに、毎回新たな挑戦をしています。練習も必要ですから、どれだけ準備に時間を掛けているのかと驚かされます。

オンとオフのギャップがすごいのも見てほしいところです。AB6IXは自分たちのことを「どたばたシックス」と言うことがあるのですが、本当にその言葉のままです。誰も止める人がいません。全員が違うことをし始めたり、人の話を聞いていなかったりは日常茶飯事です。

MEMO

公式のYouTubeチャンネルでは、AB6IXのメンバーがセルフカメラでVlogを作成しているのでぜひ見てください。個人の性格がよく出ています。

ステージ上と普段のギャップが楽しいと思えるのも実力があるからです。見えない部分での努力は並大抵のものではないと感じています。歌と日常の姿「どちらか」ではなく「どちらも」見てほしいです。

日本公式ファンクラブもあるので、日本での活動も増えるかもしれません。近くにAB6IXが来たときには、ぜひ会いに行ってみてくださいね!

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