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韓国ドラマ『ヒーローではないけれど』を盛り上げるOSTを紹介
ミュージシャンのチョン・ジェヒョンが音楽監督を務め、一時も目を離せない新鮮な脚本と演出、俳優たちの熱演で視聴者の没入を導いたストーリーに、完成度の高い音楽で濃厚な余韻を伝える『ヒーローではないけれど』の “OST (オリジナルサウンドトラック)”。
31曲の収録曲から、歌もの楽曲3曲を紹介します。
あなたと歩く季節/ソ・スビン
音楽監督のチョン・ジェヒョンがふたりの主人公の不安な関係を美しいメロディーと歌詞で表現した「あなたと歩く季節」。
温かくて繊細な感性を持ったシンガーソングライターのソ・スビンが、特有の叙情的で寂しいボーカルでドラマへの没入度を高める1曲です。
眺める/イ・ソラ
ドラマのシナリオからインスピレーションを受けた音楽監督のチョン・ジェヒョンが作曲した、エレクトロニックミュージックが基盤のボサノバ風ナンバー「眺める」。
イ・ソラの叙情的な音色と独歩的な感性で曲を表現し、曲全体を包み込む圧倒的なサウンドが惹かれていくふたりの主人公の本音を代弁する1曲です。
ラピュタ/イ・スンヨル
曲名のとおり、主人公が夢見るふたりだけの未知の世界を描いた「ラピュタ」。
「モダンロックの巨匠」と称されるシンガーソングライター、イ・スンヨルの柔らかくて太い音色から、美声の高音につながるボーカルパフォーマンスでドラマの叙事を一層細かく解きほぐす1曲です。
能力を失った超能力家族と運命の女性を通じて描く、“ヒーリングファンタジーロマンス”
2024年5月〜6月に韓国で放送された、全12話のドラマ『ヒーローではないけれど』。
うつ病や不眠症など、現代社会にありふれた“現代病”で、代々受け継いできた珍しい能力を失ってしまったある家族の姿を通して、人生と家族の“再生”を描いた“ヒーリングファンタジーロマンス”です。