the peggies – 可愛くてカッコいい3人組ガールズ・ロックバンド!そのプロフィールや経歴に迫る!

the peggies – 可愛くてカッコいい3人組ガールズ・ロックバンド!そのプロフィールや経歴に迫る!

メンバー全員が20代ながら、結成して既に10年以上の活動歴を誇るスリーピースロックバンド・the peggies(ザ・ペギーズ)

可愛さとカッコよさを兼ね備えた彼女たちの音楽にあるのは、明るさや元気さ。一方で、深い共感を呼ぶ赤裸々なメッセージが、曲に込められているのも特徴です。

この記事では、the peggiesのプロフィールや経歴、おすすめ曲について紹介していきます。

the peggiesとは?

メンバー

  • ・北澤ゆうほ(ボーカル&ギター)
  • ・石渡マキコ(ベース)
  • ・大貫みく(ドラム)

the peggiesは同じ中学出身の3人で結成。

骨太なサウンドと耳に残るポップなメロディが印象的なロックバンドです。

魅力の1つは、作詞作曲を担う北澤ゆうほが紡ぐ等身大かつ表情豊かな歌詞。

研ぎ澄まされた言葉の一つ一つが綺麗で力強い歌声にのせて、聴く人の心にまっすぐ届きます。

そして、色々な種類の曲を作れるのもthe peggiesの持ち味。激しいロックな曲調からダンスミュージックまで表現の幅広さには目を見張るものがあります。

それぞれ個性豊かな3人に共通するのは、バンドが好きな気持ち。

多くの人に自分たちの音楽を届けたい想いを持ちつつ、歳を重ねても3人でずっとバンドを続けることを目標としています。

バンド名の由来

そのバンド名は、ボーカルの北澤が「ぱ、ぴ、ぷ、ぺ、ぽ」の破裂音が好きで、5つのうちのどれかから始まる名前を希望したことに由来。

最後は北澤の母親の一言で、the peggiesに決定しました。

the peggiesのメンバー

ここからは、the peggiesを構成する3人のメンバーに迫ります。

北澤ゆうほ

  • 誕生日:12月2日
  • 出身地:東京都
  • 好きな音楽:スピッツ、くるり、Weezer

北澤ゆうほは、the peggiesのボーカル&ギター担当。

人前に立つことや歌うことが好きだった北澤は、中学で出合った軽音楽部に入部。

中学3年生で初めて曲を作って以来、the peggiesで作詞作曲を担います。


※北澤が初めて作った曲『アイラブユー』

MEMO

北澤の実家は東京・神保町で明治35年から続く洋書専門の古書店「北沢書店」。

石渡マキコ

  • 誕生日:8月27日
  • 出身地:東京都
  • 好きな音楽:THEE MICHELLE GUN ELEPHANT

石渡マキコは、the peggiesのベース担当。

石渡がベースを選んだのは中学1年生の頃、軽音楽部の仮入部でベースを弾く先輩に憧れたことがきっかけ。

低い位置でベースを持つ姿が特徴的で、流れるように低音を奏でるカッコよさに目を奪われます。石渡の自由自在に動くベースの気持ち良さは必聴です。

大貫みく

  • 誕生日:4月23日
  • 出身地:神奈川県
  • 好きな音楽:はっぴいえんど、Oasis

大貫みくは、the peggiesのドラム担当。

小柄な大貫がひとたびスティックを握れば、その大きな存在感に驚かされます。しなやかにスティックを動かし、全身で力強くドラムを打ち鳴らす姿は圧巻です。

大貫が演奏する時は、とにかく笑顔で楽しそうな姿が目にとまることでしょう。

the peggiesの経歴

結成して10年を超え、固い絆で結ばれた3人。ここからは彼女たちの経歴を辿ります。

3人の出会い~本格始動

the peggiesの出会いは中学時代にさかのぼります。

中高一貫の女子校に通っていた北澤は、中学1年生で軽音楽部に入部。同い年の石渡と大貫も同じ部にいましたが、当時は友人ではありませんでした。

変化があったのは中学2年生の頃。

元々ボーカルをやりたかった北澤が、別バンドの石渡と大貫に声を掛け、the peggiesの母体となるバンドが結成されます。

中学時代はコピーバンドをしており、本格的にオリジナル曲を作り出したのは高校生になった2011年。
それから間をあけずに、ライブハウスでの音楽活動も始めます。

2012年にはオーディション「REVOLUTION ROCK」(EMIミュージック・ジャパン主催)に参加し、なんと高校1年生でグランプリを獲得!
同年開催の「EMI ROCKS 2012」のオープニングアクトとして、さいたまスーパーアリーナの舞台に立つ快挙を成し遂げました。

MEMO

「REVOLUTION ROCK」の審査員の1人は、東京事変のベーシストで音楽プロデューサーの亀田誠治(かめだせいじ)

