ステイラックに所属する声優・石川界人。
高い演技力と何事にも全力な姿勢で、多くのファンに愛されている声優です。
2012年のデビューから10周年を迎え、ますます活躍の場を広げている彼。
今回は、石川界人の魅力をご紹介します。
▼あわせて読みたい!
目次
石川界人とは?
《STAFF》
石川界人が出演させて頂きました「Aniplex Online Fest 2022」にご来場、ご視聴いただきました皆様、誠にありがとうございました🙇🏻♀️✨この後、20時~「青ブタ」生放送特番がございます!是非ご視聴くださいませ!#AOF2022 #tomochan #白聖女と黒牧師 #青ブタ pic.twitter.com/qdU6gwNwvt
— Stay-Luck_Official (@stayluck_tw) September 24, 2022
1993年10月13日生まれの石川界人。
アニメ「あの夏で待ってる」でアニメの声優デビューを果たし、以降数多くの人気作に出演しています。
自身のYouTubeチャンネルを開設しており、2023年1月20日現在、登録者数は23万人を突破。
ゲーム実況や雑談を行い、ファンとの交流を楽しんでいます。
演技に目覚めたきっかけはあるトラブル
小学5年生の学芸会で、「ガンバの大冒険」という舞台を披露した石川界人。
ただ、本番中にはしゃぎすぎてしまい、舞台から落下してしまいました。
その着地の際、ポーズを決めてみたところ、保護者や先生から大絶賛されたのだそう。
彼はインタビューで「あの時褒められたのが演技をやりたいと思った理由の一つ。それがなかったら、今頃役者をやっていないかも」と語っています。
両親に猛反対された声優への道
石川界人は、高校1年生の時には声優になりたいという思いを持っていたそう。
ただ、当時は両親から猛反対されてしまったのだといいます。
しかし、決意の固かった彼は、両親を説得。
何度もやりたいと言い続け、最終的に両親は理解を示してくれました。
ただ、それは声優養成所の学費は出さないという条件付き。
彼は毎日のようにアルバイトをしてお金を貯め、自分と被る声質の声優がいない事務所であったプロ・フィットの声優養成所へ入所しました。
2014年、第8回声優アワード新人男優賞を受賞
2014年、「年度に最も印象に残った声優や作品」を称える声優アワードで石川界人は新人男優賞を受賞。
彼は授賞式で「未熟な僕が、このような賞をいただけると思っていなくて、ホントに驚きと感激で胸がいっぱいです」と驚きと感謝の言葉を口にしました。
2020年、第14回声優アワードで助演男優賞受賞
2020年には、第14回声優アワードで助演男優賞を受賞。
アニメ「ダンベル何キロ持てる?」の街雄鳴造役、「盾の勇者の成り上がり」の岩谷尚文役などでの演技が評価される結果となりました。
事務所の移籍
2021年11月、所属していた声優事務所プロ・フィットが年度末でプロダクション業務を廃止することを公表。
2022年1月から3月にかけて所属声優の移籍・独立が行われることとなりました。
続々と所属声優たちの今後の動きについて発表されていく中、石川の移籍先はなかなか発表されず、ファンからは心配の声が上がることも。
そして、2022年2月1日付で、声優の浪川大輔が代表を務める声優事務所ステイラックへ移籍することが発表されました。
この発表で、プロ・フィットに所属していたすべての声優の移籍先が確定。
石川は「新しい場所、新しい環境で気を引き締め直して活動してまいります」と今後の意気込みを語りました。
当時、石川界人は浪川大輔とABEMAの声優バラエティー番組「声優と夜あそび」にて木曜MCを担当していました。移籍以降、番組内でも石川のアーティスト写真を社長である浪川がプロデュースしたり、所属声優とスタッフが社長への本音を語るアンケートが行われたりと、社員と社長ならではの企画が行われました。
前マネージャーとの絆
2022年1月31日、石川界人は自身のYouTubeチャンネルで雑談配信を実施。
約10年間在籍したプロ・フィットの所属最終日ということもあり、最後に事務所へあいさつに行ったことをリスナーに報告しました。
「自分がここまで活動できたのは皆さんのおかげです」と、担当マネージャーとデスクに挨拶をした彼。
「業界内で会うこともあると思いますが、いったんお別れということで。ありがとうございました!」と事務所を去ろうとすると、「石川さん、あと30分くらいで台本が届きます」と呼び止められたそう。
「かっこよく決めたのに止めるやん!」と心の中で突っ込みながら、彼は結局待つことに。
カタカタとパソコンで作業をするスタッフたちに向けてラジオのようなトークを30分繰り広げ、時間を潰しました。
その後、彼は担当マネージャーの仕事が終わるまで待ち、最寄駅まで二人で話しながら歩いたのだそう。
時には大喧嘩をしながら石川の担当を7年間務めたマネージャーに「担当が変わることなく、辞めることなく、一緒に走ってこれて嬉しかった。あなたは僕の役者としての誇りです」と感謝を口にした石川界人。
そして彼は、「ぶっちゃけめちゃめちゃ寂しいっす!めちゃめちゃ心辛いっす!」とマネージャーに気持ちをぶつけますが、マネージャーは「まぁそうだよね~」とあっけらかんとした態度。
ただ、彼はマネージャーと仲が良いメイク担当のスタッフから、「ぶっちゃけマネージャーさんも寂しがってます。でも寂しいっていうと石川さんが揺らいじゃうから。石川さんメンタル強くないから、言わないようにしてるんですよ」と聞いていたのだそう。
結局、マネージャーは最後まで寂しさを口にすることなく、駅で「お疲れさまでした!ありがとうございました!」と言葉を交わしてお別れ。
石川は「最後の最後まで言わなかったな、コイツ」と思いながら、マネージャーのカッコよさに痺れたと話しました。