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蒼井翔太・経歴 Part.2
フリーとして活動後、株式会社Sに所属
3年間所属した事務所を離れ、フリーとなった蒼井は、2年ほど自分でライブを探して出演したり、自らミュージシャンに楽曲制作の依頼を行いました。
前事務所で自分を知り、ファンになってくれた人に「僕はここにいます」と伝えるために、必死で活動を続けた彼。
そして、彼のもとへ「ガールズフェスティバル」というイベントへの出演依頼が舞い込みます。
女性アーティストしか出ないライブイベントのオファーだったため、「これは出たら目立つかな…」と考えた彼は出演を快諾。そこで、音楽ユニットULTRA-PRISMの小池雅也に気に入られ、彼の紹介で株式会社Sの社長である佐藤ひろ美と出会います。
蒼井は佐藤に「事務所に入れてください!」と直談判し、株式会社Sの所属となりました。
佐藤は彼の声を褒めてくれ、「歌だけではなくて、声優の勉強をしてみたらどう?」と提案。そこから蒼井は歌手だけでなく、声優としての道を歩み始めました。
2014年、「この男子、石化に悩んでます。」にてアニメ初主演
2014年、アニメ作家である山本蒼美が監督を務めたOVA作品「この男子、石化に悩んでます。」にてアニメ初主演。蒼井は、ストレスを感じると身体が石化してしまう高校生の田万里歩役を務めました。
この作品では、キャストのオーディションは行われず、直接蒼井のもとへオファーが来たそう。彼は「緊張のあまり、僕自身が石化してしまいました」とオファー時のことを振り返っています。
本作で、彼は主演だけでなく主題歌も担当。作品の世界観をイメージし、蒼井自らが作詞作曲を手掛けました。
2019年、「REAL⇔FAKE」にてテレビドラマ初出演
蒼井は、2019年に俳優としてドラマに出演。天使と呼ばれるアーティストでありながらも、突然失踪してしまう歌姫・朱音を演じました。
ドラマのオープニング曲は劇中ユニットと朱音(蒼井翔太)が担当、エンディング曲は蒼井翔太が担当しました。
2022年10月、事務所を退社しフリーに
2022年10月15日、蒼井は株式会社Sを退社。
事務所の社長である佐藤ひろ美は「自分一人でやってみたい、自分の力を試してみたいのだと相談され、翔太くんの背中を押す決心をしました」とコメントを発表しました。
蒼井自身も「11年間支えてくださった事務所を卒業することを決断いたしました」と報告。新たな挑戦や恩返しをするために、今後も変わりなく仕事を続けていくと直筆のコメントをHPに掲載し、ファンに想いを伝えました。