亀田は「歌を絞り出している感じがすごい。“アイラブユー” という言葉をこんなに強烈に発声する女子を近頃見たことがなかったから、嬉しかった」と評価しています。

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インディーズ時代

芸能活動に厳しい学校だったため、自主音源のCDが問題視されることもあったthe peggies。それでもライブ活動は地道に続けていました。

その後、高校を卒業したthe peggiesの3人は、自主企画の開催など音楽活動を精力的に進めていきます。

2014年11月19日には初の全国流通音源『goodmorning in TOKYO』をタワーレコード限定で発売。EPやアルバム、シングルも続々と発表していきます。

なかでも2015年11月11日に発売したアルバム『NEW KINGDOM』のリード曲『グライダー』が話題に。
本楽曲のMVは再生回数100万回を突破し、the peggiesの認知度を高めるきっかけとなりました。

順風満帆な様子の彼女たちですが、これまでバンドの将来を真剣に話し合う機会はありませんでした。

転機となったのは2015年の大みそか。バンドの今後について、3人での腹を割った話し合いが行われます。その結果、バンドの結束はより固いものとなりました。

2016年7月には自主企画のワンマンライブが初めて完売し、同年12月に大阪と東京で行われたワンマンライブも大盛況。

実力を高めるthe peggiesの人気は着実に上昇していきます。

メジャーデビュー

そして2017年5月10日にシングル『ドリーミージャーニー』でメジャーデビュー

同年から初の全国ツアーも行われ、迫力のライブパフォーマンスに多くの観客が魅了されました。

デビュー曲を初め、the peggiesはアニメ、TVCM、映画など数多くのタイアップを獲得。彼女たちの奏でる色鮮やかな音楽は作品に彩りを添えます。

注目すべきはアニメ作品とのタイアップ。

  • 『ドリーミージャーニー』(2017年5月10日)
    TVアニメ「BORUTO-ボルト- NARUTO NEXT GENERATIONS」エンディング主題歌
  • 『君のせい』(2018年11月7日)
    TVアニメ「青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない」オープニング主題歌
  • 『スタンドバイミー』(2019年5月29日)
    TVアニメ「さらざんまい」エンディング主題歌
  • 『センチメートル』(2020年8月26日)
    TVアニメ「彼女、お借りします」オープニング主題歌
  • 『足跡』(2021年6月9日)
    TVアニメ『僕のヒーローアカデミア』第5期エンディング主題歌

ボーカルの北澤は作品に良い効果が与えられるよう意識して、楽曲制作に臨んでいます。

とくに国内のみならず海外リスナーにも届いたのが、2020年8月26日に発売したシングル『センチメートル』

恋愛における距離感を絶妙に描き出したこの曲はTVアニメ『彼女、お借りします』のオープニング主題歌に起用され、AWA急上昇ランキング1位、iTunesロック単曲1位などを次々と獲得。

MVの再生回数は、2021年7月時点で1,000万回を超えました

2021年10月20日にはメジャー2ndアルバム『The GARDEN』を発売。本作はiTunesのロックアルバムチャートで1位、総合アルバムチャートでは5位を獲得しています。

アルバム発売日にあわせてオフィシャルファンクラブ「PG Bee」が開設され、2021年10月29日からは自身最大規模の全国ツアーも開催。

飛躍を続けるthe peggiesの勢いは止まりません。

the peggiesのおすすめ曲5選

幅広い音楽で多くの人を魅了するthe peggies。
ここからはおすすめの曲を5つ紹介します。

ネバーランド

ロックバンドとしてのthe peggiesの良さが凝縮された曲です。

バンドならではの激しくカッコいいサウンドの存在感。そして、北澤の芯の強い歌声が放つ活力あふれる言葉は、聴く人に前へと進む勇気を与えてくれます。

君のせい

どうしようもなく青春の匂いを感じさせる曲。

<君のせい 君のせい>という耳に残るサビから一気に曲の世界観に引き込まれ、最後まで駆け抜けていく疾走感があります。

曲の後半で流れるギターソロのカッコよさは鳥肌ものです。

する

映画「生理ちゃん」の主題歌に起用された曲。

歌詞を書く際には、自分の気持ちから一歩引いた目線で考えることの多い北澤ですが、この曲では自分の気持ちを素直に表現しました。

激しく鳴り響くサウンドと叫ぶような北澤の歌唱にのせて、心の中にある葛藤を描いた言葉の数々が、痛いほど胸に突き刺さります。

アネモネ

恋愛における弱さを描いた曲。

涙を誘うメロディと北澤の実体験から生まれた歌詞がとにかく切なく、別れた相手を思い出す女性の想いが胸をしめつけます。

1人で静かに曲の世界に浸りたくなる、the peggiesならではの珠玉の失恋バラードです。

MEMO

『アネモネ』は『遠距離恋愛』の続編として書かれました。

足跡

駆け抜けるようなメロディが心地よい曲。

北澤がこの曲で伝えようとしたのは、「自分と向き合い、自分を愛すること」

人には強い部分があれば弱い部分もある。どんな自分でもいいのだと背中を押してくれる言葉が並びます。

気持ちがすっと軽くなり、胸に熱いものが込み上げる名曲です。

最後に

バンドが大好きな3人が集まったthe peggies。

彼女たちが織り成す音楽は、いつも私たちをワクワクさせてくれます。

表現力にさらなる磨きをかけるthe peggiesの活躍に今後も要注目です。

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